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OKI、収益改善待ったなし-半導体部門をロームに売却

 OKIは採算が悪化していた半導体部門を切り離し、ようやく収益改善へ向けて動きだした。同部門を10月1日付で分社し子会社「OKIセミコンダクタ」を設立したうえで、同子会社株式の95%を約855億円でロームに売却する。同部門はここ数年、海外メーカーへの生産委託や国内拠点の再編で立て直しを図ってきたが、大きな効果は出ていない。半導体部門の売却により、もう一つの課題である通信システム事業の構造改革に焦点が絞られる。
 新会社は宮城県大衡村、宮崎県清武町、東京都八王子市、タイに生産拠点を持ち資本金200億円、従業員数約6000人の予定。事業規模は08年3月期に売上高1415億円だった。
 OKIの半導体部門は日本テキサス・インスツルメンツからの買収で拡大した液晶ドライバーLSI事業の価格下落が激しく、低収益が続いていた。
(掲載日 2008年05月29日)