一般的に、ポートフォリオというと投資商品や、投資国、投資通貨等の配分についてを指しますよね。
私は、その投資を行なうにあたって、利用する業者や金融機関についても、分散が必要だと考えています。
日本株等を証券会社で取引する分には、顧客の資産については、分別管理されてますので、例えその証券会社が倒産しても、資産は保全されていますが、もっとマイナーな投資をしている場合は注意が必要です。
例えば私で言うと、フレンズプロビデントなんかは、マン島籍の保険会社で、サポートをしてもらっている日本人のAという方がいます。
株式投資に関しては、日本の証券会社Bで取引していますし、保険については、日本で営業している外資系の2社C・Dで契約しています。
海外不動産に関しては、海外に本社のあるEという会社で契約しています。
さらに海外投資に関しては、情報不足を補うためや、投資仲間を得る意味で、いくつかの合同会社や投資クラブ等に所属したりもしています。
といった形で、いくつかの会社や情報源を分散させることで、様々なリスク分散を行なっています。
効率面からいうと、1社か2社で完結させるほうが合理的ですが、そうはしません。
ある程度分散せせることで、例えばAから説明されたことの裏取りや相談をCにしたり、Eに何かあった際に、Aに相談したりと、相互に利用することができますし、情報交換になります。
そして、合同会社や投資クラブの仲間は、様々な職業、年齢の方々がいますので、こちらも何かあったときには心強い見方になってくれるのです!
ということで、投資商品だけでなく、投資先についても、分散させておくのが利口なやり方ではないでしょうかね。