今日は わたしらしく、ということについて書いてみたいと思います。
わたしらしく、あなたらしく。
美容系、ファッション系の広告で見かけるこのフレーズ。
これ、、、エステやメイク、リラクゼーションなどいわゆる施術系のサロンではNGワードです。
なぜなら、わたしらしくの「私」と聞いて
私のこと??と反応できる人が少なすぎるからです。
わたしらしくとは?と日頃から考えている人は少ないわけですから、
理想とするお客様層、つまりターゲット層に対して訴求力がなさ過ぎます。
(自分探しの旅をしたい層がいるであろう、思春期〜20代前半の女性には、もしかしたら響くかもしれないですが)
わたしらしいメイク、わたしらしいネイル。
わたしらしくなれるメイク、わたしらしくなれるネイル。
個人的に、回りくどいなと思う
わたしらしい、とか、わたしらしくなれる、より
「こんな風になれるよ」と提示する方がお客様の行動が変わります。確実に。
そもそも、35歳も過ぎれば、
良くも悪くも現実を見てきていた歴史があるわけで、
なりたいわたしってだいたい分かっているし、言語化出来るようになってくる。
そんな「分かっている」けれど、「気づかないフリ」が上手な世の女性たちに
なりたい姿とか わたしらしく、と言っても響かないのでは。
そもそも、「わたしらしさ」って本人の思い込みと、周りの印象や言葉で出来ているのかもしれないなぁ…なんて思うのです。
私自身、今から10年前の29歳のわたしらしさと、
今39歳のわたしらしさは明らかに違います。
環境も人間関係もビジネスも変わっているので、当然といえば当然ですね。
「わたしらしく」の わたしとは、
インストールを繰り返し、都度アップデートし、
インプットとアウトプットしたり、時にはアンインストールして出来上がっていくもの。
更新型ですね^ ^
痩せたい人に向かって、
「なりたいあなたの姿にします」
というのと、
「サイズを見ずに洋服が着られます」
どっちがワクワクすると思いますか?
心の底からお客様を思う、ってこんなところにも現れますね
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