フィリピンのゴミ捨て場で暮らす人々を描いた四ノ宮浩監督・三部作の(とりあえずの)完結編、ドキュメンタリー映画『BASURA バスーラ』のオフィシャルブログです。最新のニュースやカントク日記、映画スタッフ「チーム BASURA」の奮闘振りなどをつづっていきます。

1995年の第一作『忘れられた子供たち スカベンジャー』に登場する人物のその後を追い、変わらない貧困やその中でもたくましく生きる人々の姿を描き出すことで、世界の貧困はどうすればなくなるのか!を問いかける『BASURA バスーラ』は高校生以下無料!、全国の学校で100カ所上映!を目標に現在活動中です。作品紹介や上映スケジュール、予告編などなど、詳しくはこちらからどうぞ → http://basura-movie.com






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2012年06月03日(日)

さあ、ベルリンに行くぞ!!

テーマ:カントク

ようやく、昨日、映画「Wasurenai3.11」の福島編95分の荒編集が出来上がったぞ!

疲れた~!()

今日からは東北編の一時間程度の荒編集を作らなければいけないけど、ようやく、傑作の予感がしてきたので、英語版も作り、僕は今年11月に行われる来年2月開催のベルリン映画祭出品のための日本での審査に出そうと思います。(このベルリンか、カンヌなど大きな映画祭に出品しないと世界で見られないのです)

その前に、日本でのロードショー公開も考えなければならない。

最近の僕は、体調もまあまあ回復してきましたが、総トータルの仕事時間がまだ5時間程度と少ないのかもなと感じていますが、バランス良い食事(野菜を大量に食べること)などして、なんとか規則正しい生活を心がけ、1日トータル1時間程度の歩く運動もしながら、今は積極的に前向きに生きていこうと考えています。

 それにしても、最近の僕は思うのですが、この日本に生きることは刺激的になりましたね。今、再度の地震、津波、福島原発第4号機の倒壊における放射能拡散、及び、富士山の爆発による火山灰の心配や、雹が降ったり、雷雨になったりの自然現象などにより、本当に20年前の日本と違い、僕は毎日、みなさんと同じように、懸命に一日一日を生きております。(まるでフィリピンで生活しているみたいに感じているのです)

荒編集が終わって感じることは、福島の人々も、今日を一生懸命に生きて、自分たちの家族を守り、自分たちの故郷も守り、生きているのです。

 僕も原発爆発後は一時軽い気持ちで外国に家族で移住しようかとも考えていましたが、今大切な日本人としての姿勢は、今あることにこの日本でも逃げずに向き合っていくことであると感じ直してきました。

あと、プロデューサーの佐久間さんにもDVDを届けなければいけない。

今日はこんなとこです。

僕は「強い気持ちで今ある環境の中で懸命に前を向いて生きていくことが幸せを感じることかもしれない」と最近思うようになったのです!!

みなさん、期待してください。

もうちょっと頑張ります。

今日はそんなとこです。

 

201262日映画「Wasurenai3.11」監督 四ノ宮浩

2012年05月12日(土)

僕は追い込まれました~!!(笑)

テーマ:カントク

僕は先日、ようやく現在完成に向けた映画の編集のOKカット出しを終えたところですが、なんと10時間近くありました―(涙、うーん)。しかし、ここ一か月の間に毎日毎日が、編集の山場を迎えていますが、なんとか、3時間ぐらいまで持ってきたいと思っていますので、自分の心と体をできるだけ、純粋な蒸留水みたくしてがんばろうと思っています。

 最後のあらしのような大仕事の前に、僕は一昨日の夜から急に思い立ち、「日本のため、日本の人々のための映画を創るんであれば、一度仕切りなおそうかと思い、ふと思い立ち、空白を作るために、三重県の伊勢神宮に家族と参拝してきました~。

僕の最近の思いとしては「自分というものを無くさないと、ほとんど無に近い状況にしないと、神様の仕事はできないな~」と感じていましたので、伊勢神宮に行って自分の心に向かい合おうと思い、行ってきたのです!!

現在の僕は酒を一滴も飲まない方が調子がいいですが、まだ、タバコが完全にはやめられません。伊勢神宮に行っている期間の28時間は禁煙をしていましたが、まだ吸いたくなってきて吸っちゃいました(笑)。これでは、自分の快感のためにタバコを吸っている僕では、神様のお手伝いの仕事ができないと思っていますので、また禁煙というより、断煙しますので、みなさんに誓います!!(笑)

先日亡くなったアップル社のスティーブ・ジョブズの本に書いていました。朝、鏡を見ながら、以下のことを思ったそうです。

「明日死ぬのだとしたら、今日なにをするのか。そのことを考えるのを、自分の行動指針にしていた」そうです。

僕にも、いや、日本国民にも今後、天変地異がいつ起こるかもわからない日本の状況だし、死を意識して、いつもいなければいけない日本国民の状況になっていると感じています。(天変地異とは、地震、津波、噴火、巨大台風など)

ある意味、この死を意識することこそ、明日死ぬかもと思うことこそ、僕にとって最善の生きる指針かもしれないと思ってきているのです。

 僕は自分の体を大事にしながら、自分の心の中にある良心という神様に向かい合い、そして僕は一本の映画を必ずや、完成させます!!戦後の洗脳され続けている日本の若者たちが、早く、自分の時間を持ち、(一日に一時間でも持つといいみたいです)、自分の心の奥底にある良心を見つめ、その良心の思うままに行動していく日本人の若者を多く増やしていくことが今回の映画のテーマかもしれません。この日本では若者であるがゆえにいつ死ぬかなどという気持ちになる人々は少ないかもしれませんが、死をいつも、身近に意識して行動するといいのかなぁと最近、僕は病気になって思っているのです。

 僕も、原因不明の体調の悪さになり、いつまで生きれるかまだわかりませんが、生きている限りは、自分の心の中にある良心にいつも問い合わせて世のため、人のために生きていこうと決意する人々の映画を完成させます。

 

1、僕はまず、完全禁煙を実施します。

2、10時間のOKカットを3時間まで編集し直します。

3、出会ったすべての人々のことを思いながら生きていきます。最後の瞬間まで。

2012年5月12日映画「Wasurenai3.11」監督 四ノ宮浩

 

PS.人間は追い込まれるからこそ、自分の心と体が変われる気がしているのです。

2012年04月25日(水)

僕の人生で乗り越えなければいけない数々の出来事と編集に苦悩する日々

テーマ:カントク

無我夢中で映画『Wasurenai3.11』の編集を始めて、どのくらいたつだろうか。いままでの映画編集の状況と今の状況の違いは、ずばり僕の体調に関することである。

今年の1月に僕は体調不良で都内のある大学病院に入院したが、なんとか体調を元通りにすべく、食餌療法、歩く運動、薬、規則正しい生活をして、以前の状況に戻すよう努力しています。ここまでやってきても、なにもできない日々が続き、なんとかもう少し集中的にもっと映画編集に没頭しようと思うが、クソーッ、体が言うことを聞かないことがあるので、悔しい~()

来月でいよいよ僕は54歳になるが(初老なのかな?)もう体調が以前の3040代の状況に戻ってほしいと願うばかりである。なにかの本に腹7分目であれば、若返ると書いてあり、そのように食事を取ったりし、2ヶ月と1週間タバコもやめていたが、どうしても編集で行き詰って、また1日、5本程度吸っちゃっています(あー、僕はなんて弱い人間なんだろう)

でも、これからも、僕はできるだけ規則正しい生活に毎日、歩く運動もし、野菜を中心としたバランスのいい食事をしながら、早く体力を3040代の頃に戻したいと思っているが、できるのかわかりません。

僕は今回の映画では、日本(にほん)という国のための仕事をすることが一番大事なことだと考えてきています。2011.3.11は戦後最大の事件なのです。3.11の前のぼくの理想は、自分自身のことをできるだけ思わず、自分以外人々のために生きることが最善の生き方だと思っていましたが、今は、日本という国を守るために仕事をしましょうと、映画の中で感じてほしい気持ちも芽生えてきました。

今はこの日本という国に生きる将来の子どもたちのためになることで日本の大人たちが努力をしていく時期に入ったのかもしれないと感じています。我欲のある人生など、これからはあまり、意味をなさないという気がしています。

 

ぼくは3.11からなにか自分の中で変わった気がどうしてもしています。人間が生きていく上で誰もが経験していくことが僕にも自分の病気となり、老いて、性さえも超えて、生まれてきた状態と同じように、何も持たずに死んでいくのかなあと思ったりもしています。

でも、日々、前向きに今できることを懸命に続けて生きていきますので、皆様も是非、日々を輝かせてくださいませ。

 

今日の最後はどこかでもらった絵葉書に書いてあった言葉を記します。

 

 貪らず 腹を立てず

  愚痴言わず

 自分以外の人の悪口言わず 思わず

  いつも明るい笑顔で過ごす

 

2012年4月23日 映画「Waserenai3.11」監督 四ノ宮浩

 

PS.僕は傑作を絶対に完成させます!!

 

 

2012年04月08日(日)

2012年4月6日に思うこと

テーマ:カントク
映画のタイトルは「(仮)Wasurenai 3.11」がいいのかと思っていましたが、みなさんどうお感じになりますか。
本当に僕を始め、人間は何でも忘れてしまうものですね。たった1年前に起きた3.11の大地震と津波の被害、亡くなられた方々のことさえ、普通の日常では忘れているのです。どうしたら、忘れないでいれるんでしょうか。
もし、自分の愛する人が亡くなっているんだったら、3.11の命日の日だけは、きっと思い浮かべるのかなあと思います。

それにしても、今年の春は、朝起きると体がかなり、重く感じます。2月10日から本格的な編集を再開しましたが、編集が納得するまでは、もう2ヵ月が経過したというのに、あと、1ヵ月はかかる気がします。どうしたら、「Wasurenai 3.11」になるのかをぼくは、街を歩きながら、「死」ということも含めて考えてみます。
最近、以前に比べ、涙もろくなった気がします。僕も、宮沢賢治みたく自分のことを感情に入れずに生きていこうと思います。今度、陸前高田に行く途中に、また、宮沢賢治の資料館に行ってみたく思いました。最後に、雨ニモ負ケズの詩の口語訳を記します。


2012年4月6日 映画「(仮)Wasurenai」監督 四ノ宮浩


最近の僕は「人間が生きる」ということは、自分以外の人のために生きることだと感じているので、やはり、以下の宮沢賢治の雨ニモ負ケズを思い出してしまうので、以下に記します。


雨ニモ負ケズ     宮沢賢治

雨にも負けず 風にも負けず
雪にも 夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体を持ち
欲はなく 決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に 玄米4合と味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずによく見聞きし、分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の小さな茅葺き小屋にいて
東に病気の子どもあれば 行って 看病してやり
西に疲れた母あれば 行って その稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行って 怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や 訴訟があれば つまらないからやめろと言い
日照りの時は涙を流し
寒さの夏は おろおろ歩き
みんなにデクノボーと呼ばれ
ほめられもせず 苦にもされず
そういうものにわたしはなりたい




2012年03月02日(金)

僕は今、集中しています!

テーマ:カントク

ぼくはいま製作中の映画『()再生』の編集作業を体の調子が良くなった2月11日から再開できましたが、まだ、編集作業中です。あんなにがんばってきているのに、まだ終わらない! そういえば、途中に、インフルエンザで4日間ほど、寝込んでしまったのも、終わらない原因かもしれません。が、確実に、傑作に向け、一歩一歩、歩んでいることは確かですので、みなさまご安心ください。

 

あまりにも集中しすぎたので、時間経過がなんか最近わからなくなってきました。3月11日の震災後1年を控え、その時期には、また、撮影を行わなければと思ってしまうぼくってなんなんだろう。きっとなにか必要なものが撮れることを、無意識で感じているのかもしれません。いずれにしろ、ぼくは観た人に生きる力があり、死ぬまで東北地方の震災および、原発被害を忘れることなく関わってしまうぐらいの映画を完成させることは皆さんにお誓いします。

プロデューサーの佐久間さん始め、今回の映画に関わっていただいている皆様には、少しばかりの時間をいただけたらと願っております。

 

実は、ぼくは最近、自信がわいてきました。不思議なことに自信が出てきたのです。ぼくは病気になり、初めて生きていることが、素晴らしいと感じました。以前にくらべ、編集のペースは若干遅くなりましたが、確実に一歩一歩進んでおりますので、映画を待っている皆さん、どうか、期待してぜひお待ちください。

強い映画ではないと、人に観られません。ぼくをもう少し粘らせてください。

 

4月5月なにかが変わる気がするのです。社会のシステムが変わるのか、お金が必要じゃなくなるのか、それはなにかなのかはわかりません。ぼくはなにかが変わるその日まで、この映画作りに没頭して、自分の良心に背かずに、この映画に没頭します。

 

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