PITTI UOMO 91 2日目
PITTI UOMO 2日目も10:00スタートで閉館18:00ギリギリまで会場を周り、その後はホテルに戻り、今後可能性のあるナポリのファクトリーブランドと修正サンプルの打ち合わせ。
我ながら良くはたらしております。(笑)
このファクトリーブランド、日本にも既に数社で扱っているようですが、私が見る限り改善しなければならないポイントがかなり多いので、今の状態ではBEAMSで扱うレベルに達していません。
ただ、私が指摘した内容に関しては彼らもよく理解しているようなので、サンプルがきちっと上がってくれば、バリューのあるファクトリーブランドだと思います。
ナポリというだけで品質が良いと思っている方も多いのではないかと思いますが、意外と理解力が無かったり対応能力の無いファクトリーが多いというのが実情です。
昨日に続き、PITTI UOMO 2日目のレポートです。
ただ、私が指摘した内容に関しては彼らもよく理解しているようなので、サンプルがきちっと上がってくれば、バリューのあるファクトリーブランドだと思います。
ナポリというだけで品質が良いと思っている方も多いのではないかと思いますが、意外と理解力が無かったり対応能力の無いファクトリーが多いというのが実情です。
昨日に続き、PITTI UOMO 2日目のレポートです。
THE GIGI
フェアアイルやチルデンやケーブルのニットを合わせたコーディネートは、明らかに今までの雰囲気とは違い、ジジらしさのある英国調の打ち出しが感じられました。
ミラノのショールームでフルコレクションをチェックするのが楽しみです。
ERNESTO
エルネストも大柄のヘリンボーンのバルカラーが個人的に刺さりました。
チェックの柄やローデンコート風のディティールのコートは独自性のある提案だ思いますが、一方で一般的には難しいかなというのが正直な印象です。
ジャケットも含めて個性的過ぎるので、来週ミラノでミーティングをして仕切り直しという感じです。
ヴィンテージという流れが続いていますが、それを強く押し出しすぎているかなという印象です。
ヴィンテージという流れが続いていますが、それを強く押し出しすぎているかなという印象です。
キャメル素材を使ったダブルフェースのバルカラーコートはプライスが少し高いのですが、個人的にかなり刺さりました。
PT01
他のブランドも同じような状況なので、プリーツ入りのパンツが更に広がって一般的になっているのは確実な流れです。
股上の深いモデルやリラックスフィットのモデルなど、バリエーションも増えているので、ここも来週ミラノのショールームでフルコレクションを見るのが楽しみです。
FINAMORE
初日のラルディーニもそうですが、ブラウンのワントーンコーディネートも今回良く見られるコーディネートです。
日本ではカジュアルシャツのイメージが強いフィナモレですが、実はトータルで展開しています。
その中でもネクタイのコレクションは、ナポリらしい色柄で、昨今のネクタイの流れであるヴィンテージ調をうまく表現したプリントタイのコレクションがなかなか良かったです。
HERNO
モデルは200以上あって、かなり混雑しているブースの中で全てをチェックするのは難しいので、来週ミラノのショールームでじっくりコレクションをチェックする予定になっています。
都会的で洗練されたモデルの多いブランドなので、日本でも今後更に人気の高まるブランドだと思います。
あまりダウンを着ない私ですが、欲しいモデルが沢山ありました。
今日も夜中の2時を過ぎてしまいました。
そろそろ限界です。
またレポートします。
おやすみなさい。