夏場から盛んに繰り返されているビオレママのCMを見るたびに「なんだかなぁ。」という気持ちになります。



ターゲットがママと子供なだけに気になります。。。ガーン



子供の肌に本当に優しいものを選びたい。そんな気持ちで選んだお母さんが中身を知ったらショックを受けないだろうか?と思うのです。



ビオレは、安価でさっぱり感もありながら、乾燥を感じさせない使用感を持ち、ある意味では優秀な商品です。



さらに大手メーカーの安心感もありますよね。



でも、全成分を見ると肌に優しい!?優しいかなぁ?と個人的に疑問に思う内容なのです。



使われている合成界面活性剤は、洗浄力が高く、残留しやすいと言われるラウレス系。



そこに、保湿成分や肌表面で水分保持をする成分などを配合しています。



高い洗浄力でゴリゴリ洗って、乾燥するから保湿成分いれとこかー。という内容に見えて仕方ありません汗



これってどうだろう?と思うし、界面活性をもったまま肌に残りやすいのも気になります汗肌荒れの元ですよ。。。




本当に肌に優しい洗浄剤は「肌に必要な潤いは残しながらも不要なものだけ洗い流してくれる」のが理想です。



更に弱酸性だったら嬉しいし、肌への残留もなければ最高ですが、そんな上手い話しはなかなかありません汗



ラウレス系の合成界面活性剤は原材料として非常に安価で、なおかつ日本人の好むさっぱりとした洗い上がりを実現することから、お手頃価格の洗浄剤に多用されています。



興味のあるかたは、ドラッグストアでボディソープやシャンプーの全成分を見てみるとよいです。



子供の肌の汚れは、殆どが水で落ちるものですから、高い洗浄力は必要ありませんね。



健康な肌をもつ我が家の長女と三女は、石鹸を使うのは週に1度程度であとは、水洗いです。



肌が弱い次女は、肌の常在菌のバランスが崩れやすく、乾燥もしやすいので、洗いすぎると乾燥で肌が荒れ、洗わないと菌が異常繁殖して皮膚疾患になります。



非常に扱いが難しく私も四苦八苦していますが、健康な肌であれば、水洗いで大丈夫ですよ。



長い間、洗浄剤で洗い続けてきた肌は皮脂分泌が増えているので、いきなり水洗いにするのは難しいかもしれませんが、徐々に洗浄力をおとしたり、回数を減らしていけばOKです。



皮脂が多いなーと思う日は洗浄剤を使えばよいし。いついかなるときも毎日、選択しで洗わなければならない訳じゃないんですよ。



肌にやさしい、赤ちゃん用、敏感肌用、と記載するのに制限はありませんから、メーカーの自由ですが、一般人のイメージと同じとは限らないのがくせ者です。