会社が倒産しそうなときに労働組合を作るとうまくいくことがある | 弁護士の労働問題解決講座 /神戸

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こんにちは、弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
 
この前、仕事で、区役所近くの病院に行ってきました。入り口のところにベーカリーがあって、イートインできます。
 
焼きたてのいいにおい、しかも週に1回は全品100円というので、昼ごはんに、多めに買っていただきました。
 
 
閑話休題。
 
賃金未払いが続くうちに、会社が倒産しそうといううわさが流れることがあります。
 
賃金未払いの対処は、これまで「先取特権」と言っていました。
しかし、非常事態です。とっかかりがつかめない場合もあります。
 
そういうときは、
 
労働組合を結成して会社と交渉する
 
方法をおすすめします。
 
法律相談で何度かアドバイスした方法です。けっこう、有効です。
 
労働組合は、団体交渉で会社に経営資料を出させることができます。
 
みんなで経営状態などを分析すれば、賃金の原資を見つけることもできます。
 
それをどうやって賃金確保につなげるか?
 
弁護士として、売掛金を譲り受けるなどの方法をアドバイスして成功したことがありました。
 
また、地域労組などに加入して手取り足取り教えてもらうのもいいでしょう。
 
三人寄れば文殊の知恵。
 
賃金確保のとっかかりがないときは、みんなで考えるとうまくいくことが多い。
 
また、法的なテクニックは、弁護士に相談してみてください。うまくいきます。