面河大明神

テーマ:

先日偵察した岩。

標高が低い場所なので、もう少しすると虫や植物の繁茂でかなり不快になると思い、早速ソロでトライすることにした。

アプローチは、前回の反省を生かせず、気づけば同じ道を辿っていた。

歩き始めから1時間ほど掛かり、9時40分取付き着。

再度全体を見たが、前回目星をつけた一番弱点らしいラインに取り付くことにした。


10時登攀開始。

下部は苔や土の付着が多かったが、掘り起こすと、なかなかちゃんとしたクラックが出てきて、プロテクションも取れた。土堀用に持参したハンマー(のピック)が役に立った。

どなたか分からないが先人の登ったラインもほぼ同じようで、ところどころに古びたリングボルトとRCCボルトが見られた。(今回、それらは一切使用しなかった。)

約40m行ったところの左側にあるテラスに上がると、丁度よくクラックがあったので、カムでビレイ点を作りピッチを切った。


2ピッチ目は、テラスを一旦降り、元のクラックラインに戻って小ハングが連続するクラックを直上。

このクラックが思ったより幅が広く、大きいカムを持ってこなかったため、ちょっと心細かったが、なんとか行けた。核心で5.10前半くらいか?

その後もハンド~フィストサイズが続いたが、ビレイ点で#1と#2を使ってしまっていたので、すぐに弾切れとなった。ランナウトしながら進むと、約30mでクラックは終わり、スラブになった。そしてスラブの中のテラスにたどり着いたが、ナチプロでは支点が取れなかった。

スラブを直登したかったが、上部に見える立木までは明らかにロープが足りず、スラブの途中ではピッチを切れそうにもないので、10mほど左に見えた立木に向かってスラブをトラバースすることにした。

無事に立木までトラバースし、さらにその上部の立木までロープを伸ばして、約50mでピッチを切った。

{D1CE9831-AEFB-4F55-90B6-17F4EDD6FFC8}

3ピッチ目は、断続的に立木が生えたⅢ級ほどの傾斜の緩いスラブ。

右上気味に30mほど進み、そこから岩塔トップの樹林帯に突っ込む。頂点にある立木までロープを伸ばし、約50mでピッチ終了。

{768345C4-9634-4D10-A65D-1C12EEBCCC6A}

登り返しも含め、トップアウトしたのは4時過ぎだった。

下降は、岩塔の裏から歩いて下れる。傾斜のきつい箇所には、前回来た時にFIXロープを張っておいたので、15分ほどで取り付きに戻れた。

 

下部から中間部までは、思いの外ちゃんとしたクラックルートだった。

今回は、2ピッチ目の途中で立木のある方へエスケープする形になってしまったが、スラブを直上できれば、もっといいルートになる。

そのためには、スラブの中のテラスにビレイ点を作るのが理想的だが、ボルトを打つ必要があるので、それはもう少し考えたい。

他にもいくつかラインは引けそうだが、いずれも易しくはなさそうだ。

AD

Next P

テーマ:

最近はトポに向けてボルダーばかりしているが、新しいものへ気持ちはロングルートでも同じこと。

昨日は、以前から気になっていた岩を偵察した。

壁の基部までのアプローチも苦労したが、そこから岩塔のトップまで回り込むのはもっと苦労した。

ようやくトップに出て、2方向へラペルし偵察したが、60mロープでは、上部しか見ることができなかった。

 

上部50mは不動沢のような美しいスラブ。ここは愛媛です。

 

家に帰ってから遠景写真を眺めて、自分のいた位置を確認すると、やはり半分も降りていなかったことだ分かった。壁の大きさは、一番長いところで120mくらいか。

 

ルートは、大まかに2本見えた。

一本は下部にブランクあり、かなりヤバめ。でも上部には、びっくりするようなフィンガークラックが続いている。

もう一本は、下部の緩傾斜から中間部の前傾したハンドクラックを越え、上部は50mのスラブ。それほど難しくはなさそうだが、上部のスラブでは強烈なランナウトが予想される。

 

そして、ここにも先人の足跡を見つけた。

おそらく30年から40年は経っているだろう真っ黒に変色したリングボルト。

妙にカッコいい。先人達のフロンティアスピリッツがビシビシ伝わってくる。

誰がいつ登ったのだろうか?

この写真だけでは、分かるはずないかもしれないが、心当たりのある方がいれば情報をいただきたい。

AD