皆さん、こんばんは。
桑畠(クワハタ)です。
3回目のフードフランス、続いてディナー編です。
ランチが素晴らしいかったので、自然と期待が高まります。
アミューズ・ブッシュ
根セロリのヴルーテ
心なしかランチのより、美味しく感じます。ちなみに根セロリって、セロリの根ではなく、別品種です。セリ科オランダミツバ属の根を食べる野菜。セロリに似た風味と香りですが、より繊細な印象があります。ビタミンB1、C、食物繊維が豊富で美肌効果、免疫力強化、生活習慣病の予防、貧血改善に効果があるとされています。
うんちくが長くなりましたが、素直に美味しいです。
冷前菜
カニとキノアのタブレ トマトのソルベ 冷やしたコニャックと共に
カニとキノアとピーマンの混ぜたものに、トマトのソルベが、その上に、タップナードで作ったチップスが載っています。なんとも絶妙なハーモニーを醸しだしています。カニの旨味にキノアとピーマンの触感、トマトのソルベのヒンヤリ感、宇宙級のハーモニーです。混ぜて作る料理で、これ程美味しい料理を食べたことがないかもしれません。正直食べ終わるのがもったいないです。これを食べずして、2010年のロケットダッシュはありえません。ロケットダッシュしたい方、必食です!!!
何度も言いますが、これは凄いです。
そして何とその後にレミーマルタンV.S.O.P. が注がれて、もちろん無料です。それを一気に飲み干します。
この口の中の複雑極まる融合は、一種の発明に値します。ノーベル賞ものです。
これは凄い。未だ90年もありますが、21世紀はこれを食わずして語れない程の一品です。
是非、お試し下さい。
温前菜
エスカルゴのクロケット レタスのヴルーテ
エスカルゴのコロッケです。
中はこんな感じです。
エスカルゴの上質な旨味がコロッケの中に閉じ込められ、生ハムやパセリ、ニンニクと絶妙のバランスを取っています。そして、軽めに仕上がったサラダ菜のヴルーテと一緒に食べれば、みまごうことなき美味しさかな。
既に、2品だけでノックダウンされそうです。
魚料理
ホタテ貝とフレッシュトリュフのパピヨット
ホタテとほうれん草と今が旬の黒トリュフを使った一品です。
この料理が美味しくない訳がありません。口の中に含んだ瞬間、幸せになります。生きてて良かった。大好きな方、お世話になった方、田舎のお祖母ちゃんに是非食べさせてあげたい料理です。フレッシュの黒トリュフの香りがギンギンです。キロ23万円もしますから、ギンギン、ガンガン、きまくってます。さらにうれしいのは、結構ボリュームがあります。大きめの貝柱を4個使ってます。中はもちろんレアです。ブラボー シェフ!!!
肉料理
鳩のロティ マンゴーとデーツ スパイスの効いたソース
メインデュッシュは、鳩です。火入れも絶妙で、マンゴーとデーツと言うナツメヤシの実を干したものが付け合わせです。スパイシーなソースとマッチして、この素晴らしいディナーコースのメインをはるに相応しい完成度でした。
わりとあっさりとしてきた料理で、ランチ同様、メインで、パンチの効いた料理を宛がってきました。感動です。
デザート
チョコレートのベニエ コニャック風味
これまたふんだんにコニャックを使ったチョコレートソースをベニエにします。
割ると、中からチョコレートソースが出てきます。
これは、コニャックが効いて、大人の味です。熱いのと添えられたヴァニラソースの相性がばっちりで、何個でもいけそうです。
御馳走様でしたと、お手を合わせたくなります。
ミニャルディーズ
トリュフとカヌレ
ランチ編でも言いましたが、このミニカヌレ、やばいです。
このディナーコースは稀に見る程、完成度の高いものとなっています。
残念ながらこのコースが食べれるのも26日までです。
お席は各日共に若干空いておりますので、まずはお問い合わせ下さい。
では、レストランにてお待ちしております。
ブノワ
桑畠
BENOIT/ブノワ
150-0001
東京都渋谷区神宮前5-51-8
ラ・ポルト青山10階
TEL 03-6419-4181 FAX 03-6419-4191
info@benoit.co.jp
www.benoit-tokyo.com
Lunch 11h30 - 14h30(L.O.)
Dinner 17h30 - 21h30(L.O.)
Café 11h30 - 21h30(L.O.)
水曜日定休