「みをつくし料理帖」 & 「今朝の春」「小夜しぐれ」 & 一気読み | KISHO director's blog

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人生のほとんどを広告マンとしての「食」に特化して考えてきた。愛食家として、これからは新しい観点で日本の「食」を考えていきたい。
もう一つ、人生とクラブライフ「ゴルフ」だ、太平洋クラブと富士カントリークラブの日常、箱根御殿場ライフを綴る。


「みをつくし料理帖」作者は高田郁・・・・一気に5冊を読んでしまった。これでもまだ話は終わっていないが、次は何時に出版されるのやら。

「今朝の春」そして「小夜しぐれ」・・・・話は第一巻から続いている、各巻ともに4品位のメイン料理が登場してストーリーを盛り上げる。お美味しそうでもあり、江戸時代に本当かなという気持ちも巡る。
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今までのシリーズ累計5巻で100万部を突破したそうだ、売れに売れているシリーズで、これから何作出してもこのペースで売れそうだ。本のイメージからすると、時代劇や歴史ブームに若い女性が乗っかってきたと感じる・・・・装丁のイラストも色彩も、気軽に手に取れる女性を意識した物だ。


澪が料理人として勤めるつる家の事件簿の様であるが、私には江戸の風景が眺められる飲食店経営ブックにも見える・・・・何作まで続くのか確りと騙されてみたい。


江戸の人情文化と風景、オマケに食が付いてくる・・・・昭和を懐かしめる人であれば、愉しく読めるシリーズ。


角川春樹事務所のドル箱シリーズ。

「料理は人を幸せにしてくれる」・・・いいフレーズ。