僕の名前はチビ ママの尊敬してる獣医さんがFBにあげてた記事だよ | 黒猫とメインクーン

黒猫とメインクーン

とっても小さかった黒猫チビさんとと臆病でフニャフニャしていたメインクーンフニャさんが2018年5月に10歳で亡くなって6月に迎えたメインクーンタビーさんと造園デザイン、施工をしている自営業の飼い主との毎日。

人間も僕たち動物も求めているのはきざな言い方で恥ずかしいけど愛なんだよね

でも一番大切なものなのに神様は時々平等には与えてくれないといつも思う

 

人も動物も生あるものそれぞれだけど少しでも愛をもらえれば良いね

僕たちが幸せなだけにそう思う

渋谷区のクリニックにいる西山先生の記事だよ

 

 

保護動物とは、飼い主がいない動物のこと。
生涯、死ぬまで面倒を見てくれるという人がいない動物のこと。
だから、動物愛護団体の施設の中で、
その人がある日、現れるまで、
じっと待っている動物たちのこと。
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あずき、20歳。老猫。
交通事故の後遺症で、ずっと排尿困難。
3歳の時から、
毎日、ずっと誰かに手伝ってもらって、排尿している。
時々痙攣発作を起こして倒れる。
うしろ足が麻痺して、もう一人で歩くことができない。
尿道カテーテルで膀胱洗浄しないと、膀胱炎になる。
だからエリザベスカラーを付けた生活。
ず~っとずっと。
保護動物になって、17年。
今でも、その人が、いつか現れて、
譲渡される日を待っている。
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でも保護動物にも、平等に時は流れる。
夏は暑くなり、冬は寒い。
新年も迎えるし、
誰も知らないけど、誕生日だって、毎年ある。
お盆だって、クリスマスだって、
普通の飼われている動物と同じように、
やってくる。
毎日、朝が来て、夜になる。
飼い猫も、保護猫も、同じように年老いてゆく。
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日本全国の、
都会から、田舎から、
北から、南から、
数えきれない数の愛護団体の施設の中で、
自治体の犬舎、猫舎のケージの中で、
保護活動のボランテイアさんの家で、
あるいは心ある優しい方のところで、
日本の保護犬、保護猫が、飼われている。
いつか、一生、責任を持って飼ってくれる人と、
めぐり会えるように、願いながら、
時が刻々と流れてゆく。
そして、その人が現れることなく、
歳をとり、老いてゆく。
ゆっくりと。ゆっくりと。
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私は思う。
日本中にいる、あずきちゃん。
日本中の、あずきちゃんをお世話する、
心優しい保護活動をされている方々。
心から感謝したい。
寒くなってきたから、
風邪なんかひかないように。
明日が、気持ちよく過ごせるように。
飼い主がいなくても、寂しくないように。
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Happy Halloween!
全国のあずきちゃんに、素敵なハロウイーンを。