1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2016-05-06 22:43:16

MEN’S EX 6月号連載

テーマ:連載

 

MEN’S EX 6月号 が発売されました。

 



6月号の特集は ”正しいシャツ選び”

 

 



 

私もシャツ選びの基本のページで、台襟の形状と襟のロールについて解説しています。

 

 

実はBEAMSは、この部分にはかなり拘っています。

実際イタリア製のシャツでも、この部分が上手く出来ていないブランドも結構あります。

 

皆さんが知っている、あるナポリの人気ブランドのシャツも、過去にBEAMSの指示でこの台襟形状に変更しています。

今月号に出ているナポリにハンドメイドのシャツも今修整依頼をしています。

タイドアップする場合も、ノータイで着る場合も、この台襟の形状は非常に重要です。

 

 

 



 

私の連載 ”中村達也の今、買いのアイテム”

 

 

 

今回のテーマは ”レトロポロ” です。

 

 

 

 

 

 

レトロポロってなに? と言う方も多いと思いますが、簡単に言えば JOHN SMEDLEY のようなクラシックなニットポロの事を言います。

減らし目の入った襟、ちょうちん袖、リブ編みの裾などがクラシックなニットポロの特徴的なディティールですが、もう少し幅を広げて ”クラシックなニットポロに見えるもの” も含めてレトロポロと言われているのが今の流れです。

因みに、ボタンの付いていないスキッパーでもクラシックなニットポロに見えるものであれば、この部類に入ります。

 

 

 

 

 

 

 

イタリアでは一昨年あたりから見られたアイテムですが、昨年の6月のPITTIではレトロポロを着た人がかなり増えていました。

 

 

タキシード風のジャケットにJOHN SMEDLEYのイングランドカラ―のニットポロ

 

襟をジャケットの中におさめれば、ボタンを全て開けても端正に見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 



こちらもJOHN SMEDLEYのイングランドカラ―のニットポロ

コットンのダブルブレストのスーツに襟出しスタイルで合わせています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コレもおそらく JOHN SMEDLEY

BEAMSで展開している台襟の付いたタイプのニットポロです。

ベージュのダブルのスーツに襟出しスタイルで合わせています。

 

 

 

 

 

 

 

 


こちらは台襟の形状から考えるとイタリア製。

軽い仕立てのジャケットに襟出しスタイルも台襟が付いていると雰囲気が違って見えます。

ほとんどのイタリアのニットブランドがニットポロを展開しているので、イタリアブランドのニットポロを着た人も多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麻かコットンの3ピースにJOHN SMEDLEYのイングランドカラ―のニットポロ

トップの画像と同人物ですが、このスタイルには襟を片方だけ出しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LARDINIの御曹司もチェックジャケットにニットポロ。

まだ20代の彼も2プリーツのパンツにニットポロと、しっかり流れを押さえた着こなしです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サルトリア テイストのジャケットに台襟付のJOHN SMEDLEYのニットポロのボタンをしっかりとめたスタイリング。

 

ボタンを全てとめた着こなしはモード系の人に多いですが、クラシックなテイストの人がするとよりクラシックな印象が増します。

 

因みに、80年代にもJOHN SMEDLEYのポロが大流行したことがありましたが、当時はクラシックなテイストの人もモード的なテイストの人も、このようにボタンを全てとめて着るスタイルが一般的でした。

 

ラコステのようなスポーティーなポロはボタンを開けて、ジョンスメドレーのようなクラシックなポロはボタンをとめるというのが、当時のBEAMSでは決まりごとのようでした。

 

 

 

 

 

 

 

因みに、私が初めてニットポロを着たのは高校二年の時。

新潟でメンズショップを営んでいた叔父からもらったAVON HOUSEネームの赤×紺のボーダーのJOHN SMEDLEY

 

何もわからず、随分上質な英国製のポロシャツだな思っていました。(笑)

このAVON HOUSEのジョンスメドレーの話で以前SHIPSの鈴木晴夫さんと盛り上がりました。(笑)

ちょっとした縁がありまして・・・

その話はまた別の機会に。

 

 

 

 

 

 

 

レトロポロが流行る背景には、ドレスクロージングのカジュアル化とクラシック回帰の流れが関係していると思います。

カジュアル化が進む中、ここ数年は製品洗いや後染めを施したカジュアルなポロシャツをジャケットと合わせるというコーディネートが極端に少なくなりました。

それに替わって急速に増えたのが、ジャケットにTシャツを合わせるコーディネート

今や現地でもTシャツがカジュアルなポロシャツに替わって、春夏のジャケットスタイルの主流になっているのは間違いありません。

 




 

一方、行き過ぎたカジュアル化の反動で、クラシックなスタイルが見直されているのも確実な流れです。

 

そのような人たちが、夏の定番アイテムであるポロシャツをコーディネートに取り入れる場合、クラシックなニットポロに注目するのも自然な流れでしょう。

 

Tシャツやカジュアルなポロシャツとは違い、裾にリブが付いているので裾を出して着ても、きちっとした印象に見えるのもレトロポロが支持される理由だと思います。

タイト過ぎない適度なフィットが今の流れに合っているのもポイントだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

このように、クラシックなニットポロが注目されているのは間違いない流れです。

 

今シーズン、ジャケットやスーツにポロを合わせるのであれば、レトロポロを合わせることをお勧めします。

BEAMSでもバリエーションを持って展開をしておりますが、既に品薄状態・・・

モデルやサイズによってはまだ在庫が有りますので、最寄りの店舗にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

この流れは来年の春夏も続きそうです。

 

最近は懐かしいアイテムのリバイバルが多いです。

プリーツパンツ、サスペンダー、タッセル、タブカラ―、ラウンドカラ―、ニットポロ。

全て私がBEAMSに入社して30年の間にトレンドアイテムとして注目されたアイテムです。

私にとっては懐かしいアイテムですが、気を付けなければならないのは着こなしまで懐かしい感じになってしまう事。

このブログでも何度も書いていますが、クラシックなスタイルにも時代性は必要です。

レトロなアイテムであっても着こなしまでレトロになってはコスプレになってしまいますから・・・





 

 

 

 

 

 

 

マイサイズ完売だったGTAのBAYRONのストレッチデニム

http://shop.beams.co.jp/shop/beamsf/goods.html?gid=9043378

 

お客様のキープがキャンセルになり、やっと購入できました。

 

 

 

 

 

 

裾の仕様は個人的にロールアップ風ではない方が好みなので、3㎝幅の普通のダブルにしました。

 

お直し屋さんから内側に織り込んである部分があまり色落ちしていないので、2トーンぽくなると何度も連絡をもらい実際に確認までさせられましたが、微差なので気にしません。(笑)

おかげで直し上がりまで2週間かかりました。

 

来週お直しが上がってきます。

楽しみです。

これからの季節、大活躍しそうです。

トレンドのダメージデニムに対して、こちらもトレンドの ”ファインデニム”

 

お勧めです。

 












 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

AD
最近の画像つき記事
 もっと見る >>
2016-05-03 18:45:00

PITTI SNAP by BEAMS カジュアル編

テーマ:スナップ

 

2回続いた ”PITTI SNAP by BEAMS”

今回はカジュアル編です。

カジュアルと言ってもドカジュアルなスタイルはあまりスナップしていないので、カジュアルなジャケットスタイルを中心に ”オトナのカジュアルスタイル” にフォーカスしてご紹介します。

 

 

 

 

 

サファリジャケットとミリタリージャケットを合わせたようなジャケット。

 

 

今シーズンは4ポケットジャケットがトレンドなので、このようなジャケットをアウターとしてではなく、ジャケットとして着るコーディネートも多く見られました。

足元はスニーカーではなく、表革のローファーというのもポイントですね。

 

 

 

 

 

 

襟付のジレをインナーに合わせているのもポイントです。

 

 

ジャケットを合わせるようなコーディネートに敢えてサファリジャケットやミリタリージャケットを合わせるのも今シーズンらしいスタイルだと言えます。

このコーディネートはジレがポイントです。

 

ジレが有るか無いかではイメージがかなり変わります。

 

このようなアウター感覚のジャケットやニットやGジャンなどにジレを合わせるコーディネートも最近多く見られます。

 

カジュアルコーディネートにもジレが重要になっているのは間違いありません。

 

 

 

 

 

因みに、こんなスタイルにタイドアップする ”カジュアル タイドアップ” も多く見られました。

 


こんな感じですね。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

明らかに放出品だとわかるミリタリージャケット。

 

 

 

ワークタイプのパンツにTシャツをインして、サスペンダーで吊っています。

パンツはシルエットから見ると、イタリアブランドのカジュアルパンツにボタンを付けてサスペンダー仕様にカスタマイズしていると思われます。

スニーカーもカモ柄で時計のベルト、サスペンダー、スニーカーのレースもミリタリーグリーンです。

 

ここまで徹底するとやり過ぎに見えるものですが、自然に見えるのは計算されたミリタリーグリーンの分量だと思います。

 

良く見ると胸ポケットにチーフを挿しています。

こんなこなしもイタリア人らしいですね。

 

 

 

 

 

 

パイピングの入ったシアサッカーのストライプジャケットにワンピースカラ―のシャツの裾を出したコーディネート。

 

 

シャツの裾を出してジャケットを羽織るスタイルは、PITTIの会場ではあまり見かけないコーディネートです。

裾出しスタイルですが、ダメージデニム以外は全て綺麗なアイテムでまとめているので、オトナのダメージデニムの着こなしとしてはセオリー通りだと思います。

 

個人的にはこのコーディネートにハットは余計だったかなとも思うのですが、スナップ撮られたい人にはハットは重要なアイテムなんです。(笑)

 

 

 

 

 

 

足元はALDENのコードバンタッセル

 

 

足元もスニーカーではなく、レザーシューズというのもダメージデニムのコーディネートには重要なポイントです。

バッグはZANELATOのポスティーナ

かなりいい感じにクタっています。

このコーディネートにクラッチバッグだったらアウトですね。

 

 

 

 

 

 

 

ジャガードのニットジャケットにジャージのリブパンツを合わせたコーディネート。

 

 

シャツの裾を少しだけ出すテクニックも最近よく見られますが、前立ての付いた洗いざらしのシャツと言うのもポイントです。

このコーディネートに前立て無しのシャツは合いません。

 

 

 

 

 

 

 

リブの感じも、このくらいユルいとオトナが履いても違和感がないです。

 

 

足元はグレースエードのスニーカータイプのスリッポン。

こんな感じのコーディネートだと最近はスタンスミスかスーパースターというパターンが多いですが、個人的にはこのようなシンプルなスリッポンタイプのスニーカーの方がいいと思います。

 

トレンドとしては既にピークを過ぎた感もあるスリッポンタイプのスニーカーですが、PITTIの会場ではまだまだ履いている人が多いと言うのが実状です。

 

 

 

 

 

 

 

デニムのパンツにジレにタイドアップというコーディネート。

 

 

このようなジャケットを着ないでジレをメインにしたコーディネートも最近増えています。

 

カジュアルなスタイルでもパナマハット。

こんなハットかぶった人本当にいるの? と思っている方が大半だと思いますが、本当にかぶっている人が多いです。

近年のPITTIでもハットはアクセサリーの中で最も注目度の高いアイテムであるのは間違いありません。 この流れは次の秋冬も継続しています。

今やハットをかぶっていることが、スナップされる重要なポイントでもあります。(笑)

 

バッグは大きめのボストン。

 

大きめのバッグを持つのがトレンドになっていますが、我々日本人にはボストンの日常使いは難しいので、レザーのトートバッグの方が取り入れやすいですが、イタリアではトートバッグを持つ人は少ないです。

理由はスリが多いから。

バッグの口が空いているトートバッグはスリの格好の餌食です。

ですので、トートバッグの場合はジッパーが付いていることが条件になります。

因みに、このボストンバッグ、中身はほとんど入っていないと思います。(笑)

 

 

 

 

 

 

足元はボリュームあるトウのビーフロールのローファー

おそらく TRICKER’S だと思います。

 



チャーチにも似たモデルがありますが、こんな感じのビーフロールのローファーは個人的にも履きたいモデルです。

英国ブランドのビーフロールと言うのが刺さります。

 

タッセルばかりが注目されていますが、ローファーはもちろん定番なので、このようなボリュームのあるトウのモノを中心にかなり多くの人が履いています。

 

 

 

 

私の場合はコレです。

 

 

PARABOOTSのADONIS ダークブラウン。

 

結局4色買いとなりました・・・


因みに、細身でノーズの長いイタリアっぽいローファーは、さすがに見なくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

カジュアルな仕立てのシアサッカーのギンガムチェックはLARDINI

 

ホワイトTとかなりブリーチアウトしたブルーデニムで爽やかなブルー×ホワイトのコーディネート。

 

 

足元はVANSのスリッポン

スタンスミスやスーパースターが大人気になってから落ち着いた感のあるVANSですが、こんな爽やかでシンプルなコーディネートにはスリッポンのスニーカーの方が合いますね。

このコーディネートにスタンスミスやスーパースターだと、個人的には今っぽくなりすぎるような感じがします。

 

 

 

 

 

 

カジュアルなコーディネートの時はチーフはあまり必要ないですが、敢えて挿したのだと思います。

 



白の麻のチーフをスクエアで挿して正解。

 

これで色モノや柄モノのチーフだったらコーディネートが台無しになります。

 

 

 

 

 

 

 

全身を淡いブルーでまとめたコーディネート。

Tシャツはここ数年春夏の定番アイテムですが、ボーダーのTシャツを着た人は意外と少ないです。

 

 

一見なにも考えずに着ている印象ですが、色落ちしたデニムのトーンがジャケットのトーンとうまく合っています。

パンツのトーンを間違えると、すごく野暮ったくなるコーディネートだと思います。

ホワイトパンツを合わせても野暮ったくなるでしょう。

計算してこのトーンになったのかわかりませんが、結果的にうまくまとまっているコーディネートです。

 

 

 

 

 

 

足元はスエードのタッセル。

 

ラストの雰囲気とタッセルの結び目を見ると、おそらくイタリアブランドのタッセルだと思います。

 



色も少し前に流行ったグレーっぽいベージュですが、全体のコーディネートに馴染んでいるので古臭さはないです。

逆に表革のブラウンカーフだったら少し重い感じになるので、この靴を選んで正解だと思います。

 

 

 

PITTIの会場でかなり見かけるワイドクロップドのパンツ。

おそらく読者の皆さんとはテイストが違うので、ピンとこない方も多いとは思いますが、カジュアルなテイストの人達を中心にかなり見かけるシルエットのパンツです。

 

 

コスプレっぽいコーディネートの人も多いので、この人のようにシンプルでクリーンな感じで着ている人は意外と少ないです。

ブレザーにホワイトTシャツでコーディネートしているのも好印象です。

 

 

 

 

 

 

 

足元は ”スタンスミス風” ?

 

 

爬虫類っぽい加工のレザーを使ったコートスニーカー。

どこのブランドかはわかりませんが、このようなスタンスミス風のスニーカーも結構多いです。

このワイドクロップド、我々ようなテイストとは全く無関係と思われる方がほとんどだと思いますが、スリムなパンツからゆとりのあるパンツに流れが変わってきているという意味では、共通する流れだと言えます。

 

 

 

 

 

 

 

このように、カジュアルスタイルに関しては、綺麗目な方向に向かっているのは間違いなさそうです。

数年前までの艶々でワイルドな感じのイタリアンなカジュアルスタイルは、完全にアウトになりました。

そして、ショーツスタイルも激減しました。

特に数年前多かったジャケットにショーツというスタイルは、ほとんど見かけなくなりました。

ただ、パンツブランドからの提案は減っていないので、ショーツは従来通りリゾートで履くものと言う打ち出しに落ち着いた印象です。

 

 

 

 

ドレスクロージングのカジュアル化の波が来てから随分長い時間が経ちましたが、個人的にはカジュアルスタイルも過渡期に来ているような印象を受けます。

カジュアルスタイルに飽きた人達が、スーツスタイルに注目しているのも明らかな事実です。

それでも春夏のスタイルにはカジュアルな要素は欠かせないので、今後どのように変化していくのか見極めるのが重要になってくると思っています。

 

来週からは2017春夏のプレコレクションも始まります。

そこで少しづつ流れが見えてくるかなとも思っています。

 

 

 

 

 

そして、あと1ヶ月ちょっとでPITTI UOMO。

 

しかし、その前に今月は秋冬の様々なプレゼンも控えています。

 

頭の切り替えと柔軟さが求められる仕事です。

 

 

 

アタマがカタいと、この仕事は務まりませんから・・・

 


 

 

 

 

 

 

近年のPITTIではTシャツスタイルが多く見られますが、私はシャツ派。

 

夏に向けてこのシャツを購入しようと思っています。

 

GUYROBER のカッタウェイ カラーのウェスタン

http://shop.beams.co.jp/shop/brilla/goods.html?gid=10667628

http://shop.beams.co.jp/shop/brilla/goods.html?gid=10724590

 

 

ベージュはホワイトデニムやホワイトパンツと、ネイビーはデニムやネイビーのパンツと合わせて着ようと思っています。

シャツ一だけでなく、軽いジャケットのインナーに着れるのもこのシャツの良いところ。

イタリアとアメリカの融合。

昨今の傾向を表しているようなシャツでもあります。

今シーズンお勧めしたいカジュアルシャツのひとつです。

是非店舗でご覧になってみてください。




AD
2016-04-28 18:34:36

PITTI SNAP by BEAMS スーツ編

テーマ:スナップ

 

前回に続き、PITTI SNAP by BEAMS

今回はスーツ編です。

 

 

 

 

もう20年来の付き合いになる、LARDINIのENRICO AIROLDI

 

 

彼と初めて会った時から基本的なスタイルが変わっていません。

ネイビーかグレーのオーソドックスなスーツにネイビーの無地のタイが彼の定番スタイル。

 

 ドレスクロージングのカジュアル化の波が来ても彼のスタイルは変わりません。

色や柄をあまり使わない端正なコーディネートは、ミラネーゼスタイルの王道でもあります。

 

 

 

 

 

 

パンツは2プリーツのテーパードシルエット。

 

 

彼はこの2プリーツのモデルを3年前くらいから既に穿いていました。

 

彼以外にも当時からこのモデルを穿いていたラルディー二のスタッフは何人かいたのですが、個人的にも古臭さを感じさせないシルエットのプリーツパンツは、当時から新鮮に感じていました。

ただ、今後の流れを考えると、もう少し股上が深い方がいいと思います。

そんな事は彼自身もわかっていると思いますが・・・(笑)

靴はEDWARD GREENのキャップトウ。

 

靴も昔から全く変わっていません。

 

EDWARD GREENALDEN しか履いているのを見たことがないです。(笑)

ダークスーツダークブラウンのシューズ というのも、イタリアの王道スタイルです。

 

 

 

 

 

 

 

PITTIの会場でも多く見られた オリーブグリーンのコットンスーツ

 

 

サルトリア メイドであることはステッチや肩の雰囲気でわかります。

 

パンツはやはり2プリーツのテーパードシルエット

 

サルトリア メイドやサルトリア テイストのスーツでノープリーツのパンツを穿いている人はほとんど見ないので、クラシックなテーラードスタイルが戻って来る次の秋冬は、プリーツの入ったパンツのスーツが更に広がるのは間違いなさそうです。

 

 

 

 

 

 

靴はオーソドックスな英国靴。

 

 

EDWARD GREENでしょうか。

こんな感じのオーソドックスなフォルムとディティールの英国靴が戻って来ています。

 

暫く履いていなかった人は、今から綺麗に磨いてスタンバイしましょう。(笑)

 

この流れは、今後更に加速するのは間違いなさそうです。

 

特に表革のドレスシューズが重要になってくると思います。

 

 

 

 

 

 

 

少し赤みのあるブラウンのコットンスーツにJOHN SMEDLEYのニットポロ。

 

 

スーツは襟の感じやボタンを見るとスティレラティーノっぽい感じもしますが、上衿の刻みを見ると違うような感じも・・・

パンツは腰回りの感じから見てもプリーツ入りのパンツなのは間違いないです。

 

洋服屋は変に細かいところに目が行きます。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

前回のジャケット編にもありましたが、JOHN SMEDLEYのニットポロを着た人が、ここ数年増えています。

 

 

RETRO POLO とも言われていますが、こんな感じのクラシックなニットポロがトレンドになっているのは間違いありません。

因みに、BEAMSでも今シーズンはJOHN SMEDLEYのニットポロが大人気で既に品薄状態です。

 

 

 

 

 

 

 

靴は英国調ですが、イタリアのBARBANERAのコンビシューズです。

 


ラストやデザインは完全に英国靴ですが、ファブリックの部分にデニムを使うのはイタリア人ならではの発想です。

 

これと同じものをBEAMSでも展開していますが、本国でバルバネーラは新しい感覚のクラシック シューズ ブランドとして認知され、大ブレークしているそうです。

 

PITTIの会場でも履いている人をかなり見かけました。

 

 

 

 

 

 

 

ネイビーとホワイトのシンプルなスーツスタイル。

 



2Bのナローラペルのスリムスーツは少し古さも感じられますが、2トーンでまとめたコーディネートはエレガントに見えるので古さを感じさせません。

 

 

 

 

 

 

バッグはかなり使い込んだ英国製のブリーフケース。

 

 

このバランスがいいですね。

バッグもイタリアらしい艶っぽいバッグよりは、こんな感じのクラシックなバッグをスーツスタイルに持っていると思わず目が行きます。

次の秋冬は、ドレスクロージングの流れのひとつに ”HERITAGE” というキーワードがあるので、こんな感じの使い込んだ英国のバッグを持った人が出てきているのだと思います。

間違いなく本人は狙っていると思いますが・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 

靴はステッチの感じからすると、JOHN LOBBのアシュレイですね。

 

 

スーツのバランスや細部のディティールを見ると、イタリア人ではないような感じもします。

PITTIのスナップを見ると外人は皆イタリア人と言っていますが、実はイタリア人でない人も多いです。(笑)

フランス、スペイン、イギリス、ベルギー、北欧、アメリカなど、結構イタリア人ではない人もいるのですが、何故かPITTIの会場にいる外人は皆イタリア人となってしまいます。(笑)

皆さんがスナップを見て着こなしを真似している人は、実はイタリア人ではないケースも多いです。

これについては、また別の機会に。

 

 

 

 

 

 

 

特徴のあるディティールのサルトリア メイドの3ピース。

 

 

サルトリア テイストがクラシックなスーツのトレンドでもあるので、こんなクラシックなディティールを強調したスーツを着た人がPITTIの会場でも結構見られます。

 

少し濃いめのベージュのコットンスーツというのも今シーズンのトレンドです。

 

パンツはやはり2プリーツのテーパードシルエットです。

 

 

 

 

 

 

 

この人もポロはJOHN SMEDLEYのニットポロです。

 

 

本当にレトロ ポロを着た人が多いです。

 

 

 

 

 

 

靴は英国調ですが、これもBARBANERAです。

 

 

このブランドがファッショニスタ達から注目されているのがよくわかります。

 

 

 

 

 

 

 

ブラウンのコットンスーツを着た人も増えていました。

 

 

ダブルのコットンスーツは、ダブルステッチや袖付けを見てもナポリ メイドっぽい雰囲気です。

パソコンで拡大してみるとボタンホールもハンドなのがわかります。

コットンのダブルブレストのスーツを着た人も増えていました。

ブラウンやオリーブグリーンのダブルブレストのコットンスーツは、今シーズンらしいスーツだと言えます。

 

 

 

 

 

 

 

コットンスーツにシャンブレーのシャツは個人的には好きな合わせですが、襟型が少し古い印象に見えます。

以前も触れましたが、画像のような開きの大きいカッタウェイのタイドアップは、流れから考えると少し古いと言わざるをえません。

 

この場合、普通のワイドスプレッドやセミワイドの方が今の雰囲気に合うのは間違いないです。

 

 

タイはドットのニットタイ。

コットンスーツにはニットタイが良く合います。

 

私もコットンスーツを着る時は、ニットタイをすることが多いです。

 

 

 

 

 

 

 

足元はタッセル スリッポン。

ALDENのように見えますが、ハッキリとはわかりません。

 


コットンスーツ、タッセル、素足履きというのも、もはや定番スタイルです。

 

 

 

 

 

 

 

明るいネイビーのスーツはサルトリア仕立て。

 

南イタリア バーリのブランドSCIAMATのスーツです。

日本でもプレタのジャケットやスーツを展開しているお店もあるので、ご存じの方も多いと思います。

 

 

パンツは2インプリーツのテーパードシルエット。

 

少し股上の深いベルトレスです。

 

イタリアは本来アウトプリーツが多いのですが、最近はインプリーツのパンツも増えてきました。

因みに、パンツのプリーツはインプリーツがレギュラーでアウトプリーツがリバースと言われています。

インプリーツは英国調のイメージが強いですね。

ビームスFのオリジナルスーツも10年くらい前は全てインプリーツでした。

 

 


 

 

 

ボタンダウンのボタンを外すテクニックは、いかにもイタリア人らしいです。

 

 

タイはウィンドウペンのジャケット生地を使ったタイです。

アズーロ エ マローネのコーディネートですね。

BEAMSでもこのようなネクタイは毎シーズン展開していますが、お客様から意外と多いのが、「どういう風に合わせればいいですか?」 という質問。

ビジネス向きのダークスーツには合わせづらいですが、こんな感じの色目のスーツやコットンスーツには相性がいいです。

ジャケットコーディネートに相性がいいのは言うまでもありません。

 

 

 

 

 

 

 

足元はリザードのローファー。

 

 

イタリアではスーツにもローファーを合せる人が結構います。

英国的なルールでは完全にアウトですが、イタリアではスーツの雰囲気によってはローファーを合せることも多いです。

ルールに縛られることなく、全体の雰囲気が合えば柔軟に取り入れるというのがイタリア人的な考え方ですが、ルールを重んじる英国人にとってはダメなものはダメです。(笑)

我々日本人はどうするかは、個々の嗜好に合わせればいいのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも明るいネイビーのスーツ。

ブルーとホワイトの2トーンでまとめたコーディネートです。

皺の入り方を見るとリネンかリネン混の生地のスーツです。

 

 

フロントダーツがポケットの下まで通っているので、おそらくナポリのテーラーで仕立てたのではないかと思います。

足元は、この方もBARBANERAのコンビシューズです。

 

 

 

 

 

 

 

パンツは2プリーツでウエスマンが太いベルトレスのパンツをサスペンダーで吊っています。

 


このタイプのパンツを穿いた人もPITTIではよく見かけます。

 

スミズーラで仕立てる人は、このようなクラシックなディティールを好む傾向が強くなっています。

1月のPITTIでもこのようなスーツを着た人が増えていたので、、次の秋冬も継続した流れだと思います。

因みに、私も次の秋冬は2プリーツのサイドアジャスターのパンツでスーツをオーダーしようと思っています。

 

 

 

 

 

 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

ベージュのソラーロのスーツ。

イタリアン クラシック全盛の頃は、ソラーロのスーツを着た人がかなり多かったのですが、最近はめっきり少なくなっていました。

 

日本人もその当時はソラーロのスーツを着た人が多かったです。

私のイメージはUAの鴨志田さんと、我々の業界では有名だったK.Nさん・・・

 

クラシックなスタイルが戻って来ているので、今またソラーロのスーツが新鮮です。

 

 

このスーツはフロントダーツのない2枚構造の仕立です。

 

襟型を見ても、おそらくフィレンツェのテーラーLIVERANO & LIVERANOのスミズーラだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

パンツはワンプリーツでベルトレス。

 

 

この人もサスペンダーで吊っています。

数年前から見られたサスペンダーですが、今イタリアではかなり人気があるようです。

 

PITTIの会場でも本当にサスペンダーをした人が多くなりました。 

 

逆に、スーツにをウオレットチェーンをした人が少なくなっているのも今の流れを物語っていると思います。

艶々なイタリアンスタイルは、現地でも古臭いスタイルとなっているのは間違いない事実です。

 

 

 

 

 

 

 

足元はタッセルスリッポン。

 

おそらく英国製だと思います。

 



表革のタッセルを履いた人が本当に増えました。

一時のダブルモンクのブームを凌ぐほどタッセルを履いた人が多いです。

先ほどスーツにローファーの合わせについて少し触れましたが、個人的にはスーツに合わせるのであれば、エレガントに見えるタッセルの方が良いと思います。

 

最近はこの方のように、日本人以外のアジア人の人達がサルトリア テイストのスーツを着ているのをPITTIの会場で良く見かけます。

いま韓国や日本以外のアジアの国では、サルトリアルなジャケットやスーツスタイルがかなり盛り上がっています。

 

これについては、また別の機会に触れたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 


トップの画像と同じラルディーニのエンリコ氏。

カーキのような色のダブルブレストのスーツはGABRIERE PASINI です。

 

彼が着るとパジーニのスーツもクラシックなスーツに見えます。(笑)

 

 

着丈の長さがシングルに比べると少し短めですが、このくらいのバランスの方が重く見えなくていいです。

ダブルはフロントが閉じるので着丈が長いと上半身が重く見えます。

 

上の画像のようにパンツの股の付け根が見える方が脚も長く見えます。

ダブルはシングルより着丈が1㎝程度短い方がいいという事を知り合いのサルトやプレタのモデリストから聞いたことが何度かありますが、確かに私の経験上その方がバランスが良いと思います。

特に私のような身長が無い人がダブルのスーツを着る場合は、着丈のバランスに注意が必要です。

英国的なバランスとはちょっと違うので、ある意味イタリア的なバランスだと思います。

 

 

 

 

 

 

Vゾーンはブルーのシャツにネイビーのソリッド。

 

 

シンプルなコーディネートですが、私もこのような色のスーツを着る場合はブルーのシャツにネイビーのソリッドタイを合わせると思います。

 

シャツはキレイめなシャンブレーのシャツを合わせてもいいと思います。

イタリア人にとってネイビーのソリッドタイは永遠の定番で、それは私がPITTIに通い始めた20年前から変わっていません。

どんな色柄のスーツでもネイビーのソリッドタイを合わせれば、なんとなくVゾーンがまとまりコーディネートが成立するのも、ネイビータイがいつの時代にも定番とされる理由であると思います。

 

 

 

 

 

 

ご覧のように、クラシックでエレガントなスーツスタイルが戻ってきているのは間違いありません。

次の秋冬は、この流れがさらに加速するのも間違いなさそうです。

クラシックなスタイルが戻ってくれば、シャツやネクタイや靴やアクセサリーも変化が生まれるのは必然的な流れです。

 

この流れは、長く続いたドレスクロージングのカジュアル化の波から、本来のクラシックなスタイルが時代性を加味しつつ戻ってきているということで、一過性のトレンドではないということは間違いありません。

 

キーワードは ”サルトリア スタイル”

久しぶりに聞く言葉が妙に新鮮です。

 

 

 







 

 

 

お知らせ。

本日、新宿にBEAMS JAPANがオープンしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”日本の匠からポップカルチャーまで”、幅広いカテゴリーのコンテンツをキュレーションしたショップです。

http://www.beams.co.jp/beamsjapan/

 

 

 

 

 

 

そして、6、7階には BEAMS F 新宿 がオープンしました。

 

 



ジャケットからスーツ、オトナのカジュアルまで、幅広い展開です。
http://www.beams.co.jp/beamsjapan/floor_67f.html



新宿にお越しの際は、是非お立ち寄りください。












AD
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

Amebaおすすめキーワード

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

ランキング

  • 総合
  • 新登場
  • 急上昇
  • トレンド

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。