熱い想いでワインを造るワイナリー・ヴィンヤードの語り部。北海道のワイン・ワイナリー大好きおじさん「ばたやん」こと田畑茂人です。
多くのブログや投稿のなかから「ばたやんブログ」をお読みいただいて、ありがとうございます。
このブログでもそうなのですが、北海道で造られたワインを総称するとき、
北海道産ワイン
とか
道産ワイン
と表記しています。新聞などのメディアでも同様だと思います。
本州のワインの銘醸地、長野県では「長野ワイン」と言ってます。分かりやすいですよね。
じゃ、北海道でも
北海道ワイン
と名乗ればいいのですが、小樽の「おたるワイン」のブランドでお馴染みのワイナリーの社名が
「北海道ワイン株式会社」
なので、北海道で造られたワインは混同しないように
「北海道産ワイン」
とか
「道産ワイン」
というのです。
ここで、私・ばたやんから大胆な提案です。
北海道で造られたワインを総称する場合、こう呼びませんか?
蝦夷ワイン
どうでしょう。
先日、このブログでも紹介した「地理的表示制度」。
こんな内容でした。
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『政府は農産品やワインを始めとする酒類に、生産される地域の名称を独占的に付ける「地理的表示制度」を進めています。
北海道産ぶどう100%で、一定の基準の品質をクリアしたワインだけが、ワインの名称に「北海道」と名乗る事ができ、ブランド作りの第1歩を踏み出す事になる、と思います。』
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政府がワインに関して「北海道」の表記を保護する事を認めたのです。北海道のぶどう使って北海道で醸造したワインというカテゴリーが、注目されるのは間違いありません。
ラベルの表記は、認められた「北海道」となるでしょうが、ワインバーで話すとき、本州の方に北海道のワインを紹介するとき、
北海道 産 ワイン
と、まどろっこしく言うのではなく、
蝦夷ワイン
一発で理解できる言葉だと思うんです。
実は、この「蝦夷ワイン」のアイデアは、昨日のセミナーの懇親会でワイワイ話しながら、ある方から頂いたものなのです。
これだ! と思いました。
北海道のワインの発信するブログを書いていることを知って下さっていたから、ワイワイの会話から出て来たわけです。
これからも、
蝦夷ワイン
の発信を楽しく続けます。
「蝦夷ワイン」って言ってね!
よろしくお願いします。
今から、このブログでも
「蝦夷ワイン」
で統一だぁ!