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2014-09-26 18:39:16

お直し

テーマ:ブログ


数年前に購入した STILE LATINO のジャケット。





生地は英国のMARING & EVAS


打ち込みのいい英国生地を使ってナポリで仕立てるという、


私にとって理想的な組み合わせ。






ブラウンのハウンドトゥースにブルーのウインドウペンという、


個人的にかなり好きな色づかい。



6年くらい前に購入したものですが、

色柄、素材感、まさに今シーズンのトレンドずばり。






久しぶりに出番が増えるなと思い、


クローゼットの中から取り出し着てみると、


ちょっと違和感があり・・・


鏡を見てみると、



着丈やボディーは問題ないですが、

袖がかなり太い・・・



今展開しているモデルとベースは変わらないのですが、

スティレラティーノのようなクラシックなブランドでも、


一定の期間で少しづつモディファイが入るので、


6年も経つと、このように少し古く感じる部分が出てきてしまいます。



イタリアのクラシックが全盛のころは、


袖がある程度太い方が男らしいという事で、


特にナポリのサルトリアの流れを汲むブランドは、


このように袖が太いモノが多く、


それに違和感を感じることもありませんでした。



このまま着ようとも思ったのですが、


さすがに古臭く感じてしまい・・・

今のモデルの袖の太さに近い寸法になるように


お直しをすることにしました。






そして、補正後の袖はこんな感じになりました。




上の補正前の画像と比べると肘の上あたりから、

袖口にかけて、随分スッキリとした印象です。



今のモデルは上腕部も少し細くなっているのですが、


そこを直すにはアームホールもいじらなければならず、


大仕事になるので、肘の上から袖口にかけて補正しました。



寸法は、肘上幅で0.7㎝、肘幅で1cm、袖口幅で0.5cm、

ラインもキレイに繋がり、満足できる仕上がりです。


クラシックな服は変化は少ないですが、

それでもすこしづつ変化していくものなので、

数年経つと、どうしても古く感じるところ出てくるのは


仕方がないことだと思います。


それが、私たちが良く言う、”時代性” ということだと思います。



実は私、自分の服はかなりお直しします。

パンツの渡り幅、膝幅、裾幅はあたり前。


ジャケットはウエスト、着丈、袖幅。

コートも着丈や袖丈だけでなく、肩パッドを抜いたりと、


時代性に合わせてモディファイすることによって


長く着れるケースも多いです。


お直しに対してネガティブなイメージを持つ方も多いと思いますが、


元々欧米では、既製服は直してフィッティングさせるという考えが常識なので、


日本に比べて直しに対しては積極的です。



日本は、直し=形が崩れる 、という考えもありますが、


昔と違い、お直し屋さんのレベルも上がっているので、

直して形が崩れるなどと言うのは、


よほど無茶な直しをしない限りは無いと思います。


もし私のように、色や柄は気に入っているけど、


シルエットやサイズが気になるという服をお持ちの方は、


購入したお店で補正のご相談をしてみてください。


もしくは、最近ファッション誌で紹介されているような、


優秀なお直し屋さんに相談するのも良いと思います。


洋服を売る仕事をしている私にとっては、

新しい洋服を買っていただくことは嬉しいことですが、

クラシックな服は長く着るものなので、

お直しをして時代性に合わせるという事も重要だと考えます。


ただし、難しいお直しは修理代金が高額になることもあるので、

その点は注意しなければならないと思います。


今回のジャケット、思った以上に良い仕上がりなので早く着たいです。

お直ししただけなのに、新品を買った気分です。(笑)

今シーズンはブラウン系のジャケットが増えました。


コーディネートは後日ご紹介します。












久しぶりにスーツを着ました。



STILE LATINOのダブルブレスト。


オーダー会をやっているので、


他のブランドは着られません。(笑)






シャツも久しぶりに着る、ミラノカフスのセミワイド。



以前カスタムテーラービームスでオーダーしたシャツです。


袖のギャザーがちょっと前のナポリ風です。






時計もスーツなので、EBERARDのトラベルセトロ。




ベルトはクロコダイルに交換しています。




久々に着たらパンツのシルエットが気になります。

これも直します。


































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2014-09-20 13:34:40

ダウンベスト

テーマ:ブログ


今年は思ったほど残暑が厳しくなく、

今週に入ってかなり涼しくなってきたので、

ここ数日は、ジャケットやスーツやニットジャケットを着て、


単調だったシャツ1枚のコーディネートから


色々な組み合わせを考えてコーディネートをするようになり、


秋冬への気分もかなり高まってきました。



秋冬はお洒落を楽しめるシーズンなので、

物欲も高まりますが、懐には厳しい季節です。(笑)

10月や11月は、まだそれほど寒くないので、

アウターは着られるものが限られますが、

そんな時に重宝するのがダウンベスト。

カジュアルなスタイルだけでなく、


イタリア人のようにジャケットの上に着てもサマになる、

とても便利なアイテムです。







私も秋口や春先にはダウンベストの着用率が高くなりますが、


ここ数年定番と言えば、ASPESI のナイロンのダウンベスト。




GILET PIUMA SLIM という


アスペジを代表する定番モデルです。



イタリアの直営店でもずっと売られている、


ロングセラーのダウンベストです。

あまりにも重宝するので、


ヘビーローテーションで着ていたのですが、


もう少しエレガントなダウンベストが欲しくなり、

色々探していたものの、


なかなか刺さるものがなく、

昨年あるショップでやっと理想に近いモノを見つけ、


思わず購入してしまいました。







そのダウンベストがこれです。





イタリアの高級ダウンブランド MOORER

生地はウールにカシミアをミックスした


LOROPIANAの機能素材のストームシステム。

ライトグレーのトーンもイメージ通り。







内側もこんな感じで、かなり凝った作りです。






ジッパー部分の玉縁、パイピングやテープの処理と言った


細かい部分も凄く丁寧に作られています。

裏地もかなり柔らかく、手触りが良く、

明らかに高級感を感じます。







唯一気になったのが着丈の長さ。

イタリアのダウンベストに良くある欠点は、


肩幅が大きくて裃みたいになるのと、

着丈がジャケットのように長いこと。

ムーレーは肩幅は問題ないのですが、


着丈は私が44サイズを着て4㎝は長い。



着丈を裾から詰めることも可能ですが、


ダウンパックが不均等になり、


見た目が悪くなるので諦めようと思ったのですが、


サルトさんに相談したところ、


肩の方から詰めて着丈を短くすることができるということで、


購入することを決めました。


このダウンベストが相当気に入ってしまった私。


BEAMSでも展開したいと思ったのですが、

着丈をモディファイしなければオーダーできないので、

ムーレーのスタッフが来日した際にかなり交渉して、


なんとか着丈を短くモディファイすることに成功。







そして、先日入荷して店頭に並びました。




入荷して10日ほど、値段もダウンベストにしては高い部類なので、

なかなかお客様には受け入れてもらえないかなと思ったのですが・・・

予想に反して好調なスタート。



まだ認知度の高いブランドではないのですが、

実際に試着すると、明らかな高級感を感じることが、


お客様に支持されている理由のようです。



と言うことで、皆さんも是非ご試着してみてください。


素材も良く、シルエットも良く、今までありそうで無かったオトナのダウンベストです。





そして、このムーレー。

ダウンベストだけでなく、


ジャケットも素晴らしい出来栄えです。







こちらも展開していますので、

是非ご試着してみてください。






ヨーロッパやアメリカでは、


すでにラグジュアリーダウンブランドとして認知されているムーレー。

今シーズン、ダウンの購入を考えていらっしゃる方は、


是非ラインナップの候補に加えてください。





MOORER
http://www.moorer.it/



BEAMS Online Shop

http://shop.beams.co.jp/shop/brilla/goods.html?gid=4214843

















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2014-09-11 19:24:30

MEN’S EX 連載10月号

テーマ:連載

MEN’S EX 10月号が発売されました。




唐沢さん、映画の公開もあるので、


最近テレビによく出ていますね。


ちょっと前にオンエアーされたルーズヴェルトゲームの細川社長役も良かったですが、


個人的には、白い巨塔の財前教授の役がハマり役だったと思います。






私の連載、中村達也の今、買いのアイテム”


今回のテーマは ”タータンチェック” です。





昨年1月のPITTI UOMOでも、タータンチェックを使ったアイテムが積極的に提案されていました。












ご覧のように、様々なアイテムでタータンチェックが使われ、


今シーズンの明確なトレンドであることがわかります。


タータンチェックは数年前にも流行りましたが、


当時はニュータータンと言えるような、


現代的なアレンジのタータンチェックが主流でしたが、


今シーズンのタータンチェックは、リアルタータンやスコッティッシュタータンのような、


伝統的なタータンやそれに近い柄のタータンが主流になっているのが特徴です。



その中でも、特に注目されているのがブラックウオッチ


ブラックウオッチをテーマにしたサプラーヤーもあるほど、


今シーズン注目度の高いタータンチェックと言えます。






こんな感じで、ブラックウオッチを身に着けた人たちを


PITTI UOMOの会場で多く見かけました。





ブラックウオッチが流行る背景には、


今シーズン、シックなトーンのカラーが注目されていることと関係があると思います。

タータンチェックの中でもブラックウオッチは落ち着いたトーンなので、


トレンドのリアルタータンの中でもオトナが最も取り入れやすく、


今シーズンらしいトーンを抑えたコーディネートにも使いやすい事が、


ブラックウオッチの人気に繋がっていると思います。






と言うことで、BEAMSでも今シーズンはタータンチェックを


かなり多くのバリエーションで展開しています。









これはほんの一部。

素材もトレンドのツイードやブークレやモヘアに乗せたもの、


アイテムもアウターから小物まで、多くのバリエーションで展開しています。

コーディネートのポイントは、懐古趣味的に見せないこと。

タータンチェックはトラディショナルな印象になりがちなので、

今の時代感を感じさせるアイテムや色づかいで取り入れることが重要です。


つまり、昔っぽいトラッドテイストにならないこと、

これは最も注意しなければならないポイントだと思います。






私も昨年このジャケットを良く着ていました。



なんとなくブラックウオッチのブレザーが着たいと思って作ったジャケット。

思った以上に使えるので、かなりヘビーローテーションで着ました。

今シーズンも活躍しそうです。




そして、今シーズンはこのあたりをいこうかなと・・・








検討中です。

購入したらご報告します。


昔トラッド少年だったので、


トラッドっぽくならないように注意します。

因みに、中学生の頃、

ブラックウオッチのクラッチバックとリボンベルトして学校行ってました。(笑)

当時はまだ不良がアイビーの時代。


新潟の古町で高校生によくからまれました。(笑)























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