「４／上田 うえだぶんのよん」監督作特集上映

昨日、監督作特集上映「４／上田 うえだぶんのよん」お越し頂きました皆様、ありがとうございました。

幸せってやつは、思い出すもんだなと。幸せの渦中にいる間は気づかない。だって幸せで忙しい。

ドキドキソワソワバタバタしながら上映を終え、打ち上げでカシスオレンジを浴び、泥のように眠り、起きて、皆様にお礼の連絡をして、ようやく落ち着いてやっと。

あぁ、あの時間が幸せってやつか。

あぁ、そういえばあの瞬間も幸せだった。

あぁ、あの人のあの言葉は嬉しかった。

などと、記憶の引き出しから小出しに幸せをつまみだしては慈しんでおる次第です。




自分の作品を４作製作順に観てみて、改めて感じた。

自分の成長と共に映画も成長していくんだなって。

その時々に迷ってた事が、悩んでた事が、モロに反映され、刻まれてる。

この時自分は恋愛や結婚こういう風にとらえてたんだなとか。

この時自分は女性をこういう存在に考えてたんだなとか。

自分の日記を読んでる感覚。

幾ら映画の指南本を読んだって、幾ら沢山映画を観たって、自分が人間として成長しなきゃ、映画の成長は止まる。

今ここにある今日を、他愛もない生活を、しっかり踏みしめて歩かねば。そんな月並みな真実を、改めて痛感した次第であります。

20代後半に創ってきた短編映画たち。その本気の助走を経て、そろそろ渾身の長編を創ります。

飛ぶぜ！

月にタッチする！