<桶川女子大生殺人>捜査怠慢との因果関係認めず 東京高裁 | OVERNIGHT SUCCESS

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埼玉県桶川市で99年、女子大生の猪野(いの)詩織さん
(当時21歳)が刺殺された事件を巡り、
「県警の捜査放置が事件発生の原因」
と主張する両親が国家賠償法に基づき、
県警を管理・運営する県に約1億1000万円の賠償を
求めた訴訟の控訴審判決が26日、東京高裁であった。

秋山寿延裁判長は、怠慢捜査の一部を認定して
550万円を支払うよう命じた1審さいたま地裁判決
(03年2月)を支持し、最大の争点だった殺害に対する
県警の責任は認めなかった。

判決は、詩織さん宅周辺に中傷ビラが
まかれたことについて
「署員が警告していれば加害は断念された
可能性が高かったのに適切な捜査を怠った。
告訴をなかったことにするため改ざんも行い、
犯罪防止への期待や信頼を裏切った」
と違法性を認定。

一方で、殺人事件発生の責任は
「(詩織さんの)身体への危険が迫っていたことを
知り得たとは言えない」
と否定した。

事件は99年、猪野さんが元交際相手の
小松和人元容疑者(名誉棄損容疑で指名手配中の00年に自殺、当時27歳)
らから中傷ビラをまかれるなどストーカー行為をされた末に
同年10月26日、JR桶川駅前で小松元容疑者の
兄武史被告(38)=殺人罪などで1審・無期懲役、控訴中=ら
4人に刺殺された。

詩織さんは上尾署に名誉棄損容疑で告訴状を出して危険を訴えたが、
署員3人が告訴調書を改ざんして捜査を放置した。
3人は懲戒免職となり、虚偽公文書作成罪などで有罪が確定。
00年5月のストーカー規制法成立の契機となった。
【坂本高志、斎藤広子】
(毎日新聞) - 1月26日19時35分更新



ストーカーが悪。

そして
警察も悪。
裁判官も悪。

・・・悲しい。


もし、
オレの兄(某高裁判事)がこんな判決をしたら、間違えなく絶縁する。