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関東各地にある二郎及び二郎インスパイア系を攻略し続けていますが、そろそろ家の近くで未訪問の店がなくなりつつある。そこで今回は横浜南部の新杉田にある、二郎インスパイア系の雄として知られる「赤ひげラーメン」を訪問。車で1時間かかる遠路をものともせず、開店直後に到着すれば待ちなしという僥倖に恵まれました。
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ラーメン小(150g、650円)、ラーメン(300g、680円)ラーメン大(450g、780円)から迷わず普通のラーメンを選ぶ。他メニューにはまぜそばがあったが、ここはやはり基本に忠実なラーメン普通盛りを頼むのだ。無料トッピングは野菜多めとニンニクで。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140301/13/beatjunkie/39/5f/j/t02200165_0800060012861361096.jpg?caw=800)
やや少なめながらジンワリと味の染みこんだブタは柔らかく、口に含んだ瞬間にほろりと崩壊してしまう儚さがある。ヤサイはクタ手前ほどの茹で加減でキャベツ比率高めなのが嬉しいところ。食べ進むにつれてクタ加減が進行していき、丁度いい柔らかさになっていくのが素晴らしい。そして特筆すべきはそのスープ。甘辛味と旨味を完備して絶妙なバランスの上に成り立つ味わい深いスープ。二郎系のそれを完全再現しており、もしかして二郎を凌駕している?とさえ思える味わいだ。全体的にアブラ控え目なのでライト感覚を楽しむことが出来る。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140301/13/beatjunkie/41/a1/j/t02200165_0800060012861361095.jpg?caw=800)
麺の太さは二郎系としては標準的な太さで、少々やわめに感じられたがそれでも十分食べ応えあり。オーションをたっぷり使った麺を順調に胃袋へ収めていく。旨い、本当に旨くて気がついたらスープを完飲していた。豪徳寺の「りらくしん」(過去の記事)と同様、スープ最後の一滴まで楽しむことが出来るその旨さ。僕は二郎原理主義者ではないので、直系であろうとインスパイア系であろうとウエルカムな男だが、直系・インスパイア系の中でも上位クラスに位置する素晴らしい味だった。片道1時間もかかってしまうが、本気でまた行きたくなってきた。
住所:神奈川県横浜市磯子区中原2-3-33