こんばんは。今日の東京はとっても冷えます
さて、私事ですが、先月の末にトルコに行ってきました!
今回は買い付けではなく、個人的な旅行です。
もちろん観光もしましたが、
トルコの手芸にも注目して、色々リサーチしてきましたので、
ちょっとだけご紹介します
私が行ったのは、イスタンブールとカッパドキア。
10月のイスタンブールは、気温14度~18度くらいで、日本よりはちょっと寒いです。
カッパドキアはもっと標高が高いので、更に寒かったです。
観光の話はさておき。
トルコの手芸といえば、最近注目され、本もたくさん出ている「オヤ」。
イスラム教徒が多いトルコの女性がみんなかぶっているスカーフの、
ふちについている「ふち編み」のことです。
伝統的な嫁入り道具の一つとして、14種類ものオヤを編んで持っていく、という風習があるようで
トルコには編み物が得意な女性がいっぱい!
でも、残念なことに、最近は編まない娘さんも増えていて
バザールで買う人も多いそうです。
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こちらはオヤのネックレス。おみやげ物屋で売られていました。
店員さんの奥さんの手作りだそうです。
カラフルな糸で編んでいて、ビーズがアクセントになっています。
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この女性は、露天でレース編みのドイリーを売っていました。
接客しながら手元ではずーっと針を動かし、
ドイリーを編み続けていました。
その速さに仰天!あんなに編むのが早い人を
日本では見たことがありません。
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こちらがその女性が編んで売っていたドイリー。
バリエーション豊富で、細かいです!
こんなふうに、編み物が得意な女性が多いようです。
編み物以外でも、トルコじゅうたんの工房では、
女性の職人さんが大活躍。
手先が器用な人が多いんですね~。
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ビーズ織りのような、升目が並んだ織り図を見ながら
1本1本丁寧に織り込んでいました。
イスタンブールでは、手芸用品の問屋街にも行ってみました。
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こちらは糸の問屋さん。
スカーフをかぶった女性たちが、店頭でお買い得品の糸を手にとり
あれこれ検討しています。
女性がお買い得品に目がないのは、どこの国でも同じですね!!
私ももちろん参加しました
この問屋さんでは、レース糸やレース針、そして縫い針や縫い糸などの
一般的な手芸用品も扱っていました。
問屋なので、もちろん小売はしていませんが、
一部セール品は、糸1玉から買うことができました。
まるで浅草橋のような雰囲気
なじみやすかったです。
そして、ビーズショップももちろんありました。
アクセサリーを作るよりは、ボタンやラインストーン貼り付け用の台など
服飾系の素材の問屋が多かったですよ。
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デコ用のラインストーンや、アクリル製のバックルなどが売られていました。
明るくてキレイな店内には、黒いスーツの店員さん
日本の手芸店とは、ちょっと雰囲気が異なりますね。
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こちらは天然石のお店です。
連売りのみでしたが、その大きさにびっくり!
ネックレスにするにも重すぎて、どうしよう?
という大きな石ばかり。
トルコの人は、大振りが好みのようでした。
トルコの女性たちにとっては、
ハンドメイドが暮らしの一部のようです。
特に編み物の技術力の高さは、世界一ではないかというくらい。
編み物好きな方は特に、一度訪れてみてください!
きっと楽しめると思います
手芸のことばかりになりましたが、観光編はまた後日!