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2015-05-16 15:28:23

サマーツィード

テーマ:ブログ


ここ数年、春夏のトレンド素材として人気のサマーツイード。

BEAMSでも様々な色柄のサマーツイードを展開していますが、


最近ブログの読者やお客様から

「暑くなっても着れますか?」


という問い合わせが増えています。


今回はサマーツイードについて


皆さんの疑問にお答えしたいと思います。





サマーツイードはトレンド素材ということで、

ファッション業界人の着用率も高いです。












上の画像は昨年と一昨年の6月のPITTI UOMO。

フィレンツェは盆地ということもあり、

6月は30度を超える日が多くかなり暑いですが、


ご覧のように、サマーツイードを着た人が結構多いです。





因みに、私も昨年の6月のPITTI UOMOの初日は


サマーツイードでした。



それもタイドアップして着ていますから


体感温度は3℃プラスです。(笑)


このERNESTOのヘリンボーンのサマーツイード、

現地で色々な人に良い色だと褒められました。


日本とヨーロッパの夏の気候の違いは湿度。

イタリアの夏は湿度が低いので、

気温が高くても日本ほど不快感はありません。

それでも日中は30度を超えるので、


会場内や街中を歩き回っていればかなり汗をかきます。

反面、夜になれば真夏でも肌寒い日もあるので、


真夏でもカシミアのニットが必需品というのは

日本ではあまり知られていません。


”結局日本ではいつまで着られるの?”


という質問に対して簡単に言えば、

梅雨明け後の真夏は湿度もかなり高いので、


さすがに厳しいと思います。


日本の夏、特に東京は今や亜熱帯に近い気候なので、


サマーツイードだけでなく、程度の違いはあるにしろ、


どんなジャケットを着ても暑いというのが

正しい見解だと思います。



夏に着られないならサマーツイードは着る時期が短いと


思われる方も多いと思いますが、

実はサマーツイードは夏が終わった秋口から


本格的に秋冬物を着始める11月くらいまで着られます。


私自身、サマーツイードのジャケットを秋口によく着ます。


春先も3月初旬は寒い日が多いですが、


メリノウールやカシミアのニットベストやジレと合わせて着ているので、


実際はかなり長く着られるジャケットだと思います。



逆の見方をすれば、


3月初旬にサマーウールやリネン混のジャケットは

寒いのでかなり我慢が必要ですし、


秋口にサマーウールのジャケットを着たり、


いきなりツイードのジャケットを着るというのも無理があります。


このように、サマーツイードはスーツの合いもののように

3シーズン着られるジャケットだと言えます。

特にシルクが混紡してある生地は長く着られるでしょう。


長々と書きましたが、結論としては、


”真夏は難しいですが、3シーズン着られるジャケット”

というのが私の答えです。


ただし、サマーツイードも以前と比べて軽い生地も多くなっているので、


春夏しか着られないモノもあります。


いまBEAMSで展開しているサマーツイードの中では、







このあたりの生地であれば、


秋口にも着れますし、春夏も早い時期から着られるでしょう。




私が昨日着ていたBRILLAのサマーツイードのジャケット。

かなり気に入っていて今シーズン大活躍しています。



今はコットンのニットベストをインナーに着ていますが、


秋口はウールのハイゲージのニットベストや


秋冬素材のジレを合わせて着るつもりです。



長くなりましたが、


要は、春夏に買ったものは秋冬には着られない、


逆に秋冬買ったものは春夏には着られない、


という事はないと言うことです。


もちろん、アイテムや素材によって着られないものもありますが、

恐らく皆さんが思っている以上に3シーズン着られるものはあります。


今回は一例としてサマーツイードについて書きましたが、

その他についてはブログで全て書くのは無理なので、

ショップスタッフにお問い合わせください。


もし答えられない場合は、


私が厳重に指導します。(笑)











来秋冬のサンプルが届き始めましたので

チラ見せします。




毎日サンプル見てワクワクしています。(笑)


皆さんにお見せできるのはもう少し先になりますが、


ご期待ください。



























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2015-05-08 16:01:18

MEN’S EX 6月号 連載

テーマ:連載


MEN’S EX 6月号が発売されました。




6月号の表紙は水谷豊さん。

最近はすっかり”相棒”のイメージが強いですが、


私にとっては ”傷だらけの天使””根中時代”

水谷さんのイメージ。

つまり、70年代で止まってしまっていると言うことですね。(笑)





私の連載 ”中村達也の今、買いのアイテム”






今回のテーマは ”バンドカラーシャツ” です。







昨年の6月のPITTI UOMOで


多くのシャツブランドが打ち出していた

バンドカラーのシャツ。






 












ご覧のように、シャツブランドだけでなく、


トータルブランドからもバンドカラーのシャツが打ち出され、


今シーズンの明確なトレンドアイテムだと言うのが分かります。






PITTI UOMOの会場でも

バンドカラーのシャツを着た業界人たちが


増えていました。












ご覧のように、カジュアルな仕立てのジャケットやニットジャケット、


ジレなどと合わせてバンドカラーのシャツを着た人が


かなり増えていました。






実はこのバンドカラーのシャツ。

一昨年あたりからPITTI UOMOの会場でも

見かけるようになりました。


ただ、それはこのようなテイストのバンドカラーではなく、


どちらかと言えば、モード寄りの人たちが着るような、

チュニックタイプのゆったりしたシルエットのバンドカラーでした。



では、上の画像のようなバンドカラーは何故増えたのかと言うと、

昨年の春夏にイタリアでも流行したヘンリーネックのTシャツの

影響が強いと考えます。


昨年の6月のPITTI UOMOでは、

カジュアルなジャケットやニットジャケットやジレに

ヘンリーネックのTシャツを合わせたコーディネートがよく見られましたが、


その襟羽根のないリラックスした感じが現地の人たちにも浸透したことで、

シャツにも同じような感覚が求められたのではないかと考えます。



さらに、モード的な感じで着られていたチュニックタイプの

バンドカラーを既に見ていた現地のサプライヤー達が

自分たちのテイストに落とし込んで提案したという側面も

あるのではないかと考えます。


いずれにしても、ヘンリーネックのTシャツは、

今シーズン更に様々なブランドから提案され、

既にTシャツの新たな定番となっていることを考えても、

バンドカラーが受け入れられるのは自然な流れだと思います。





着こなしは特に難しいことはありません。


カジュアルなジャケットやニットジャケット、カーディガンなどと合わせ、


リラックスした印象のコーディネートを演出するとよいでしょう。

もちろん、夏場は一枚で着てもいいですし、


裾を出してショーツと合わせてもよいと思います。



生地は様々なタイプがありますが、


シャンブレーやオックスフォードやリネンなど

定番的な素材の無地を選ぶと


初めて着る人でも取り入れやすいと思います。



実はこのバンドカラーのシャツ。

今シーズンはBEAMSでも8パターンの生地で展開しているのですが、


入荷当初から人気があり、


追加オーダーをかけた生地もあるのですが、

既に在庫が少なくなってきています。

全くノーマークだった方も多いと思いますが、


ご興味があれば、お早目に店舗でご試着いただければと思います。












MEN’EX の連載と連動した特集ページも更新しました。




私とBRILLAのバイヤー高田が実際にバンドカラーのシャツを着た

リアリティーあるコーディネートがご覧いただけます。


動画もありますので是非ご覧ください。


http://www.beams.co.jp/pickup/detail/4857  










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2015-05-01 21:24:37

裾の処理

テーマ:ブログ


最近パンツの丈を直す時の裾の仕上げについて質問が多くなっています。

ステッチを入れたタタキ上げなのか、ダブルなのか、シングルなのかという質問。

私個人の見解としては、そのパンツがどのようなタイプのパンツか、


どういうスタイルで穿くかによって決めることなので、


絶対にこうでなくてはならないと決めつけることはないと思うのですが、

目安になるポイントがいくつかあります。

今回はそのポイントについてコメントしたいと思います。







下の画像は全て今シーズンBEAMSで展開しているパンツです。


上がポケットのディティール、下が裾の仕様です。
















この画像を見て、気付くことはありませんか?


上の画像のパンツは、ポケットの仕様がワークパンツやミリタリーパンツのような

カジュアルな仕様になっています。

そして、裾の仕様が全てタタキ上げになっています。


これは、たまたまそのような仕様になっているのではなく、


”このパンツはカジュアルなパンツなので、


タタキ上げで仕上げた方がいいです”

という、作り手側(メーカー側)のメッセージだと言えます。





ポケットのディティールがカジュアルなディティールでなくても

下の画像のような、ウオッシュや加工が強くかかっているようなパンツは、


明らかにカジュアルなパンツと言えます。










そして、やはり裾はタタキ上げの仕様になっています。


このように、作り手がカジュアルなパンツとして企画しているモノは、

絶対にダブルで穿きたいということでなければ、


タタキ上げで仕上げた方が良いでしょう。

実際私もそのようにしています。




一方、ウールのパンツのようなドレス的なディティールになっているパンツは

裾の処理が違います。















ご覧のように、裾の処理はほつれないように処理しているだけです。


専門用語では ”フラシもしくはアンフィニッシュ” という仕様になっています。


このような仕様はウールのドレスパンツと同じ仕様なので、


ダブルで仕上げるのに向いていると言えます。


ただし、どうしてもカジュアルに穿きたいと言うのであれば、


コットンパンツなので、タタキ上げでも問題ないと思います。


また、このようなパンツの場合は、


製品染めであってもキレイに染めてあり、


きちっとプレスが入っているケースがほとんどなので、


そう言った意味でも、ダブルに仕上げる方が、

向いているパンツと言えます。




次に、これも質問に多い、タタキ上げやダブルにする場合の幅ですが、

タタキ上げの場合、ロールアップして穿く場合は、


ファイブポケットのような1㎝の幅にするとロールアップがしやすくなります。


ロールアップしない場合は、2.5cm程度の幅でステッチを入れるといいでしょう。


ダブルの場合は、4㎝~5㎝がポピュラーです。


最近イタリア人などは5㎝と太めの幅で仕上げる人も多いですが、

ダブルの幅に関しては、身長と股下の長さに関連していると言えます。


例えば、身長があって股下も長い人は4.5㎝~5㎝。

身長がなく、股下も長くない人は4㎝~4.5cm。

因みに、私は身長もなく脚も短いので、


後者になると言うことですね。(笑)


そして、普通のシングル仕上げに関しては、


タタキで上げるようなカジュアルなパンツには無いと言っても良いでしょう。

ダブルで上げるようなドレスタイプのパンツに関しては、

最近現地でもそのような人を見かけないのと、

サプライヤーの提案も全くないので、


それ自体のイメージがわかないというのが正直な印象です。





なんとなくイメージを掴んでいただけましたでしょうか。


要は、タタキで上げるパンツはカジュアルなディティール、加工、仕上げのパンツ。


逆に、ダブルの仕上げが合うパンツは、ドレスパンツのようなディティールで、


加工、仕上げもキレイなパンツと言うのが、


目安となるポイントだと言うことです。


もちろん、これは洋服の教科書に載っているような

絶対にこうしなければならないうルールではなく、


私自身が欧米の人たちの今のスタイルや


サプライヤーの提案などを見てきて、


実際に肌で感じた事をベースにした見解です。

それも時代によって変化して行くものなので、


近い将来、また新たな流れが出てくるかもしれません。


長文になりましたが、皆さんがパンツを購入する際の参考になれば幸いです。


ですが・・・

本来はショップスタッフがきちっと皆さんの疑問にお答えしなければならないこと。

早速店舗担当責任者にイエローカード出します。


私、実は結構うるさいです。(笑)



































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