The Art of Connecting : Jeff Mills

久々に新譜 （てか結構経ってる？）リリースしたJeff Millsこと宇宙人ですが（あ、逆か）、実はまだ買ってません。ここ最近のふわふわした感じが続いてたら失望しそうだなぁ、なんて思ってしまうのです。ボクにとってJeff Millsはあくまでもハードミニマリストなわけで。



The Art of Connecting : Jeff Mills

数多くのオリジナルアルバムをリリースしていますが、実はどれも熱心に聴き込んでいるわけではない。やはり各トラックをパーツとして見なしている姿勢こそ、彼の本領発揮だと思い続けているのです。なので、シングルやこういった編集盤にこそJeff Millsの真骨頂が現れると固執し続けています。この編集盤は2000年リリースなので、この頃には宇宙人度が相当高くなっていましたが、90年代中期以降のトラックがくまなく収録されているので、Jeff Millsがリアルな存在であった頃をびんびんに思い出します。ブレードランナーにインスパイアされ、ハリソン・フォードの声をサンプリングしている「Deckard」から息を呑み続けっぱなし。やはり「Kat Moda EP」に収録された超名曲「The Bells」や「Java」、「UFO」といったPurposemaker寄りのトラックにアガります。