デートの約束 | バツ2プラス1の恋愛論

デートの約束

そして22年ぶりに逢えた、憧れの君はとても美しかったのだった。

で、終わったんだっけ。

それから彼女との続き。

彼女に最初、メールを出したんだよな。

簡単に言うとメッセをしようよ~。って感じだったんだけど

彼女からのメールは、メッセであったら宜しくね~~♪

最初はこんなものでした。

それからというもの、メッセを立ち上げて彼女がメッセに上がっていると

速攻声をかけて、話してました。

手始めは、友達の話とか世間話。

それからは、昔の彼女への思いがフツフツと湧き上がり

彼女においらはそのときの思い出とか、色々話し始めた。

Hちゃんのことを、おいらずっと見ていたんだよ~~♪って・・・

彼女は当然見られていることは知らずにいたよな・・・。

Hちゃんはテニス部で、はつらつとテニスをしていたっけ。

大人だったな~~。綺麗だったな~~。

今のHちゃんも、とても素敵だよ~~♪って・・・

Hちゃんは、何でその時に言ってくれなかったの?だって・・・

ぉぃぉぃ 言えるわけね~べさ・・・・

おいらはとってもシャイな中学生。

相手は、学年のマドンナだぞ。

おいらは、この機会を逃したら彼女と一生友達のままで終わるのが

嫌だった。



そこで、一大決心さ。


よし!どうなるかわからないけど、あたって砕けろだ!




「ねえ、おいらと付き合ってくれない?」



彼女にしてみれば、「はぁ~~?」ってなもんだっただろ。



おいらは、中学時代にぜんぜん知られていなかった同級生。


同窓会で初めて知られたようなもんだ。




でも、それからというもの、彼女はああでもないこうでもないと


いろいろ質問をぶつけてきた。


それを、おいらはことごとく大丈夫!だとか人生一回きりだからとか

おいらと付き合ったら、絶対に後悔させないとか・・・

散々、すったもんだ話をしたんだけど、彼女も少しづつおいらに

興味を抱いてくれたようだ。

だって、バツ2で結婚三回もしてて、またこの人は こういうことを

するのかなって。。。

でも、おいらの自信に満ちた、彼女への愛。

そして、旦那とのことがうまくいっていなかったというのも

ラッキーだったのかもしれない。

おいらは、とどめを指すべく・・・

「おためしで、付き合ってみない?」

「絶対に、後悔はさせないからさ・・・」

彼女はこれだけの自信はどこから出てくるのだろう?

と、思ったらしい。半分興味範囲で、ちょっと見てやるかぐらいの

気持ちだったのかもしれない。


でも、おいらはそれで良かったのだ・・・・・

だって、彼女への思いは22年間暖めておいた

大切な大切な思い出だったから・・・

その思いをぶつけるだけでよかったから・・・

自分の気持ちを素直に、本当に素直な気持ちを

そのまま相手に、言うだけだったから・・・








そして・・・・・








念願のデートの約束を、取り付けたのだった・・・・・。