熱い想いでワインを造るワイナリー・ヴィンヤードの応援団長。余市・仁木・小樽のワイナリーガイドの「ばたやん」こと田畑茂人です。

多くのブログや投稿のなかから「ばたやんブログ」をお読みいただいて、ありがとうございます。


ワインバー・ルーに行ったのですが、北海道産ワインは飲んだ事があるものだけ。年末のこの時期、ワイナリーからのニュースリリースは少ないですからね。

と言う事で、今回のご紹介ワインはフランスのシャブリです。

ウィリアム・フェーブル 2014年

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辛口白ワインの代名詞のシャブリ。
ブドウは、もちろんシャルドネです。

このシャブリはネゴシアンもの。複数のぶどう畑のシャルドネを買い付けて原料としています。

ウィリアム・フェーブルは、ドメーヌも所有していて、自社畑のシャルドネだけで造ったワインもありますが、ネゴシアンのワインに比べると価格が高い。

ドメーヌワインは樽熟成しているのにくらべ、ネゴシアンワインはタンク熟成だそうです。

フランスワインの目利きでもあるワインバー・ルーの吉島さんは、価格と味のバランスから言ってネゴシアンワインを選択しているとの事です。

なるほど。勉強になります。

味わいは、スッキリ・ハッキリした酸があります。シャブリらしい。ミネラルを感じるのも、教科書通りですが、シャブリですね。

その中にも、シャルドネの果実感がタップリで飲みごたえあり! と言う印象でした。

北海道のワインも、特に白ワインは辛口が主流になっています。

別に比べる訳ではありません。

北海道は北海道のワイン。北海道のテロワール。勝ち負けじゃありませんよ。