うつ病の基本的な治療は、精神療法・薬物療法・休養等があります。


休養で、心身の精神を徐々に良い方向に回復させる。

うつ病の症状は、気力が極度に低下している状態のので、充分な休養期間を得ることが必要です。


軽い症状の場合は,抗うつ薬の服用等で、仕事など普段の生活を支障なく続けることは出来るが、可能ならば完全休養とするのが理想です。


心身を気楽にゆっくりと休息させることが、重要な治療法の一つです。


うつ病になりやすい人は、真面目で責任感の強いタイプが多いので、休暇ををとって仕事を休むことに抵抗を感じる人が多いかもしれませんが、無理して仕事等を行っても能率も低下するだけです。

思い切って、休んで治療に専念する方が好ましい。


休暇で休養治療している時は、物事に対して自由に気楽に過ごし、寝たい時に寝て、何かをしたい時にして、心身をリラックスして望むのが良い結果になるといわれています。

尚、食事や生理現象は規則正しく行うようにすることです。


休養期間は、最低でも1カ月~3か月程度は必要だと言われています。

病を早く治そうと焦るのが、一番良くない方法と考えられています。

ストレスは心身に悪影響が及ぼすことは、一般に知れ渡っていますね。

自律神経失調症や消化器官障害、摂食障害・・・等様々な病の原因となる言われています。



ストレスが溜り易いタイプとは、


1)何事も完ぺき主義で、責任感が強くて生真面目。


2)負けず嫌いで、ライバル意識が強い。


3)自己評価異常に高くて、これを他人にも強いて期待する。


4)3とは逆に、自分自身の評価が低く自身を持てない、自分自身も好きになれない。


5)好き嫌い及び感情で人を判断して、言いたい事があっても我慢する。


6)せっかちな性格で、直ぐにイライラする。


7)計画していない、予定外の出来事があると不安になりやすい。


女性ホルモンは、ストレスの影響が少ないと言われています。

脳卒中や心筋梗塞などは、男性に比較して女性は少ない、

女性は、ストレスに対応する高い能力を持っている、男性より長生き出来るのも、この関係が影響しているのかも知れません。


肉体的疲労は、一過性の疲れなので疲労を回復すれば、後に引きずる心配はない。

これに対して、精神的疲労は厄介です。

身体の疲労は無いのに、精神的なストレス等で、脱力感、無気力等で何もやる気がしない状態となる。

これは、ストレスの内容の影響が大きく関係しています。

人其々の性格等の影響から、精神的疲労の原因が特定出来る場合と、出来ない場合が生じます。


精神的ストレスの症状は、微熱や頭痛、無気力、脱力感・・・等


疲労回復は、規則正しい食事と睡眠で解消することが基本です。

偏食は好ましくありません、また就寝前の間食も控えるべきです。


心の病とならない為に、夢中になれる趣味等を行いストレスを発散しましょう。

気分転換を図ることも大切です。

無の心境で、のんびり散歩するのも好いでしょう・・・!