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2015-02-27 20:37:22

前立ての付いたシャツ

テーマ:ブログ

お気づきの方も多いと思いますが、

BEAMSの今年の春夏のカジュアルシャツは、


前立ての付いたシャツのバリエーションが増えています。







ボルゾネッラやジャンネットポルトフィーノ、チットラグジュアリー等、

デニムやシャンブレーのシャツを中心に、


前立ての付いたシャツを多く展開しています。


もしかすると、そんなディティールの変化に気づかないまま

お買い上げいただいているお客様も多いのではないかと思います。


私がバイイングの仕事を始めた90年代前半の頃は、

ドレスシャツもカジュアルシャツも前立ての付いたシャツの方が

ポピュラーでした。


その後、いわゆるクラシコイタリアブームが起き、

イタリア的なテイストのドレススタイルが流行する中で、

エレガントな雰囲気を強く演出することが求めら、

ドレスシャツの前立てが無い仕様が一般的になりました。

そして、カジュアルシャツもその流れの中で、

ドレスシャツと同じく前立てが無い仕様が一般的となり、

今に至ります。


ここ数年、イタリアのドレスクロージングもカジュアル化が進み、

カジュアルなシャツもテーラードジャケットに合わせるだけでなく、

ジャージジャケットやニットジャケットやジレと合わせたり、

パンツもデニムのファイブポケットと合わる事がポピュラーになったりと、

コーディネートの幅もかなり広がりました。


その中で、ドレスシャツの流れを汲む


前立ての無いカジュアルシャツのディティールにも

少し変化が見られるようになりました。





現地でも既に昨年あたりから

前立ての付いたシャツを着た人達が増えています。












ご覧のように、ノータイのスポーティーなスタイルに

前立ての付いたシャツを合わせた人達がPITTIでもよく見られました。




多くのシャツブランドが前立ての付いたシャツを展開する中、


ルイジボレッリもデニムやインディゴ系のシャツを中心に

前立ての付いたシャツを打ち出していました。






前立ての幅は少し細めの3㎝。


ブランドによって様々ですが、2.5cm~3.5cmと、


以前と比べて前立ての幅が細くなっているのが今の流れです。





と言うことで、私も最近ジャケットスタイルには

前立ての付いたシャツをよく着ています。



ボルゾネッラは上前だけでなく、

下前にも前立てが付いています。





このシャツはジャンネットポルトフィーノのシャンブレー。



前立ての幅は2.5㎝でかなり細めです。





数年前に購入したオリアンのシャンブレー。



当時はまだ太い前立てが主流だったので、

4㎝幅の前立てが付いています。

今見ると、ちょっと古い感じがします。(笑)



このように、最近はデニムやシャンブレー系のシャツで、


前立ての付いたシャツをよく着ています。


このブログでも何度か触れていますが、

最近は全身を艶っぽいイタリアンテイストでまとめるのではなく、

コーディネートのどこかにアメリカや英国のテイストを入れて、

イタリア的な艶を抑えることがコーディネートのポイントになっています。

そう言った意味では、アメリカ的なテイストを感じさせる

前立ての付いたシャツが増えていることは、


自然な流れであると思います。



クラシックな服は大きな変化がないぶん、

小さな変化を捉えていくことが重要です。

そして、その小さな変化を取り入れることによって、

コーディネートを新鮮に見せることができます。


このシャツの前立ても小さな変化ですが、

実際に前立ての無いシャツを同じコーディネートで比較してみると

随分違う印象に見えることに気付くと思います。


全身艶っぽいイタリアンみたいなスタイルは古いという話、

実例はたくさんあるので、お見せしたいところですが、

諸事情があり、お見せできません。(笑)


例えば、スナップにやたらと出ている


ショップオーナーのアノ方とか・・・

我々だけでなくイタリア人の間でも


かなり痛いとされています。

すみません。

今日はこの辺でご勘弁ください。(笑)











B.R.CHANNEL FASHION Q&A 更新しました。



今回のテーマは、”良いスーツの選び方”です。

時間が許せば一時間は語れる話ですが、

着心地に関わる基本的なことについて

コメントしました。

是非ご覧ください。



B.R.CHANNEL
http://www.bronline.jp/feature_entry/?entry=146












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2015-02-16 21:17:35

春夏のジャケット

テーマ:ブログ

2月に入り店舗には春夏モノが毎日のように入荷しています。

早いモノはすでに売れてしまい、追加オーダーをかけたモノもかなりあります。


最近ブログの読者や知人から、”今シーズンは何を買うのか”


という質問をいただくことが多々あります。


もちろん、今シーズンの傾向を踏まえたうえで何を購入するか決めますが、

まだ何を買うかは決めていないのが正直なところです。


春夏の買い物は毎年ジャケットからスタートするので、

今日は、今の時点で購入を検討しているジャケットをご紹介します。




昨年購入してヘビーローテーションで着ていたストライプジャケット。

意外とチェックジャケットより合わせやすく、

春夏は特に重宝します。


ストライプジャケットのトレンドは今シーズンも続いているので、


何かしら購入する予定です。

検討しているのはこの3着。



”LARDINI” のリネン×コットンのストライプジャケット。





遠目ではロンドンストライプの様にも見えますが、


良く見るとベージュの細いストライプが入っていて、

かなりゴツめのコードレーンのような生地感の凝った生地です。

ストライプは今シーズンのトレンドカラーでもあるインディゴブルー、


真夏でも着られそうな爽やかなトーンが刺さりました。





同じラルディーニでも、これはサッカーのストライプ。

ラルディーニはストライプの色出しが本当にうまいです。





このストライプも濃いめのインディゴブルーです。

ベースがライトグレーなので落ち着いた印象ですが、

挿し色の赤いストライプが利いていて、

絶妙なカラーリングです。


今シーズンはサッカー自体が生地のトレンドでもあるので、

素材、色、柄ともに、今シーズンのトレンドを押さえたジャケットと言えます。




ラルディーニ以外では ”ERNESTO”


ブルーグラデーションのストライプ。





3色のブルーのトーンが絶妙です。

挿し色のライトグレーが、さらにそれを引き立たせています。


生地で見たときから刺さりましたが、

実際にジャケットになって見ると、

こんな綺麗なブルーのストライプは見たことがないという印象です。

リネンにポリエステルを混紡しているので、

リネンのドライなタッチながら、


皺になりにくいというのもいいですね。




そして、ちょっと毛色が違うこのジャケット。

昨年の春夏からジャージのパンツを展開している ”CIRCORO”

インディゴ パイルのストライプジャケット。




インディゴブルーでパイル素材で、


挿し色にはレッドのストライプが入っています。

今シーズンのトレンドがてんこ盛りのジャケット。(笑)

色々な事情があって、昨年まではパンツだけのオーダーでしたが、

今シーズンからジャケットも展開することになりました。

チルコロのジャケットは個人的にも注目しているので

Tシャツにも合わせられるようなカジュアルなジャケットを


お探しの方にはおすすめです。



どれもオーダーの際に生地を見た時点で刺さった色柄なので、

どれを購入しようか迷っています。

コーディネートはそれほど難しくないので、

既にイメージはあるのですが、

後は先立つものだけ・・・

この中から取りあえず2着購入しようと思っています。







チェックジャケットは、この2着。

まずは ”TAGLIATORE” のサマーツイード。





これもインディゴブルーを使ったグレンプレイドです。

ボルドーのウインドウペンとのコンビネーションが絶妙です。

実はこの生地、他のブランドのコレクションでもかなり見ました。

サマーツイードが得意なイタリアのある生地メーカーのモノですが、

あまりにもキレイなチェックなので、

多くのブランドがコレクションに入れたのでしょう。

実際に私たちも何処でオーダーしようか迷いましたが、

結構高い生地なので、一番いいプライスだったタリアトーレでオーダーしました。

このジャケットは既に入荷していて、もう半数は売れてしまい、


サイズによってはキャンセル待ちも出ているので、

早めに決断しなければと思っています。




そして、もう一着は ”THE GIGI” のサッカーチェック。





ジジらしい大柄のサッカーチェック。

これもネイビーとブルーのグラデーションのチェックです。

実物はもう少しネイビーっぽく見える落ち着いたトーンのチェックです。

コレは大柄ですが、合わせやすくコーディネートの幅も広いと思います。

個人的には、ネイビーのシャツにデニムのスラックスを合わせるイメージです。




今シーズンは、ブルーがらみの柄ジャケットは必須かなと思っています。

それに続くのがベージュやブラウン、そしてグリーン。

いずれもカラフルが色柄ではなく、落ち着いたトーンが気分です。


既に入荷しているモノもありますが、

入荷していないモノも店舗で画像をご覧になることができます。

ご興味のある方はお近くの店舗にお問い合わせください。


今シーズンは、久しぶりにオリジナルのジャケットの購入も検討しています。

それは、また別の機会にご紹介したいと思います。









B.R. CHANNEL FASSHON Q&A 更新しました。



今回のテーマは、”今シーズンのジャケットの着こなし” についてです。

まだご覧になっていない方は是非ご覧ください。


B.R..CHANNEL
http://www.bronline.jp/feature_entry/?entry=137#.VOHdWuasVyw





















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2015-02-10 23:30:35

MEN’S EX 3月号連載

テーマ:連載


MEN'S EX 3月号が発売されました。




私の連載 ”中村達也の今、買いのアイテム”





今回のテーマは ”カ―コート” です。



カ―コートと言われてもナニ? という方も多いと思います。

簡単に言えば、着たまま車を運転できるくらい着丈の短いコートが

通称カ―コートと呼ばれています。


クラシックなファッションの世界では、


かなり前から存在したもので、

形も様々なものがありますが、

今シーズンはバルカラー(ステンカラ―)のタイプが、


トレンドとして浮上してきています。



背景には、昨年の秋冬あたりから


バルカラーのコートがトレンドとして

注目され始めている事があります。


因みに、私がこの冬に最も気に入って着ていたこのコート。



このERNESTOのコートも

ラグランスリーブのバルカラーです。





バルカラータイプのカ―コートは、

80年代後半から90年代前半頃に大きなブームがあり、

BEAMSでもBEAMS Fのオリジナルのカ―コートが

爆発的に売れたことがあます。


当時はオリジナルだけでなく、


グレンフェル等の英国製のカ―コートや

英国のファクトリーで作ったゴム引き、

イタリアブランドのモノなど、

様々なタイプのカ―コートを展開していました。

当時はハーフコートと言えばバルカラーと言えるくらい

定番的なアイテムでした。


90年代後半から2000年代に入っても

黒いレザーのハーフコートを着たオトナたちを見かけましたが、

それは、その当時の名残りと言っても良いと思います。


カ―コートの良さは着回しの良さにあると言っても過言ではありません。

着丈が短く軽快な印象を与えるコートなので、

コーディネートを間違わなければ、

スーツスタイルからカジュアルスタイルまで合わせることができます。


スプリングコートとして春先の肌寒い時期だけでなく、

秋にも着ることができるので、意外と長い期間着られるコートです。


着こなしに関しは特に難しい決まりはありません。

トラディショナルな印象の強いコートなので、

あまり真面目なスタイルでコーディネートすると

古臭い印象に見えるので注意が必要です。

本誌で紹介しているような、

今の時代感を感じさせるコーディネートに

合わせると良いでしょう。

そして、もう一つ重要なのは襟のこなし、

普通に襟を折りたたんだ状態で着ると

かなり真面目な印象に見えるので、

本誌のように後ろ襟を少し立たせたりして

襟に表情を付けることが重要です。




それだけでかなり見た目の印象が変わりますので、

ご試着されるとき是非試してみてください。


最後に・・・

ハーフコートと言うと、

巷では黒いハーフコートを着たビジネスマンも多く見られますが、

MEN’S EX の読者の皆さんには、ブラックではなくネイビーをお勧めします。

理由は…

皆さんももうおわかりだと思いますが、

その話はまた別の機会に・・・











春夏モノの入荷も始まっているのに、

セールでこんなモノを購入しました。





DEPETRILLOのヴィンテージファブリックを使ったチェックジャケット。







散々迷った挙句、ブラウン×ネイビーという

来秋冬のトレンドを押さえた色柄も刺さり・・・

ヴィンテージファブリックは二度と同じ生地には巡り会えないので・・・

買わないわけにはいきませんでした。

まさに一期一会という感じでしょうか。(笑)





























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