最近耳にしたことのあるホットな岩場に行けばローカルがいて、なにかしら情報が手に入るはずだ。
という思惑でここに来た。
がしかし思惑当たりすぎて、たまたまローカルの生岩コンペに参戦。

九州各地のボルダラーが集った。
見たことあるようなひと、聞いたことあるような名前。


岩にバッタ-hinokage2

その中にK氏がいた。
僕が九州に来た真の狙いはモンキーハング。
K氏が24年前に初登した九州のクラシック中のクラシックだ。
さっそくK氏にその旨を伝えた。


コンペは当然良かった。
これが九州。四国とはやや違う。
スタッフの進行も手慣れたものでうまくまとめていた。
もっと素人っぽい、草っぽいほうが僕は好きだが。


コンペ終了後、初対面にもかかわらずK氏が明日の岩場行きを誘ってくれた。

K氏の軽トラの後に続きアルト号を走らせ、夜な夜な阿蘇は一の峯の麓に着いた。


もうすぐ中秋の名月。
ヘッドランプいらずの月明かりの下、ウクレレが奏でるメロディーが澄んだ夜の空気にとけていった。