03/26/12 DVD: mrs. pulfrey at claremont | **コティの在庫部屋**

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この映画のルパートくんは、見た目も中身も10割蕎麦みたいな、まさに王子様でした。



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「クレアモントホテル」

Mr. Pulfrey at Claremont


泣いちまったよ。泣かされちゃったな、美し過ぎて。この美しさはいい。お伽噺のようで、スパイスも効いてる。巧いねえ。

ルパートアルフィー高見沢フレンド、これがデビューだったのかな。introducingってついてたんだけど。

日本公開はそれ程前じゃないけど、この映画自体は2005年くらいの作品だからね。


そのアルフィー高見沢王子ことルパートくん、今回もまさに王子様。キラッキラよ。

でもこの王子はお金持ちじゃないのよ。だけど顔も中身もキラッキラ。これで魅了されない女はいないよねー。

だがしかし、ルパートくん、脱いだ姿はイマイチ好みじゃないのよねーwww だから私は服着てる方が好き

って別にお前の意見に左右されて脱いでないだろって言われそうだwwwww


出演者の方々が何人か既に天国に召されているのだけど、アーバスノット夫人役のアンナ・マッセイが素晴らしい。

個人的にああいう人、カッコよくって大好き。あの美学が最高。天晴だ。もっと長生きして欲しかったわー。

それと、脇の3人の熟女達が踊るシーンがあるんだけど、もう可愛いのなんのって。素敵な映画だなあとつくづく。

こういうの見ると思っちゃうね、ああ、イギリス万歳。


ワーズワースの「水仙」は、それをその場で見てるかのような臨場感あふれる前半と、

実はそれが作者の孤独な回想である事が解るラストの持って行き方が計り知れない程素晴らしい詩であり、

それが映画の最後で語られるのがまた実に印象的。イギリスの人にとっては若干あざとく映るのだろうか、ってくらい

それはそれは有名な詩なので、受け止め方は様々だろうけど、でも英文科出身の人だったらきっと懐かしい筈。

そうそう、私もルパート王子の役どころの青年と同じくワーズワースよりブレイクの方が性に合ってたなんて思い出し。


愛なんてものは全ての条件を軽々と越えるんだ。

そして愛に肉体なんてものは本来付随しないんだ。

あなたに残った温もりこそが、愛そのもの。


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