50kW太陽光発電所架台における単管パイプの寿命 | 太陽光発電ムラ仲間募集中!地球にも自分の懐にも優しい生き方を追求する新エネルギーマニア太陽王子の奮闘記

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50kW太陽光発電所の架台に単管パイプを
使う事例が増えてきています。

あの雑なパイプが20年も持つのかと不安になるタモ
少なくない事でしょう。


結論から言ってしまえば溶融亜鉛メッキがされた
単管パイプが20年以内に腐食で折れるようなことは
まず考えづらいです。


溶融亜鉛メッキは通称、ドブメッキや
ドブ漬けメッキと言われるものです。

鋼材の表面に亜鉛の合金層を形成することで、
鋼材より先に空気に触れる亜鉛の層が鋼材の代わりに
錆びて白みがかった亜鉛酸化物となります。

この錆びた層は酸化皮膜と呼ばれ
ここに空気が触れてもこれ以上錆びることはできません。

例えば鉄も酸化して錆びれば
その部位はそれ以上錆びることはできませんが、
鉄はサビると隙間が多くなるため、
内部までどんどん錆びてしまいます。


長々と書きましたが要は溶融亜鉛メッキの
単管パイプならそれなりに安心だということです。

しかし、都市部や重工業地帯、海岸など
酸化が促進されやすい地域では数年おきに
追加で防食処理(塗装など)を
行う必要が出てくるケースもあります。


また、単管パイプが錆びなくても、
単管パイプ同士をつなぐクランプと呼ばれる
金属部品が錆びてしまえば意味はありませんよね。

このクランプも同じ亜鉛溶融めっきのものが
使われるかを必ずチェックして下さい。

見積もりでは亜鉛溶融めっきになっていたのに
施工業者さんが在庫の合った電気めっきのクランプを
使用していた事例もありました。


メッキの種類が違うということは、
異種金属が触れるということになります。

異種金属が触れると電気の流れが生じるので
酸化、つまり錆の発生を促進することに
なってしまいますのでご注意下さい。


写真は山梨県で20年近く使われているという
単管パイプで組まれた架台です。

変色している部分は多少ありましたが、
剛性に問題がありそうな部分はありませんでした。