娯楽的佐伯作品 & 侠客国定忠治外伝 &「忠治狩り」 | KISHO director's blog

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人生のほとんどを広告マンとしての「食」に特化して考えてきた。愛食家として、これからは新しい観点で日本の「食」を考えていきたい。
もう一つ、人生とクラブライフ「ゴルフ」だ、太平洋クラブと富士カントリークラブの日常、箱根御殿場ライフを綴る。

 

「忠治」と言えば当然と国定忠治のことである・・・この「忠治狩り」の一冊はさしずめ「忠治捜査網」となりそう、忠治ご本人は最後の数ページで登場するだけ。

歴史小説というよりも時代娯楽小説、表紙絵をどう見ても赤い戦隊ゴレンジャーが登場しそう、退屈させないロールプレイン型の仕上がりです。

 

侠客国定忠治は、股肱の子分・日光の円蔵が捕縛、斬首されたのを機に、義理と任侠の地を離れ奥州路へ。上州無宿の参次から知らされた夏目影二郎は、愛犬あかを連れて忠治の後を追う。

 

将軍家慶の日光社参を控え、忠治の幻影に脅える幕府。雪降る金精峠越えで赤装束女忍び集団が影二郎たちを襲う。やがて、影二郎は追いつめられた忠治の最期を飾ろうとするが…。           

 

佐伯作品としては超娯楽版。

お暇なときにはどうぞ…。