…5日後。

まずは胃の内視鏡を朝一ですることに。何から何まで生まれて初めて。
あまりの緊張に母が付き添ってくれました(つД`)ノ アラフォーなのにすみませんねぇあせる

担当の先生が上手でオエッとなったのはカメラが通る時2回ほど。

「胃はきれいだよ~」と先生。
胃がんじゃなくてよかったよ。少なくともまだ食べれるから。

「他の検査は入院してもらうけど、今日はどう?」と先生。
え?もう入院?でも早く治療始めたいし、家にいても仕方ないし。


入院手続きを済ませて、家族とランチに出かけました。
その時すでに肝臓がどんどん大きくなっているのが自分でも分かるぐらいで、
胃が圧迫されててあまり食べられなくなっていましたが、家族と楽しい時間を過ごしました。


翌日から大腸内視鏡、MRI、レントゲンなどありとあらゆる検査を1週間ぐらいかけてしました。


検査の結果、直腸にがんがありました。病状説明の時に知りましたが、4cmぐらいあったそうです。よく腸閉塞にならなかったな… だから逆に発見が遅れたのもあるけど。


検査が終わり、数日後、家族(彼も日本語分からないけど)と一緒に先生から現在の状況を聞きました。

「直腸からの肝臓、肺転移」 …え?肺にもあったの?てかそっちの方がショックなのはなぜ?
両肺に1cmぐらいの転移があるのですが、先生は「そんな気にしなくて大丈夫だよ」と後日私にフォローしてくれました(^^;; ショックだったのが顔に出てたみたい叫び

脳には今のところ転移はないそうです。
血流にのって転移する場合は、直腸→肝臓→肺→脳っていう流れが多いようです。


いわゆるステージとか余命とか先生は口にしませんでしたが、これってよくあることなのかな?
余命っていっても人それぞれだし、ステージとか言われても家族がショック受けるからかなあ…

「聞きたいことは何でも聞いてくださいね」と先生は言うけど、意外と何を聞いたらいいのかすぐには出てこないものなんですね。
CTや内視鏡の画像をみて家族も頭真っ白状態だったようです。


とりあえず、がんになったら必ず聞くであろうという質問をいくつかしました。
①他の転移を見つけるためにPET-CTが必要か
②セカンドオピニオン
③先進医療(保険適応のない高度な治療)


PETについては既に原発部位が分かっているし、他に小さな転移を見つけたところで治療自体には影響がないのでする必要はないのではとのこと。しかもここに設備がなく近隣の病院で予約をとらないといけないので、すぐできないそうです。今年導入予定とのこと…(ー ー;)

あとセカンドオピニオンについては、近くに大学病院があるのでそこと県外の病院(この時点では具体的には決めていませんでしたが)にお願いしようかと思っていましたが、先生曰く「受けたいなら全然構わないけど、この状況ではオペもできないし、選択肢は少ないので結果は同じになると思うよ」と…しょぼん

しかも県外の有名病院ならセカンドオピニオン受けるのに数ヶ月かかることもザラだそうです!!

肝臓の状態があんなだから、そんな待てないよガーン

で、最後の先進医療については重粒子線とか陽子線治療とかの放射線関係を考えていたけど、小さな腫瘍が数個程度なら効果が期待できるけど、私の肝臓の場合ほとんど腫瘍に埋め尽くされてるから肝臓なくなっちゃうよって言われましたしょぼん

とにかく直腸よりも肝臓が深刻な状況で一刻も早く治療を始めた方がいいとのことで、ここの病院でお世話になることに決めました。