第7代 孝霊天皇 片丘馬坂陵 | 倭は国のまほろば…残された憧憬を訪ねて…。

倭は国のまほろば…残された憧憬を訪ねて…。

3年半かけて天皇陵、皇后陵を歴代順に廻りました。
1年半かけて宮(皇居)を歴代順に廻りました。
普段は奈良を中心に周りで起こった他愛のない出来事を綴っていきます。
ペナントレース中は甲子園球場に出没しています!
奈良まほろば検定 奈良通1級合格。

【平成26年8月30日(土)参拝】

孝霊(こうれい)天皇陵  御陵名:片丘馬坂陵  陵形:山形
所在地:奈良県北葛城郡王寺町本町3丁目

今日は偶然にも王寺ウォークで廻れたのでラッキーでした!

制札は石段を上った処にありました。










孝安天皇陵を小じんまりさせたような石畳の参道。折れ曲がった参道の上に拝所がありました。








陵から南東方向を望む。


孝霊天皇(在位BC290年~BC215年):大日本根子彦太瓊尊(おおやまとねこひこふとにのみこと)・大倭根子日子賦斗邇命(『古事記』)。いわゆる欠史八代の1人

【系譜】
父は孝安天皇。母は、天足彦国押人命(あまたらしひこくにおしひとのみこと)の女・押媛(おしひめ、『古事記』に忍鹿比売)。
皇后:細媛命(くわしひめのみこと、ほそひめのみこと。磯城県主大目の女)
第一皇子:大日本根子彦国牽尊(おおやまとねこひこくにくるのみこと、孝元天皇

妃:春日之千千速真若比売(かすがのちちはやまわかひめ、春日千乳早山香媛)
皇女:千千速比売命(ちちはやひめのみこと。『古事記』のみ)

妃:倭国香媛(やまとのくにかひめ、絙某姉、蠅伊呂泥、意富夜麻登玖邇阿礼比売命。和知都美命の女)
皇女:倭迹迹日百襲媛命(やまとととひももそひめのみこと) 箸墓古墳陵墓治定。邪馬台国を治めたとされる卑弥呼説もある。(孝霊天皇は卑弥呼の父親なのかも知れない…。)
皇子:日子刺肩別命(ひこさしかたわけのみこと。『古事記』のみ)
皇子:彦五十狭芹彦命(ひこいさせりひこのみこと、吉備津彦命)(桃太郎のモデル説)
皇女:倭迹迹稚屋姫命(やまとととわかやひめのみこと、倭飛羽矢若屋比売)

妃:絙某弟(はえいろど、絙某姉の妹、蠅伊呂杼)
皇子:彦狭島命(ひこさしまのみこと、日子寤間命)
皇子:稚武彦命(わかたけひこのみこと) 吉備氏の祖。

都は黒田庵戸宮(廬戸宮)(くろだのいおとのみや。奈良県磯城郡田原本町黒田の法楽寺が伝承地)。

孝霊天皇5年、大地に大きな裂け目ができて琵琶湖が形成され、その土が駿河国に積み上がり富士山になったという(『職原抄』)。
                                          (Wikipedia引用)

こりゃあ、もっかい箸墓行かな次進まれへんな…。

【平成26年9月6日追記】
倭迹迹日百襲媛命大市墓参拝してきました。