「今宵、フィッツジェラルド劇場で」
A Prairie Home Companion
同じロバート・アルトマン監督の映画だったら「ショート・カッツ」のが好きかな。長いけど。
「ザ・プレイヤー」も好きだったな、結構。
これも悪くはないけど、やぱし、役者を出し過ぎの感が否めず、
話はまとまってても人物像がイマイチ弱い気が。
特に、申し訳ないが、狂言回し的役割の筈のケヴィン・クラインがとても邪魔( ̄ー ̄;
彼はいなくても十分伝わったと思うなあ。
それにしてもヴァージニア・マドセンのキレイさにはいつも度肝を抜かれる。
ただね。
人生っていうのはそんなにまとまったものじゃなくてさ、
もっとこう、雑多でズブズブで煩わしくって余計なものもごちゃごちゃしてるもんでさ。
その方が本物なんじゃないの?と、監督はそう言って旅立ったのかもね。