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切込隊長、なぜ無断訂正されたのですか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。日曜日にUPした「切込隊長、残念です。でも、ありがとう」に記しましたとおり、切込隊長による日本振興銀行に関する根拠のない風評に関しましては誠意ある対応がない限り粛々と対処する方針ですが、本日改めて確認いたしましたところ、嘘八百に彩られた「日本振興銀行の中間決算について」の部分が書き換えられ、しかも、切込隊長こと山本一郎氏の対談相手が「落合伸治氏」ではなく、「関係者」という名の訳の分からない主体に訂正されております。

 ネット界の神様「切込隊長」として多数の信者たちから崇拝されている方なのに、これはちょっと反則技なのではないでしょうか。すでに「Richstyles !」さんが抜粋して公示しているように、山本一郎様は落合伸治氏と対談した記録として対外的に公表されたわけであり、私も初回バージョンのプリントアウトを大切に保管しております。
 客観的に見て、日本振興銀行に関する山本一郎様の書き込みは、すでに「ネット上の痴話喧嘩」の域を越えております。私は「日本振興銀行の株主の代理人」として株主価値を護らなければならず、「リアルビジネスにおける戦い」を遂行しなければならない立場にあります。したがいまして、「ネット上の痴話喧嘩」よろしく、ささいな噂を耳にして、さも真実であろうかのように装い、「ヤバイと思ったら、訂正・削除してしのげばいい」という山本一郎様の立場とは大きく異なります。
 少なくとも「株主の代理人」たる私の場合、日本振興銀行に関する情報発信におきましては、第三者に対して証明できる事実の上に構築される主張でなければならず、しかも、後日訴えられることがあろうとも整斉と説明できるものでなければなりません。日本振興銀行の現状に関するご説明については、株主に対する説明をご紹介することによって、近日中に皆さまにもご報告したいと思います。
 例えば、山本一郎様は、初回バージョンにおいて、私が在日韓国人であるとか、広島出身であるとか、根拠のない嘘をネットで広めておきながら、「ヤバイ」と思ったら、過ちに対して謝罪することもなく、さっさと削除して知らぬ顔を決め込むなど、「2ちゃんねる」時代の癖が抜け切っていないようです。「2ちゃんねる」であればともかく、ブログにおいてそういうことは出来れば控えていただきたい、というのが、ブログが市民権を得るべきだと考えている、私からの切なるお願いです。
 そのほか、私に関して記述されていることにつきましては、反論するのも馬鹿馬鹿しいでっち上げばかりで、「便所の落書き」の域を超えておりません。政府やマスコミに対する一般論としての批判ではなく、「個人の人権を侵す」というかなり危険な暴力を振るっていらっしゃるのに、風説を真に受け、事実確認や証拠取得という基本を忘れておられるのは如何なものだろうかという感じがしております。陰謀史観で物事を語ると見誤ることが多いものです。2年前に根拠もなく「外資の手先」というレッテルを私に貼ったマスコミの方々を思い出させていただいておるところであります。
 特にブラックジャーナリズムが良く使う「匿名の関係者との対談」という形で、自分の憶測を相手に言わせて、あたかも事実のように装うという手法を、ブログという(今のところ)健全にみえる世界で広めていくのは問題が多いように思われます。「根拠を聞かれたところで、情報源の秘匿というもっともらしい理由で答えなくていいから大丈夫だ」という正当とは言い難いディフェンス技(無論、巷の週刊誌や夕刊紙にも溢れておりますが・・・)で、「報道という形態」を擬せられるのは少し控えめにした方がよろしいのではないでしょうか。
 もっとも、これが私個人に対する誹謗中傷や罵詈雑言の類にとどまるのであれば、これまでどおり「有名税」として懐深くスルーするという対応もあり得ました。しかし山本一郎氏は、その域を超えて、日本振興銀行の中間決算に関して落合伸治氏との対談を公表され、その内容は全くの事実無根のものでありました。それなりに金融知識や会計知識がある人間であれば、「嘘」と分かるような内容ですが、素人にはアジテーション的な結論しか記憶に残らないウマイ書き振りとなっております。確か、山本一郎様は「金融のプロフェッショナル」と自称していらっしゃるはずですが、確信犯でネット的な「釣り」をやられたのでしょうか。
 例えば、わが国の会計制度上中間決算においては正式な監査証明が出ないということは常識です。また、独立した監査法人が実施しなければならない外部監査を、内部監査を担当する者ができないこともこれまた常識です。さらに言えば、如何に調子が悪くとも、正常先や要注意先の貸出全額が不良債権化するわけはないのであって、あまりの稚拙な見方に金融の専門家であれば吹き出しかねない対談内容でもあります。
 ちなみに、日本振興銀行の自己資本比率は9月末時点において20%程度と、わが国の銀行の中でも高い自己資本比率を誇っております。収益性には現在課題を抱えておりますが、来年4月以降は業務純益ベースで月間黒字を期待できると考えておりますし、健全性には何ら問題ありません。監査法人の公認会計士の方々にも十分に見ていただいておりますし、さらなる増資も中期計画の中にあります。
 しかし、切込隊長のブログ読者の中にはそんな戯言であっても、「なるほど」と思ってしまわれる方も少なからずいたようで、笑い話として放置できるものでもないようです。
 山本一郎様と落合伸治氏による対談内容は、刑法第233条「虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の信用を毀損し、又はその業務を妨害した者は、3年以下の懲役・・・に処する」における信用毀損罪に相当し、特に落合伸治氏がそのような言説をネットで情報を流布する立場の山本一郎様にしたのであれば、嘘八百を説いて回っている落合氏の罪は免れえません。だからこそ私は、「切込隊長、残念です。でも、ありがとう」と書かせていただいたのです。
 ところが、山本一郎様の対談相手である「落合伸治氏」が何の理由も記されることなく、いつの間にか「関係者」とぼやかされて書き換えられております。それは、大変困るのです。山本一郎様がわざわざぼやかされた理由として考えられるのは、以下の2つしかありません。

(1) 本当は落合伸治氏なのだが、落合氏から「このままだと虚偽の風説の流布で日本振興銀行から訴えられる」と泣きつかれてとりあえずぼやかした。

(2) 元々でっち上げなのだが、「落合伸治氏に否定されたら、日本振興銀行からオレが訴えられてヤバイことになる」と思ってとりあえずぼやかした。

 さて、一体全体どちらなのでしょうか。他のことはともかくとして、この点に関してだけは、是非、山本一郎様にはっきりさせていただきたいと思います。私個人に対する誹謗中傷や罵詈雑言に関してはさておき、日本振興銀行の株主価値を護るために、「株主の代理人」として、私は粛々と為すべきことを断行せざるを得ないからです。
 これは「ネット上の痴話喧嘩」ではありません。「リアルビジネスにおける戦い」なのです。社長として自らビジネスを展開していらっしゃる山本一郎様であれば、その違いは痛切に分かっていらっしゃるはずです。(1)の場合、日本振興銀行としては、落合伸治氏に対して訴えを起こしていくこととなりましょう(山本一郎様は当該ブログを削除)。また、(2)の場合には、謝罪し即刻削除していただかない限り、山本一郎様個人に対して、本件の責任を問うことになってしまうと思われます。
 これはエンターティンメントではありません。是非とも本件だけは、嘘偽りのないご回答をお待ち申し上げております。単に、(1)なのか、(2)なのか、をお答えしていただければ良いだけなのですから・・・。
 個人的には、そのときに切込隊長の深い愛情が分かるのではないかと予感しております。
 何卒、よろしく、伏してお願い申し上げます。


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