【奇術道具】ナンバー・ロック | Small Magician MINI

Small Magician MINI

奇術道具レビューブログですよ。

『SYSTEM』が話題の紀良京佑さんが販売している商品です。
演出によっていくつかの演技が可能です。販売サイトより、現象部分を引用します。

【現象】
現象1
カードの中から数字のカードを20枚ほど取り出します。
そのカードをよく混ぜてもらいます。
演者は鍵を取り出し、テーブルに置きます。
カードの中から3枚選んでもらって、お客さんにその数字に鍵を合わせてもらうと、なぜか開いてしまいます。

現象2
お客さんに自由に言ってもらった数字を、輪ゴムでとめた名刺サイズの紙に書きます。
演者は鍵を取り出して、ダイヤル式の鍵であることを見せ、お客さんに渡します。
お客さんに、先ほど言ってもらった数字に合わせてもらうと、なぜか開いてしまいます。
演者はポケットから紙切れを出し、見てみると、そこには先ほど言ってもらった数字が、色の違うペンでハッキリと書いてあります。


現象2を演じるためには、オプションの道具が必要です。
それも、同じサイトで販売されています。

さて、この「ナンバー・ロック」自体ですが、たしかに珍しい道具です。
よく見つけたな、というのが第一印象です。
扱いはさほど難しくありません。ということは、演出次第、ということですね。

ダイヤル錠のギミックといえば、最近ではT.U.R.N.だとか、Larry's lockなどがアタリの道具で、ただ値段もなかなかのお値段なのですが、こちらはお値段も比較的おてごろです。
ただし、演技の上でのクリアさ、という点では、T.U.R.N.やLarry's lockにはかなわないかもしれません。
とはいえ、演技後の改めでは、こちらの方がクリアだしなあ……

「演技前からダイヤル錠を置いておくことができて、好きな数字であけられて、そのあとも観客に触られても困らない」という道具の登場が待たれますね。