問題です。
初回の記事をアップした日のアクセス数が33。
さて、アクセスしたのはどんな人?
【答え】 全て私です。
アメブロって、自分でクリックしたのも含まれちゃうんですね( ゚Д゚)
地道にがんばろうと思います。
さて、今回のテーマは、
夏休みの先生って毎日休みなんでしょ?
いやいや、けっこう学校にいる先生もいるよね、
子ども達いないのに何してるんだろう?
です。
世間や保護者がもつ夏休み中の先生のイメージとは
小学校の先生も子ども達と同じように夏休みを満喫している
10年以上前までは、そんなイメージをもっている人が多かったのではないかと思います。
子どもたちはプール以外では学校に来ないし、先生も子ども達がいなければ、
そこまで仕事はないだろうと思うのは当然ですよね。
普通は自分の小学生時代を思い起こして想像しますからね。
徐々に先生の勤務実態が世間に認知されて、
夏休みは先生も意外と忙しいのよね
って、ここ数年でだいぶ変わってきましたね。
初任者の夏休みは忙しい、それはなぜか?
実は、私も教員として夏休みを迎えるまでは、
夏休みはいっぱい休むぜ~って浮かれてました。
指導教員の先生(以後、SKさん)にこの一言を言われるまでは、、、、。
『もうすぐ夏休みだけど、、、、
1年目は、ほぼ休みはないものと思ってね💛』
私
_| ̄|○ 「は、、はい…」
私は思いました。
たしかに、なんとなくやることが多い気がするけど、、、ほとんどないとはなんだ!!
と。
これは、もしかすると嫌がらせか? 職場内でのいじめか??(←冗談ですよw)
とも。
しかし、、、数日後、夏休み中にやるべきこと(To doリスト)を一緒に確認すると、
そんなことはありませんでした。
ホントに休んでる暇も余裕もない!!
当時の私が夏休みにやらなくてはならなかったこと。。。
○水泳指導(若手なので回数多め、しかしメインではなく補助多し)
○地域行事への参加とその準備
○初任者研修~合宿~(合宿後のレポート提出)
○初任者研修~1日研修を数回~(もちろん、レポート提出)
○2学期に迫る大きな行事の準備
(子どもを学校に呼んだり、外部団体との交渉や調整を行ったり、、、これ、大変でした。)
○2学期の授業準備(1学期の未熟さを実感し、巻き返すチャンスと燃える)
○研究発表会に向けた準備(その年、研究発表校だったのです。。。)
○担当の校務分掌の仕事(夏休みにしておくべきことって、けっこうありますね)
○日直業務(どの先生にも平等な回数。自分の業務よりも日直業務を優先する)
○教室のワックスがけ
○その他、研修への参加
多いと思いました?
それとも、そんなもんだと思いました?
実は、初任者の夏休みが忙しいのは、やることが多いからではなく、
どの程度やったらいいのか、判断つかないから
なのです。
確かに、やることは多いですが、実際は他の先生も初任者と同じか、
それ以上に仕事を抱えていることが多いです。
(大規模校だと、多少は分散される、もしくは1か所に集中するので事情が違う場合も)
そもそも、先生という仕事は、終わりのない仕事 です。
やろうと思ったら、果てしなく、無限なく仕事はあります。
経験を積んでいくと、
現時点ではここまででOKとか、この部分は、この程度で十分とか、
計画的に、そして強弱をつけて仕事をできるようになります。
初任者(若手教員)はそれがわからない。
↑に記した、当時の私のやるべきことも、
もし、今の私が実行するとしたら、全て確実にこなした上で、
夏休み中に15日以上の休みを確保できる自信があります。
でも、当時の私は一つ一つの仕事が手探り、良いかどうかの判断もままならない。
それは、時間かかりますよね。
そして、夏休みを迎えると、他の先生はけっこう休みを取るんです。
それも、上手にね。
午前中は水泳指導で出勤して、午後は休暇をとる。
午後から研修だから、午前中は休暇を取って、直接研修先へ向かう。
などなど。
ちなみに、SKさんに取れる時に休みを取った方がいいとアドバイスを受け、
当時の私も有休をとりましたよ。
合計、4日間!!
自分で調整できる力はなく、仕事の隙間隙間をねらって少しずつ取りました。。。
丸1日休んだのは、2日だけでしたがね。。。
初任者(若手教師)が夏休みを乗り切るためには?
まず、大前提として、初任者や若手の先生が夏休み(それ以外も)に忙しいのは避けては通れません。
そうでないと、2年後、3年後にしっぺ返しを食らいます。
それを踏まえつつ、それでも、やはり効率よく、さらに自分の教師としての力を確実につけるための大切なポイントがあります。
それは、ずばり、
やるべきことと、やるべき進度を確認する
ことです。
やろうと思えば、仕事はいくらでもあるのが先生という仕事です。しかし、まずは、
やるべきこと、やらなくてはいけないこと
の確認ができると、自分の仕事が明確になってきます。つまり、その仕事をやらないと誰かを困らせる、という仕事です。
・初任者研修に取り組まないと、自分が困るばかりか指導教員や管理職の先生を困らせてしまいますね。
・水泳指導をやらないと、子ども達が困ってしまいますね。
・校務分掌の仕事をしないと、同じ担当の先生が困ってしまいますね。
そして、やるべきことが明確になったら、次は
やるべき進度に見当
をつけることです。
初任者研修はいつまでに、どの程度やらねばならないのか。
→提出期限から逆算して計画する。
授業準備は夏休みの前半に終わらす必要はないですよね。
→計画的に行って2学期の始業式に間に合えば十分です。
つまり、いつまでにどの程度まで行えばいいのかという見当がついていると、取り組むときの気持ちも楽になります。
夏休み中は忙しいといっても、時間はありますからね。
「いつまでに」も「どの程度」も指導教員や先輩の先生に聞くとよいでしょう。
自分で判断できそうな時も、必ず聞きましょう。
自分の判断自体が間違っていた時に取り返しがつかない上に、他の人に承認を得られると気持ちが楽になります。
気分的に楽ってのは結構、大切です。精神的に追い詰められて仕事をすると、効率は落ちる一方で、さらに自分を追いつめることになります。
(↑こうなって、困っている方は気軽にご連絡ください)
【まとめ】
●先生の夏休みはやることたくさん、でも工夫して休みも取れる
●初任者や若手の先生は、どの程度まで仕事をやればいいのか判断できない
→周りの先生に確認して、「やるべきこと」と「やるべき進度」を明確に
●「忙しいけど、気持ちは楽」 ← これが大切
教師を目指している方、現職の先生への個別のサポートも行っております。
・生活指導の悩み ・学習指導の悩み ・行事への取り組みについての疑問
・校務分掌の悩み ・同僚の先生との接し方 ・管理職との付き合い方
・保護者対応について などなど
興味をお持ちの方は「お問合せ」から、お気軽にご連絡ください。
PS
ちなみに私、教員3年目に、有休を消費しつつ、気持ちを楽に仕事ができる裏技を
発見しました。それによって、夏休みは仕事もプライベートも最高の期間となりました^^