Theater, 2003: motorcycle diaries | **コティの在庫部屋**

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「モーターサイクル・ダイアリーズ」

Motorcycle Diaries


革命家として名を知られるチェ・ゲバラの若い頃の話である。
ロードムービーの感もあるこの映画。
だから前半は気合入れて見ると、ちょっと肩透かしを食らう。
しかし後半、映画は俄然と内容を濃くする。
自分のしたい事は何なのか、一体何が出来るのか、今何をすべきなのか。模索しながら進んでいく彼の姿は、きっと誰しもが、若い頃の自分と重ねる筈だ。

そして思う。
現在の自分は、あの頃の様に、必死に生きているだろうかと。


真面目で、爽やかで、ちょっと下世話で、汗臭くて、いろんなものがヒリヒリと染みてくる1本。