ヽ(・ω・*)ノ お供しますと言ってました。ヽ(*・ω・)ノ
前回の記事の最後の毛の画像をもう一度見直してください。
あの毛色からタンカラーを引き算したアグーチを持つのが…
彼。しろたろーです。
いやいや。白くないなー!立派な淡赤になってました。
鼻鏡やニクキュウなど、色素ポイントも毛色と添うような色に。
今回の旅の本来の目的は彼でした。
どうしても会っておかなくてはと思ってはるばる伊勢崎あたりまで
参りましたんです(〃∇〃)
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数ヶ月前…シロクロパパさんから連絡をいただきました。
「仕事の都合でかなり遠いところへ引っ越します。
というか移住します。」と。
それから私の心はザワザワとし続けました。
(彼に会っておかなくては。遺伝子の樹海を漂う私に
いつもヒントを与え続けてくれた彼に!)
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・
生まれたばかりで目が開いていない彼。
し…白かったなぁ~!
ヒロと。
彼は[トラちゃん×ヒロ]の一粒種です。
本川(長春)系という血の濃さだけで言えば計算上は彼の血が
いちばん濃い。
当犬舎の源流は陸奥号になりますが、その孫の岡山長春女号母方
2代ほど前に白号という白い四国犬が入っています。
血統的な考察をするとこの色は“出てしかるべき色”という訳ですね。
あ。やっぱり子供の時の面影ありますね。
ちなみに鼻の頭はクロミちゃんとのケンカの傷です。
彼は私のことはよく憶えています。
でも、パパさんが許さないと私でもなかなか触れません。
気質の厳しさは半端ありません。
ただ静かに丸まっていても一分の隙も無いです。
寝ているのかと思ってそっと近付くと私にだけ聞こえるように「ガルル…」と
警告してきますし、クロミちゃんのほうに行くとスッと監視しにやってきます。
畏敬の念すら憶えるような迫力があります。
しかし、主人であるパパさんには何をされても怒らないのです。
それは私が子供の頃の四国犬の気質そのものです。
そうですね、昭宝号によく似ています。
できればあと2~3年先の彼も見てみたかったのですが
まあ、パパさんのことですからまたLINEかなにかで画像を
送ってくれるでしょう…。
パパさんの事務所にはお仕事柄
外人さんが出たり入ったりしていました。
パパさん「最近虎伯くんは“高倉健”と呼ばれていますよ。」
ワタス「ははは♪そうですねw私は彼がSAMURAIに見えます。」
と話していたら、外人さん達がなんだかとても受けていました。
どうやら、雰囲気は伝わったようですねwww
もちろん、クロミちゃんも一緒に移住です。
しろたろーは相変わらずクロミちゃんをがっちりガードしていました。
身体も大きくて体躯構成、顔貌ともに申し分ないです。
ツヤツヤのクロミちゃん。
彼女は綿毛が少なめですね。毛質は非常に良いです。
しかし、しろたろーが甘やかしたかパパさんが甘やかしたのか
ちょっとメタボ…そして寝相がこんなでした(;´Д`)ノコラコラ!
・
そういえばその昔、松本克郎先生が黒旋風号を海外に出そうと試みたことが
ありましたね。それから数十年…
「黒四つ目を海外に」という先生の夢がもうすぐかなうのかもしれません。
彼らはこんな真っ直ぐな目でパパさんを見ています。
「何処までもお供しますよ」と。
彼は、私に「毛色なんかどうでもいいこと。
犬の本質はそんなところになんか無いのだ。」
と教えてくれました。
ただ、当犬舎のブリーディングでは彼を種オスとすることは
できません。彼の一代前の種オスはリュウ兄ですから
やはりリュウの直子が次の代を担わなくてはいけないのです。
でも、誤解を恐れず申し上げるとすれば
異端ではありますが、彼は間違いなく二代目の傑作です。
パパさんが「こいつ達は家族ですから」と言ってくださいました。
その言葉を頂けて本当に安心しました。有難うございます。
彼らをどうぞよろしくお願いします。そしてお気を付けて!お元気で!
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