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一二三、目標は新人王=投手一本、横手で挑戦―プロ野球・阪神

時事通信 1月29日(土)5時46分配信

 斎藤佑樹(日本ハム)、大石達也(西武)ら大卒の即戦力新人が注目を集める今季のプロ野球。そんな中、昨夏の甲子園準優勝右腕で、阪神にドラフト2位で入団した一二三慎太投手(神奈川・東海大相模高)が同期に負けじと腕を磨いている。「目標は新人王。先のことは考えずに全力で努力すれば、結果は付いてくる」と1年目からの活躍を狙っている。
 年明けの5日に感染症でダウンし、新人合同自主トレーニングは3日遅れの合流となったが、焦りはない。「長距離を走って体力をつけ、足の力もつけたい。九回まで投げ切る体力が欲しいから」と下半身強化に努める。
 184センチ、86キロのがっしりした体から繰り出す最速150キロの直球が武器。昨春にフォームを崩し、5月に上手投げから横手投げに変えて、制球力と球速が増した。上手に戻す選択肢もあったが、「自分の意思としてはサイド。上からよりも速い球が投げられるから」。抜群の打撃センスも併せ持つが、投手一本で挑戦することに迷いはない。
 入寮時には、母校の門馬敬治監督から贈られた数珠を持ち込んだ。不振脱出のきっかけとなった縁起物で、試合中は常に身に着けている。「後先は考えず、目の前のことに全力で挑みたい」。首脳陣はじっくり育てる方針で、キャンプは2軍スタートとなったが、18歳は一日も早く1軍のマウンドを踏むつもりだ。