「老舗」なのか「古い店」なのか。 | 茗荷谷美容室、オーナーのブログ

茗荷谷美容室、オーナーのブログ

茗荷谷でナンバーワンから始まり、文京区でナンバーワン、東京でナンバーワン、日本でナンバーワンの美容室を目指して!!

僕たちはていねいであること、安心であることに徹底的にこだわります。

東京都文京区茗荷谷、本郷三丁目、春日にある未来美を提案する美容室、

ビューティズム、オーナーのブログ。

 

先日、新しくオープンさせた、

「ビューティズム クロック 春日店」

 

再開発が進む春日の街。

 

お店の周りには

新しいお店、昔からのお店、

様々なお店があります。

 

昔からの立ち食いそばの隣に

真新しい立ち食いそばが出来たり、

 

おしゃれなパン屋さんや

ケーキ屋さんが出来たり。

 

どんどんおしゃれなお店が

増えていく中、

 

先日、

少し昔からありそうな、

とあるお店で食事しました。

 

 

 

結論から言えば、

とても美味しかった!

 

 

しかし、

ちょっと感じることがありました。

 

 

 

少し話変わって、、、

 

 

昔、スカイツリーができた時、

近所にある昔からの飲食店や

商店街は大いに喜んだそうです。

 

 

しかし。

 

 

実際には、スカイツリーの麓には、

スーパー、洋服、飲食など、

あらゆるものが揃っており、

 

近隣の商店は多分に漏れず

大打撃。なすすべなく撤退を

余儀なくされたと言います。

 

 

 

話戻って、、、

 

 

 

春日のそのお店は、

味はとても美味しかった。

でも、僕は多分もう行かない。

 

 

その理由は。

 

 

お店に入り、席に着く。

お客様は僕の他に1名。

 

 

お水を持ってきてくださり、

メニューを見ていると、

 

もう一人のお客様が、

店員さんを呼びます。

 

 

お客様「すみませ〜ん。」

 

 

店員さんがメニューを

聞きに行きます。

 

 

僕もメニューが決まったので、

店員さんを呼びます。

 

僕「すみませ〜ん。」

 

オーダーを伝え、水をいただく。

暑い日だったので、

全部飲んでしまいました。

 

 

僕が店員さんを探していると偶然、

もう一人のお客様が

店員さんを呼びます。

 

お客様「すみませ〜ん。」

 

そしてその方もお水をオーダー。

僕も店員さんを呼び、

お水をもらいました。

 

 

ほぼ同時に料理が運ばれ、

いただいていると、

 

どうやらご飯のお代わりが

出来るらしく、もう一人のお客様が

店員さんを呼びます。

 

お客様「すみませ〜ん。」

ご飯をお代わりするようです。

 

 

そしてまたその方が

お水をもらうために

 

「すみません。」

 

食事終わって、

お会計してもらうために

「すみません。」

 

僕も

「すみません。お水を」

「すみません。お会計を。。。」

 

 

 

店員さんが忙しいわけではありません。

ただ、すみませんと言わないと、

来てくれないだけです。

 

 

ふっと思いました。

 

(こんなに何回もすみませんと

謝らなくてはいけないのか??)

 

 

よくよく考えてみると、

 

 

最近飲食店では「すみません」と

店員さんを呼ばなくなった

ように思います。

 

 

各テーブルにあらかじめ用意されている

冷えたお代わり用のお水。

 

注文用の店員さんを呼ぶボタン。

 

回転寿司では今やタッチパネル。

 

高級店では呼ぶ前に店員さんが来る。

 

 

多分飲食業界もどんどん

進化しているんだと思います。

味が美味しいのはまず大前提。

 

今はどこも美味しい。

 

顧客に面倒をかけない配慮、

インスタ映えする店内、料理、

デザートなどのサービスなどなど。

 

 

 

たまにふっと思うんです。

 

 

スカイツリーの周りの商店が

壊滅してしまったのは、

 

「本当にスカイツリーが

出来たからなのか??」

 

 

以前、スカイツリー天丼という

天丼を見たことがあります。

 

(そこ?? それ??)

 

春日の街もきっとこれから

変わって行きます。

新陳代謝、淘汰。

 

いろんな言葉があります。

 

 

しかし。新しいお店の方が

優れているわけでもありません。

 

僕の地元浅草には、

古くて素晴らしいお店が

山ほどあります。

 

しかしそこには、

 

時代に合わせたサービスの変化があり、

お客様を喜ばせようという、

本気の心構えがあります。

 

 

老舗なのか、古い店なのか。

それは働く人間の在り方だと

僕は思います。

 

どんな店にも、ゆくゆく

老舗と呼ばれる権利は

あるはずですから。

 

 

浅草には、今も昔も大人気な

すき焼きのお店があります。

 

「今半」

 

と言います。

 

 

何年その道を突き詰めても

「今、まだ、半分」

という気持ちを忘れない。

 

そしてその理念がきちんと

行き届いているんだと思います。

 

いつまでも顧客満足の

探求者でありたいと強く思います。

 

 

、、、まだまだ未熟ですが。