「下宿人」
The Lodger
ヒッチコックのリメイクという事でこれを借りてみた。
こないだからプチ・サイモンベイカー祭りですなw
大体、日本版でなくどうやら本来のポスターがこれらしいという事自体が、
この映画が「大した事ない」と物語っているのであり(;´▽`A``
だってこれさあ、どう見ても「ブラック・ダリア」のパクリでしょwww
そう思うとまあ、この作品にもそれ程腹も立たない…ような気はする(苦笑。
アルフレッド・モリーナはもっと温かくて人情味溢れる役の方が断然似合うし、
ホープ・デイヴィスはもっと知的でクールな役の方が似合う。或いは逆にコメディとか。
と、主演2人のイメージがキャラに合わないというだけでなく、
モリーナ、デイヴィスに付随する脇の人々が皆一様に安っぽい。
作り込みが甘いのかなあ。
確かに脚本は甘い気がする。あのラスト、よく考えたら矛盾だらけでしょ。
オリジナル知らないのでどうか良く解んないけど、少なくともこの映画には説得力はなかった。
唯一サイモン・ベイカーは合ってたと思うな。あのどことない気味悪さがいいと思うw
撮影に、「ソウ」シリーズの人が携わってるらしい(特典映像より)。
そのせいか、カメラ関係とか美術関係はなかなかいいので、そっちに重き置いて見るのはありかな。