ムー農園&マリンビレッジで
ランチと塩作りの翌日、
ムーさんにガイドしてもらって
秋の山の講習を受けました。
忘れないうちに(最近特に忘れっぽいので)
教えていただいたことの
覚え書きです。
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今回の講習は、「食べられるモノの探し方」
ってリクエストしたので
前回にも増して、気合いが入りました。
胃袋に直結する知識の方が
頭の中に入りやすいっ!
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朝10時に出発して車で移動中、
「ムーさん、ムカゴって今採れますか?」
って聞いたそばからムカゴ発見!
公園として整備された駐車場前の山の
フェンスの近くに鈴なりでした。
陽が当たる場所の方が良く育つので
山道など、人が開いた場所に
たくさんあるそうです。
山芋(ヤマノイモ)の葉っぱは見分けられるんですが
ムカゴが付いているのを見たのは初めて!
こちら採集の図
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ムーさんが、高枝バサミを使って
上の方のツルをユサユサ
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雨傘を開いてそれをキャッチ!
傘からこぼれたムカゴも
「もったいない~」って
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せっせと拾うマナchan
↑
ちょっとの間に、こんなに採れました
傘、カサ…かぁさぁ~ん!
どこからともなくダジャレが聞こえてきました
さむかったデス…○ーさん
こちらはアオツヅラフジ
葉の形は多様だそうで、山芋に似た三角の葉や
丸いものも見かけました。
でも実が全然違うので見分けられますね。
これは…
よく見かけるんですが
サルトリイバラです。
丈夫な葉っぱなので、餅などを
蒸す時に利用するそうです。
こちらはゼンマイ
これはワラビ
若葉では他のシダ植物と区別がつきにくいので
この時期に場所を覚えておいて
早春、採りに来れば良いそうです。
これはコシダ
ウラジロとよく似てる。
クチナシの実
野生の一重の花が咲くものは実を付けますが
庭木によく見られる八重咲きは
実を付けないそうです。
ネジキ
固い幹は杖などに使用するそうです。
また、葉っぱはウジを殺すので
ポッチャン式トイレの防虫に使えるそう。
こちらはソヨゴ
赤い実がカワイイ
あ!高枝バサミの先に赤とんぼ
さて、今の時期の山の幸と言えば…
アケビ
10月下旬だと、ちょっと時期が遅いそうですが
ありましたよ~~
こちらは道で会った地元のご婦人。
なかなかの収穫にご満悦でした
私たちも、結構たくさん見つけました
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どこにあるか分かりますか?
↑
これは五葉アケビの葉っぱです。
採ったばかりのアケビにかぶりついて、
種を藪の中にプププププッッッッ!!
濃厚な旨味と爽やかな甘さ!
しかも山の中で食べるって!!
採集本能(?)が大喜びっ
アケビ、ムカゴを探して
上を向いて歩いていたら…
やられました。
種子が足にビッシリ!
イノコズチと言うんだそうです。
ネバネバ・チクチクしてて痒い~~
ま、美味しいモノの代償ですな
こちらはシャシャンボという
和製ブルーベリー
幹、葉ともヒサカキ/サカキと似ていますが
サカキと違って樹皮が鱗片状。
葉の裏も葉脈に添って凸凹があるので
触ると区別できます。
ベリーが成るのは12月頃だそうで
この日は実を見ることは出来ませんでした。
でも
見分け方を教えてもらったので
森に行ったら探せるかな~
草むらにワレモコウ
秋 って感じでステキ。
花屋で売っているものより
花序が長いみたい。
こちらの白×ピンクの花はミズソバ
真っ白の花もありました。
土壌によって色が変わるそうです。
群生している様はとても可憐でした♪♪
この紫の花はツリガネニンジン
野生のものを採集して、ムー農園にも
植えてあるそうです。
最後にこちら。
さて何でしょう???
イノシシの足跡で~す
初めて見ました!感激!
四つんばいになって凝視してたら
ムーさんに「イノシシの真似しろっ!」って
無茶振りされました
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後日、ムカゴは白米と一緒に
ムー塩で炊いて
前日に農園で採ったニラを、
生のままゴマ油&生姜醤油で和えて
ナムル風にしたものと一緒に食べました。
ムカゴの食感、ちょっとネバネバしてて
かすかな山芋の風味がして、塩味と良く合う~。
ムカゴは日持ちするので
素揚げしたり炒ったり、和え物にしたりして
これからゆっくり楽しむつもりです。
知識、胃袋ともに 大収穫
今年2月の山・海講習http://ameblo.jp/bee0517/archive3-201002.html#main
ムーさんがこの日のコト、日記にUPしてます。
かーさんのムカゴとアケビ