「うちにも8歳の男の子がいますが、
幼稚園から英会話に通わせてるのに全くしゃべれるようになってません。
(>_<)
何か、小さいうちに始めておけば日本語を覚えたように
英語を覚えるって大いなる幻想なのかもしれませんね。」
wannabe さん、コメントありがとうございました
友人や子供を育児中のママから、
このような悩みを本当によく聞きます。
そうですねえ、バイリンガル子育てには
いろいろ幻想がつきまとうみたいです。
たとえば・・
1) とにかく小さい時に始めれば
いつかバイリンガルになる(早期教育の幻想)
2) ネイティブにさえ習えば
生きた英語が身につく(ネイティブ信仰の幻想)
3) DVDやCDをかけておけば
こどもはすぐに覚えて使える
(覚える=使えるを混同してしまう幻想)
などなど。
早期教育や英語教室のセールストークは
「早く始めないともったいないですよ」と繰り返し
親ごころをあおるようです。
確かに成長は待ってくれません。
待ってくれませんが、どうやら週に一回英会話学校に
行かせてネイティブに習ったとしても、
それだけではバイリンガルになるのは難しいみたいです。
もちろんゼロではないですし、やらないよりやった方が断然よいと思います。
肝心なのは
それだけではあまりにもインプットの量が少なすぎる、
ということなのだと思います。
ネイティブ信仰も根強いですね。
ネイティブもマジシャンや魔法使いでは
ないのである日突然子どもをバイリンガルにはできません。
子どもは確かに覚えるのは早いです。
しかしそれが即、運用能力につながるか?と
なると難しいでしょう。ではいったい何が必要なのか?
家庭でどのくらいインプットできるか、ではないでしょうか。
親も家庭でなるべく英語を話し、
映画を英語字幕で見たり英語の本を音読してあげたり。
方法はたっくさんあります。
(具体的な方法は英語脳トレーニング でご紹介)
すると自分も勉強になるし子どものインプットにもなり
一挙両得ですね。
ご一緒に楽しまれるのが一番だと思います。
「自然に覚える」にはそれなりの環境が必要ということでしょう。