03/04/11 DVD: 13 tzameti | **コティの在庫部屋**

**コティの在庫部屋**

映画+音楽+本+雑貨+ご飯+お酒+「おべんきう」=私。


**コティの在庫部屋**

**コティの在庫部屋**


「13/ザメッティ」

13 Tzameti


制作は、フランスとグルジア。タイトルはグルジア語で13の意。

結構いろんな国の映画見てる方だと思うけど、グルジアってのは初めて。

てっきりロシアの映画かと思ってたわ。

これ、ハリウッドで、オリジナルと同じ監督でのリメイクがなされ、今年の6月に公開決定。

キャストは、昨日見た「サブリミナル 」にも出ていたサム・ライリーと、ステイサム兄貴にミッキー・ローク。

主人公がサムだってのは見なくても解るけど、ステイサム兄貴がどの役かも見ると一発で解りますwww


でさ。



すげえ映画だった。



いいとか悪いとかじゃなくて、すっげえ映画だった。凄いじゃないの、すげえなのよ。

テンション上がったまんまノンストップの90分強。

不条理を映画にしたらこうなりました、という、すっげえ映画だ。すっげーよホント。

こんな映画が作れるのってホントすげえ。←わかったっつの


救いはないし、後味悪いし、どうにもなんない話ではあるのだけど、

これを一つの寓話だと思って見ると、ははーんといろんな世の中の構図が見えてきたりする。

これに似たような恐ろしいものが、うごめいているよね、私達の周りでもきっと。

でも監督は多分そういう、お説教じみた話には持って行って欲しくないんだろうなヽ(;´Д`)ノ


正直この空気感をハリウッドで出せるのか、疑問は残る。

でもまあ、監督がオリジナル撮った人と同じだしさ、そういう意味では単なる焼き直しとは違うかも。

こういう映画を見るとつくづく、ああ世界って広いなと感じる。

前々から目を付けていたDVDだったんだけど、もっと早く借りればよかった。


教訓。

人の手紙を読むのはやめようね。