「13/ザメッティ」
13 Tzameti
制作は、フランスとグルジア。タイトルはグルジア語で13の意。
結構いろんな国の映画見てる方だと思うけど、グルジアってのは初めて。
てっきりロシアの映画かと思ってたわ。
これ、ハリウッドで、オリジナルと同じ監督でのリメイクがなされ、今年の6月に公開決定。
キャストは、昨日見た「サブリミナル 」にも出ていたサム・ライリーと、ステイサム兄貴にミッキー・ローク。
主人公がサムだってのは見なくても解るけど、ステイサム兄貴がどの役かも見ると一発で解りますwww
でさ。
すげえ映画だった。
いいとか悪いとかじゃなくて、すっげえ映画だった。凄いじゃないの、すげえなのよ。
テンション上がったまんまノンストップの90分強。
不条理を映画にしたらこうなりました、という、すっげえ映画だ。すっげーよホント。
こんな映画が作れるのってホントすげえ。←わかったっつの
救いはないし、後味悪いし、どうにもなんない話ではあるのだけど、
これを一つの寓話だと思って見ると、ははーんといろんな世の中の構図が見えてきたりする。
これに似たような恐ろしいものが、うごめいているよね、私達の周りでもきっと。
でも監督は多分そういう、お説教じみた話には持って行って欲しくないんだろうなヽ(;´Д`)ノ
正直この空気感をハリウッドで出せるのか、疑問は残る。
でもまあ、監督がオリジナル撮った人と同じだしさ、そういう意味では単なる焼き直しとは違うかも。
こういう映画を見るとつくづく、ああ世界って広いなと感じる。
前々から目を付けていたDVDだったんだけど、もっと早く借りればよかった。
教訓。
人の手紙を読むのはやめようね。