今日は
中南米コンシェルジュの武内祐子です
ハワイから帰国した同じ日に、エクアドルから旅行会社の社長が来日。
この1週間はそちらに集中して、東京の色々な旅行会社を回っていました
同じ旅行業界でも、会社ごとにカラーがあり、客層も違っています
これから、各会社のお客様のごとにカスタマイズしたツアーを作っていきたいと思います
私が日本支社をしているスールトレックの創業者、アルフォンソは、2011年に私がエクアドルに移住した時に出会い、南米での暮らし等、色々な事を教えてくれました。
世界中の人の生き方を知る事は、自分の世界を広げ、選択肢を広げるヒントにもなります
今では彼は私にとって南米の父的存在で、考え方やライフスタイルがとても尊敬出来るので、今日はそれをシェアしたいと思います
アルフォンソは学生時代にドイツにエンジニア留学していたと言う、エクアドルでは珍しい経歴の持ち主。
(理系男子ですね)
留学後、エクアドルに帰国した後に、ドイツから友達が遊びに来て、彼らを案内していたらとても喜ばれ、自分もとても嬉しかったそうです。
それが原体験になり、エンジニアではなくトレッキングガイドとして働いた後、
25年前に外国人観光客にエクアドルを案内する旅行会社・スールトレックを立ち上げ、今に至ります。
日本でもそうですが、エクアドルでも20年以上会社を続け、パッションを維持し続けるって、決して簡単な事ではありません…
そして、私がエクアドルに行った時に年越しで滞在したジャングルロッジは、アルフォンソが15年前に建てたもの。
ハンモックはジャングルビューでくつろげる
このロッジは、実は他のジャングルロッジに比べると、動物が集まる川が遠く、動物観察にはイマイチな環境。
何故ツアーで使うには微妙な所にロッジを建てたのかな?と思っていたのですが、
実はこれは彼の夢のリタイア生活のプランの一部だったのです。
それにより、付近の村の人々の雇用も生まれます。
少しずつ買い足し、今では後ろの土地は全部彼の土地に(笑)
敷地内では畑と、魚を飼って市場で売りに行く養殖業もしています。
こうして15年前から将来のんびり農業をしながら暮らせる環境を整えて来たとのこと。
すご〜
3年後には実がなり、マイ・コーヒーが飲めます☕️
こんな準備を整えつつ、これからは益々アジアの経済が影響力を持つ様になるので、
数年後にはインドへの進出も検討中との事
でも、決してガツガツしている訳ではなく、
今を楽しむ精神性と、現実的な数字、未来を考えてワクワク行動する事のバランス感覚が絶妙〜です
私が見てきた期間だけでも、結構経営的には何度かピンチに陥ってますが、
彼はいつもポジティブな展開を信じる力を持って、何とか乗り切ってきました
だから日本以上に何が起こるか分からない南米で、
25年間も生き残って来れたのか〜とリアルに感じられるのは、凄く勉強になるんですね
今回日本で今後の展開についても話し合えた事で、これから益々協力しながら、南米と日本を繋ぐ活動も広げていけそうです