問題です。
手術が決まったら、入院前の久々にゲームでも買おうと思っているのは誰?
【答え】 私です。
友達と一緒に、「カルドセプト リボルト」を買おうかと話しています。
小学校で行われる 保護者面談についての第3弾です。他の記事も、ぜひご覧ください。
【保護者面談③】
面談の進め方~短い時間で最大の効果を目指す~ ( ←いまここ )
【今日のテーマ】
限られた時間で、必要な事を伝え、引き出す 面談の進め方
面談をする時の 条件 と 理想的な展開
面談をする時の条件を確認しましょう。
① 時間が限られている (だいたい1人 15分~20分 各校によって異なる)
⇒時間が大幅に伸びると、その後の保護者に迷惑がかかる。
⇒時間内に話をし、話を聞く計画(プラン)が必要。
※私は、1日最大で10人以上 面談したことがあります。連続で面談を組んでいる場合、1人目が5分押すと、その後、全員が5分押すことになります。悲惨ですね^^;
② 教員は自分1人である。
⇒その場で答えられること と 答えられないこと をはっきりさせておく。
⇒学年全体、学校全体に関わることは、特に決定していたり、公表していること以外は単独で受け答えはしてはいけない。
⇒特に、若手の先生は、学年主任や先輩教員と入念に打ち合わせを。
※下手なことを言って、あとで訂正をすると、場合によっては自分への信頼が損なわれます。「それはこの場での即答は難しいので、確認して連絡させていただきます」と素直に伝えましょう。
③ その場に子どもはいない。
⇒子どもについての内容は、その場で確かめることができない。
⇒わかる範囲の返答を心がけ、確認できていないことは無理して答えない。
④ 場所は教室である。
⇒必要な資料は、その場にあるものだけである。
⇒追加資料、話の流れの中で必要となった書類は、後日に渡すようにしましょう。
※もちろん、次の面談が空きの時間なら、すぐに用意して渡した方がGOOD!
これらの条件を踏まえて、理想的な展開を考えると、、、
●保護者に必要な情報を全て伝える。
●保護者から、必要な情報を聞く。
●事前に考えていた以上の、話のやり取りができる。
⇒話の流れの中で、互いにさらなる情報を得る。
●↑の3つのことを、時間内に達成する。
どうしてもネックになるのは、時間内 ということですね。
面談の流れをパターン化しよう
保護者は、基本的に先生の話を聞きに来ています。
しかし、先生側から伝えるだけでなく、どの保護者からも情報を引き出すことが、後の学級経営や児童指導に役立ちます。
そこで、自分なりの面談パターンを作りましょう。
パターンを作ることで、スムーズな流れで面談が進みます。
私が使っていたパターンをご紹介します。自分のパターンづくりの参考にしてください。
鉄板!! 私の面談パターン
※ 雰囲気づくりをきちんとすることが、前提となっています。
① 面談の出だしで、今日の面談の時間と流れを伝える。( 流れ②~④ )
② 学校での様子①、学習面について話す。
③ 学校での様子②、学習以外(生活・行事の取り組みなど)について話す。
④ 家庭での様子を聞く
⑤ 最後に ご家庭から、何かあればうかがう。(時間調整)
最初に流れを伝えることで、保護者も見通しをもって面談にのぞむことができます。
教師側としては、②と③については、きちんと保護者に話さなくてはいけません。
①で流れを示すことで、要望や話したい事がある保護者も、④まで待ってもらえます。
逆に、何を話してよいかわからない保護者も、②と③の間に考えることができます。もしくは、②と③で聞いたことについて、深く聞くことができます。
教師側から、伝えるべきことを全て伝えられたら、あとは④で保護者の話を引き出すだけです。
家庭での様子(兄弟との関係、宿題の取り組み方、親子関係) から どんどん話はひろげていけるでしょう。いろいろ尋ねて、児童理解を深めましょう。
そして、時間調整と最後の締めに ⑤で家庭からの要望などを聞きます。
⑤ 「では、時間が迫ってきておりますので、最後に、ご家庭から 他に伝えておきたいことはありますか?」 と言って、時間がないこともアピールしましょう。
保護者は、次の人の時間に食い込んでまで、話したいという人は基本いません。もちろん、体面を気にしますしね。
時間がせまっていることを、柔らかく伝えることは、保護者にとってもありがたいことなのです。
⑤は終わりのきっかけを作るので、時間は本当に短くて大丈夫です。
本当に重要なことだったり、強い思いをもって伝えたいことがあったりすれば、この⑤の前に話が出ているでしょう。
もし仮に、⑤のタイミングで重要な案件が出てきたとしたら、それは後日に回しましょう。
保護者は後回しにされたなんて思いません。逆に、最後の最後になって言った事も、きちんと対応してくれると感謝されるでしょう。
という感じで説明してきましたが、実際には話がそれたり、時間を取って話さなくてはならない内容があったりと、①~⑤の通りになるとは限りません。
ただし、そういった場合はイレギュラーと考えましょう。特に大きな課題を抱える子でなければ、①~⑤のパターンでスムーズに面談できます。
先生にとっても、保護者にとっても、有意義な面談になるように、対策は立てておきましょう。
まとめ
●面談の基本的なパターン(流れ)を作って、有意義な面談にしましょう
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活字にすると、長くなっちゃいますね。
こういった説明やアドバイスなどは、直接話した方が短い時間で、深く理解できるものです。
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