やっと落ち着いてきましたので自分自身の近況報告を。

引越しの片付けも終わり、
とても恩がある方が大変な状態だったのが落ち着いて
ほっとした頃のこと。

2014年の4月、
一人暮らしの父より
「十二指腸癌になってしまったので手術をする事になった」
と連絡がありました。

最近は「癌は治る病気」と言われるようになりましたが、
それでもやっぱり「大丈夫なのか」と思ってしまったり、
父も今年で80になる身、そんな年齢で手術というのはどうなのか?
と考えてしまったり。

父のほうは
「入院する日と手術日だけ付き添いしてくれれば良いから」
とあっさりしたものだったのですが
「いやいや、術後が大変だろうから」
と退院後に付き添うことを想定していました。
(自分の仕事はPCとネット環境があれば大部分は何とかなりますし)

けれども、言われていた以上に・思っていた以上に
本当に色々と大変でした!

お蔭様で手術はうまくいって、
術後も80歳にしてはとても順調だったのですが、
付き添い一つとっても、言われていた事・思っていた事とまったく違い
入院したその日から毎日付き添わざるを得ない状態。
(しょうがない事とは言え自分も仕事がありますから、
お客様にご迷惑を掛けないよう、
本当に綱渡りのような気持ちで遣り繰りしていました)

その上…他にもやはり色々ありまして
(サポートする側もなかなか大変ですよね。。。)
自分の方まで胃痙攣や結石という症状が出てしまい、
退院後の世話など「とてもじゃないけど出来ない」状態に。

それなので、父には退院後すぐにリハビリ病院に入院してもらい、
その間に介護サービスを手配して…
やっと今、父の体調も一人暮らしが出来るまでに戻り、
介護サービスを受ける事にも慣れてきてホッとしたところです。

そして、表題の「仕事と介護を両立させる為に」という事について。

これからますます介護の問題が出てくるとは思います。
しかし、自分が生きていく為にも仕事は絶対に続けていきます。
それなので、介護については「自分が出来る形」を考えて
介護サービス、見守りサービスを取り入れていこうと思っています。

正直「親世代との考えの違い」で辛いところもありますが…

実は、自分には男兄弟がいるので、
親戚筋からは「家を継ぐものがお父さんの面倒をみるべき」
というような話も出たのですが、
「息子が仕事を投げ打って、介護をした結果…」
という話も色々と耳にしている事もあって
…実際、同居して面倒を見るなら仕事を続けるのは難しいと思います…
それなので、男兄弟にお任せとは出来ませんでした。


そもそも今の時代、
「長く続く介護」「厳しい日本の経済」などなど、
昔の考えのままではもう乗り越えられない!

それですから「(兄弟、子供含め)自分たちのため」「親のため」
仕事は絶対辞めず、介護の仕方など柔軟に考えていこうと思っています。

これから先、もっと思いがけない事もたくさんあるかと思いますが…
仕事でもプライベートでも、より良い道を模索しつつ、
現実をしっかりと生きていこうと思います。

(最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。)