超高視聴率ドラマであった半沢直樹ですが、私も楽しく見ていた一人です。
そんな半沢直樹が終了したところで、みずほ銀行の暴力団への融資が発覚し、大きな問題となっていますね。
みずほ銀行は、暴力団への融資を頭取を含む上層部が何年も前から把握していたにも関らず、金融庁へ指摘された際には、コンプライアンス担当の副頭取は知っていたが頭取は知らされていなかったという虚偽の報告をしていたということです。
そんなことがあり、みずほ銀行はバッシングが続いている状況ですよね。
世間のほとんどは、みずほ銀行は悪といった認識だと思います。
そこで考えたいのが、半沢直樹です。
半沢直樹を見た人は、「疎開資料」ということばをドラマで何度も聞いたと思います。
金融庁の検査が入り、検査官に見られては困る資料を、自宅等に持ち帰って隠してしまうことです。
これって、現実のみずほ銀行以上の悪徳行為ですよね。
半沢直樹はそれ以外にも、国税を出し抜いたりもしていました。
まあ、あくまでもドラマではありますが、今時の金融機関(銀行・証券・保険等)がそんなことをしているとは、私には考えられません。
あと、片岡愛之助演じる、オネエ検査官を筆頭とする金融庁の方々の描かれ方についても、現実の方々は、あんなダイナミックな検査はしないですよね。
もっと、表向きは礼儀正しい、いわゆる慇懃無礼な検査オタクっぽい感じではないでしょうかね。
ですので、半沢直樹が正義の銀行マンとして描かれていることについては、ドラマを見ながらも???と、しっくりこなかったのです。。。
ということで、話題の半沢直樹とみずほ銀行について、上記のような意見をブログやマスコミで目にしないので、ちょっと書いてみました。