講演会後のアンケートに多い回答は、
「今日から聴きます。」
これが簡単なようで、しっかり聴けるようになるには、
時間がかかるものです。
1.聴いているうちに、気になることが出てくると、
そのことばかりが気になり、頭の中はそのことばかりを考えます。
これでは聴いていることにはなりません。
2.聴いたらすぐにでも変化があると思って聴いていても、
いつまでも変化を感じられないと、
「いつまで聴いていればいいの!」と、
責める気持ちで聴くようになります。
これも聴いていることにはなりません。
心の中に不安、責め、焦りがあるままでは、
心から聴いていることにはならないのです。
話している側は、聴いてもらえていないことを感じます。
「どうせ聴く気がないんだ。」
「他のことばかり考えてる。」
「自分の話はつまらないんだ。」
「聴けばいいと思っているんだろ。」
責める気持ちで聞けば、
子どもは、親あるいは自分を責めたくなり、
焦る気持ちで聞けば、
子どもは、心配になり、
不安な気持ちで聞けば、
子どもも、不安になり、
いい加減な気持ちで聞けば、
子どもは、どうせ自分なんてどうしようもないんだと自己否定します。
聴くというのは、奥が深いのです。
まずは心静かに、1分集中して聴きます。
更に3分、何を言いたいのだろうと耳を傾けます。
あとは自然と聴く体制に入っています。
積み重ねていくうちに、聴く質が変わっていきます。
カウンセリング始めて3か月が経つ頃に気づかれたことです。
☆~~~~~~~~~~~~~~~☆
聴いているつもりだったが、
聞きながら頭では違うことを考え、
聞いていない自分に気づけた。
☆~~~~~~~~~~~~~~~☆
気づいたので、聴く質が変わります。
これからが楽しみ♪
講演会は9月25日(日)です。詳しくは下記をご覧ください。
不登校と向き合う講演会のご案内
ポチッとしていただけると親子の笑顔が広がります♪
↓↓↓
にほんブログ村