男子FSプロトコル http://www.isuresults.com/results/gpf1415/gpf1415_Men_FS_Scores.pdf
【羽生2連覇一問一答】練習に耐えた自分の体に感謝
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日は13日、バルセロナで
行われ、男子は羽生結弦(ANA)がショートプログラム(SP)に続いてフリーも
1位となり、今季世界最高の合計288・16点で2連覇した。
羽生は終始笑顔で喜びを語った。
――圧勝で2連覇した。
「自分の演技ができたことの方がうれしい。今、スケートができることが一番の幸せ。
チーム、関係者、観客、世界中のフィギュアファンに『ありがとう』と伝えたい」
――2種類の4回転ジャンプが決まった。
「出番の前に初めて(トリプル)アクセルをやった。何となく(体が)動ききらない
感覚があったから。(4回転)サルコーは跳んだ瞬間『きた!』と思った」
――中国杯での激突後の体調は。
「良くはなってきている。アクシデントによる影響はほとんど体にないと思っている。
練習に耐えた自分の体にも感謝しないといけない」
――これで完全復活か。
「ほぼパーフェクトだったのは大きな進歩だが、4回転トーループを
演技後半に入れられていない」
――けがを乗り越えて。
「アクシデントが五輪の次のシーズンで幸せだった。誰もが経験できることじゃない。
この状況に陥った中でどう練習したらいいかをつかみ、周りの支援を実感できる
機会になった」(共同
)
ケガ乗り越え快挙達成 羽生「スケートができることが一番の幸せ」
スポニチアネックス 12月14日(日)7時8分配信
◇フィギュアスケートGPファイナル最終日(2014年12月13日 スペイン・バルセロナ)
男子ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(20=ANA)はフリーでもトップの194・08点をマーク、合計288・16点で大会2連覇を果たした。
フリー、合計ともに今季世界最高点。今日は演技を終えるとガッツポーズを繰り返し、得点が表示されると跳び上がって喜びを表した。日本男子初の連覇を果たしたエースは「優勝よりも自分の演技ができたことの方がうれしい。ほぼ完璧だった」と笑顔で振り返った。
11月8日、中国杯男子フリー直前の6分間練習で中国選手と激突して頭部、左太腿など5カ所を負傷しながら2位。3週間後のNHK杯は調整不足で4位に終わったものの、滑り込みで出場を果たしたファイナルで偉業を達成。「ファン、チーム、関係者のサポートがあってこの結果になった。今スケートができることが一番の幸せ」と感謝の言葉を口にした。