フィリピンのゴミ捨て場で暮らす人々を描いた四ノ宮浩監督・三部作の(とりあえずの)完結編、ドキュメンタリー映画『BASURA バスーラ』のオフィシャルブログです。最新のニュースやカントク日記、映画スタッフ「チーム BASURA」の奮闘振りなどをつづっていきます。

1995年の第一作『忘れられた子供たち スカベンジャー』に登場する人物のその後を追い、変わらない貧困やその中でもたくましく生きる人々の姿を描き出すことで、世界の貧困はどうすればなくなるのか!を問いかける『BASURA バスーラ』は高校生以下無料!、全国の学校で100カ所上映!を目標に現在活動中です。作品紹介や上映スケジュール、予告編などなど、詳しくはこちらからどうぞ → http://basura-movie.com






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2012年01月31日(火)

まけるな 日本!まけるな 四ノ宮!

テーマ:カントク
皆さん、ご心配おかけしましたが、先週、都内のある大学病院を退院(下山)してきました。病気は4年前に一度入院したのと同じ糖尿病でしたが、お蔭様で、退院時(下山時)にはインシュリンという注射も打つことなく、毎日の飲み薬でOKというところまで血糖値が回復しましたが、退院時(下山時)に病院の先生から注文がつきました。
「左の頚動脈がまずいのでタバコはやめてください」また「全体の自律神経の反応が鈍いので気をつけてください」
僕は今、家の周りを適度に散歩して体調を整えているところですが、なんでこんなに下山すると食べ物や酒や洋服や物など誘惑されるものが多すぎるんだろう。僕はまたどこかに登山しに行きたくなってしまった。人間は何かがあればほしくなるのが当たり前なのです。
だから僕は今回の震災の被災地で、すべて何もかもなくした方々に一番興味があるのです。

それにしても、昨年の秋から次から次にと、ひとつの問題が終われば、待ってました~!とばかりに次の問題が出てきたりして、う~ん、生きるとは面白いですね~。(でも必ず問題や課題は複数いっぺんには来ないですね~)
本当、日々生きている間何かを学ばされていました~。それもすごく大事なことをたくさん学だされていたので神様たちに感謝しているのです。
きっと今回の映画の内容に反映されますので皆さん、少々お待ちくださいませ。

そして僕は今、ようやくちょっと元気になってきましたので、どうしてもやらなければいけないことを思い出しました。それは311後の被災地をもう一度丹念に回ってこなければいけないということです。震災ですべてを失った人間は何を思って、どう考えて、どんな行動しているのか。(立ち止まることも行動のひとつですからね~)

僕は入院後、3日間、ほとんど寝たきりで、意識も朦朧としていながらも僕の心はひとりで、被災地で出会った人々のところに寄り添って観ていたと思います。

僕は・・・自分などどうなってもいいけど・・・自分の家族を大事にしながら・・・この日本や世界が、少しでも住みよい、明るい、平和な世界を作り上げるために生まれてきたのですから、僕は自分の仕事である映画製作を、倒れて命が途切れるまでは前向きに歩いていくのです。(よく言った!)

今は映画の編集も助手の進士くんなどに任せていますがもう少ししたらやりますので少しだけ待ってください。プロジューサーの佐久間さんや音楽制作の鈴木さん始め、周りの方々にご迷惑をかけましたが、ここで誓います。
僕は永遠に残る映画を創りますので少々待ちくださいませ。(微笑)
2012年1月31日
映画「仮 再生」監督四ノ宮浩
2012年01月15日(日)

読者の皆様へのご報告

テーマ:NEWS
読者の皆様

はじめまして。助監督として今回の映画製作に携わっている塩谷と申します。今後ともよろしくお願いします。
実は急遽ご報告することがありまして、監督の代わりにお知らせしている次第です。

昨年末から編集が本格的に始まり、連日夜遅くまで集中力を保ちながらの作業を行っています。
それがたたったのか、最近は監督の体調がすぐれず、病院で検査した結果、入院が必要だと診断されました。

決して深刻な症状ではありませんが、血糖とヘモグロビンが注意を要する値です。

今後も続く編集・撮影などを考慮し、今のうちに体調を万全に戻しておこうと考え、監督は入院することに決めました。
期間は1週間程度です。

静養し、気力体力ともに充実した状態で、再び映画製作に没頭したいと考えています。

ご協力や応援をしていただいている方々にはご心配とご迷惑をおかけしますが、元気になった監督の活動は退院後に再開されますので、何卒、よろしくお願いいたします。
2011年12月22日(木)

『今日、クリスマスを前に想ったこと2』

テーマ:カントク

人間が悩み苦しむのも改善と成長の生みの苦しみだということです。

僕は2ヶ月近く苦しんでよかった~()・・・本当によかった~。僕は何か生まれ変わった気分なんです(微笑)

 

僕の今の心境は「生きているだけでありがたいなぁ~」そして「生きているからには自分にできることをしていこう~」です。

これが最後の映画になるかもしれないけど、自分の自我をできるだけ無くして、家族、親族、知り合い、出会った方々との生活を大事にして、天にいらっしゃる方々の助けや、今、地球上にいらっしゃる方々の助けも御貸しいただき、僕は必ず傑作を創りますよ。(微笑)

 

皆さん応援よろしくお願いいたしま~す。

気持ちだけでもいいのですよ。目に見えないものでもぜったいに届くのです。

 

また、今日は、久しぶりに、我が心の故郷スモーキーマウンテンの事を想っていました。ゴミ捨て場の子供たちは、毎日毎日、クリスマスイブの日もクリスマスの日も、ゴミ捨て場にいて、ごみを拾って売って、その日食べる米とおかずを一品買い、そのあと、笑いながら掘っ立て小屋の家に戻り、ご飯を作り、夜になると、家族みんな揃って飯を食べて寝るんです。

実はゴミ捨て場に住む小学6年以上の子供たちは、将来の仕事がないとわかる年齢になると学校など当然やめてしまうのです。そして5人兄弟がいると必ず1人や2人は病気や事故などで天に戻っているのです。宇宙のどこかにある元にあった巨大な魂の元に帰ってしまうのです。(どんなひともここから来ているのでみんなはひとつだと何かの本にも書いていました)

 

でもゴミ捨て場の子供たちはみんな、今この瞬間も、いつも前向きに生きているのです。誰もが貧しいので親が喧嘩してどこかに逃げちゃったり、母親が飯を食えないのですでに人間ではなくなり、まだ生理もない10歳の我が子に売春させていたり、ほんとうに世界はめちゃくちゃです。僕はくやしくてくやしくて、皆さんと同じように涙がこぼれます。

 

だからこそ今、世界中がめちゃめちゃだからこそ、僕たち日本人が力をあわせて、世界中の大変な子供たちだけでも助けないといけないと感じました。せめて毎日飯だけは食えて絶対におとなまでは生き続けられる環境をあげたいのです。僕はマザーテレサがいったように無関心は最大の罪だと思います。

 

なぜ日本政府が世界中にお金を配るのか。もうお金が紙切れの時代はまもなく来るというのに・・・なぜ日本政府が、今仕事のない方々をすべて雇い、日本中で米や野菜を作らせないのか、僕は不思議なんです。

 

僕はクリスマスの期間の今、世界中の大変な子供たちに気持ちだけでも与えて与えて与えつくします。

またフィリピンで殺された映画の主人公エモンの意思をついで、イルミナダとナテイに何かを贈りたいのです。きっと近い将来に。たぶん4月に。

 

僕は最近、食事の量を以前の70%程度にしょうと思っているのです。なぜって若返りたいからです。ねずみの実験の話を皆さん、知っていますか。腹八分目ではなく、七文目がいいみたいです。お酒も一日2杯で酔ってしまい、随分経済的になりましたし、タバコも止めたいのですがまだやめません。

 

今は来年3月までは映画完成に集中します。

この映画のファーストカットが決まりました。

黒地に白抜きで、この映画を佐久間さんのお母さんに捧げます。

 

皆さん応援よろしくお願いします。

 

僕はこの映画で今の日本人が心の奥にしまっている良心を描ききります。

 

僕たち日本人はほんとうにすばらしいひとびとなんです。

僕たち日本人はほんとうにひとのためにつくすひとびとなんです。

僕たち日本人はほんとうに自分を勘定にいれずに自我がすくないひとびとなんです。

僕たち日本人はどんなひとにも与えて与えて与えつくすひとびとなんです。

2011年12月20日

映画「仮インプレッション(再生)」監督四ノ宮浩

2011年12月22日(木)

『今日、クリスマスを前に想ったこと1』

テーマ:カントク
僕は今、「笑顔で、明るく、前向きに、何事にも執着せず、悩まず、全てに感謝して生きることが大切なこと」と自分に言い聞かせているのです。今、僕はこの年(53)にして思うとは、生死に関わる大変な苦労をしてもすぐ忘れる性格だったことが恥ずかしいです()

 

僕は今、「生と死」の原点から映画を考えています。

生きるということはどんなひとにも生()老病死が訪れるのです。

そしてひとは、ターニングポイントであるときが訪れたときに、逃げるのか、立ち止まるのか、苦しいのか楽しいのか、どんなことを思い、どんなことを語り、どんな行動をとっていくのか・・・。

今、僕は映画の主人公のこころを追っているのです。

 

僕が思う今の結論は、自分のこころ、それも生まれてからずっと変わらない良心という心といつも対面して、その心を覆う自我というダメな心をできるだけなくしていくことが生きる目的のような気がしてきたのです。

できるだけ自分の良心に素直に生きればいいのです。

自分の良心以外の誰からの助言もいらないのです。のちのち決断を後悔しないためにも。

 

現在製作中の映画「仮インプレッション(再生)」は完成に向けての準備は整いつつあります。あとは昨日から再開した編集を淡々とこなし、年末から新年、ひょっとすると来年の311までの期間、追加撮影と編集の繰り返しをおこない、傑作の完成まで持っていけたらと願っています。(飯舘村が銀世界になった雪と太陽、陸前高田の荒れ狂う冬の海と太陽も撮らなければいけないし、まだまだ努力をします)

 

そして世界は来年から激変を迎えようとしています。

欧米を中心とする世界経済ではすでにクレジット信用の崩壊が起きたために、世界を動かす欧米の人々はその流れを食い止めるために、戦争経済の刺激を画策しているというのです。

巷では来年2月ごろ、イスラエルとイランの戦争が始まり、石油価格が今の2倍に跳ね上がり・・・・・などなれば、世界中でインフレがおき、日本などは国債の金利が5%にあがり1000兆円の借金の金利だけで50兆円と今の歳入額36兆円を越えてしまうから、世界中でまず日本を破産させて、欧米諸国は一息つこうとする動きがあるみたいだと何かの記事で読みました。

 

でも世界中これからどうなっても僕は生きかたを変えるつもりはありません。

僕の良心は思っています。「まず生きていることに感謝して、与えて与えて与えつくせ」って。僕はキリストや親鸞のように生きて行きたいんです。震災で亡くなられた方や被災されて生きている方々をすべての方々の全てを自分の背中に背負ってかかえて生きて行きたいのです。

僕は最近2ヶ月間、立ち止まったからこそでてきた結論でした。

以前にどういう映画にするのかを編集を手伝ってくれている塩谷君と話して出てきた結論は、「この映画を観た方々には東北の震災でなくなられた方々や被害にあわれても前向きに生きている方々を意識することなく全て背負って生きて行ってしまう映画」を創ろうということです。

そんな映画を必ず創ることが僕たちの仕事なんです。

2011年12月20日

映画「インプレッション(再生)監督四ノ宮浩

 

2011年11月25日(金)

立ち直りのきっかけを掴んだと思うこの頃です

テーマ:カントク
もう監督放浪日記を長期に渡り、更新できずに、皆さんにはご心配おかけしましたが、もう大丈夫です。映画「仮 四ノ宮浩が見た震災と原発」(光というタイトルもいいように感じてきました)ですが、まあ、ここ1ヶ月半ほど個人的に大変な状況でしたが、ようやくやる気満々になってきました。というのも・・・これはまだ秘密ですが、ある事件がおきたために自分の心がぐじゃぐじゃになりましたが、ようやくここ10年で最大の気づきがあり、立ち直りました~!(微笑み)皆さん、ご安心くださ~い。ここ10年で最大の気づきですよ~。(地震ではなく自信があります)

それは自分の心に関する問題でした。実は自分の生まれ持った心は愛に溢れ、生まれてから何も変わらずにあり続けていたのですが(良心と呼びましょう)、その良心の周りを、生まれてからどんどん囲むように自我という自分の事を最優先したり、自分の幸せしか考えない心が覆っていたことを発見したのでした。だから毎日毎日、いつもその自我という心で考え、行動していたために、何かの大きな問題があると、相当、死ぬほど苦しくなってしまうのでした。(僕は福島で自殺した方を撮影しておりましたが、今ようやくその気持ちがわかりました)

だからどうせ人間は寿命があるのだから(僕はあと20年はあるだろう)、その間だけは生まれたまんまの心で過ごそうと思ったら、どこかにその大きな問題がばれたか~と言い残して行ってしまったんです。(笑)

最近はいい文章を見るとノートを取るようにしています。
僕のこれからの生きかたを考えたり、映画の内容を考えたりする上でとても大切だと最近思ってきたからです。

以下自分のノートの34ページ目を記します。

自分の心を配って生きれば人生が変わる。
人生とは、思いやりの心、他への情け心、感謝の心を思い出す旅である。
これを忘れていると、自分自身に思い出させるように環境が流れる法則がある。
他人から思いやりを受けて、自分が思い出すのか?
他人から突き落とされて、逆に思い出すのか?(最近の僕です)
自分が感謝する心を失くして、周りが離れた結果、自分に足りない物事を思い出すのか?(これも最近の僕です)・・・といろいろのパターンがあります。

日ごろから自分の気持ちを配るこころを忘れなければ、嫌な経験をしなくても済みますし、たとえ嫌な目にあったとしても、助けてくれる人が現れるものです。(現れそうです)
自分の心がけひとつで人生は変わるのです。
未来は白紙です。
今の連続が、未来を形成するのです。今の心境を大切にしましょう。
それが自分の未来を創造(想像)するからです。

自分が人生を歩いてきた道を振り返れば一本の道になっています。
その途中には、たくさんの選択肢がありました。そのときの自分の心境が選んでいるのです。
これから先にも、多くの選択肢が控えています。
だから、今の心境が重要なのです。
未来を選択させる因縁となるからです。

未来に選択肢などなく、今まで歩いてきたのと同様に、一本の道がすでにある、なんて考えてはいけません。(たぶんこの気持ちだと人間は自殺するでしょう)
今の心境しだいで、未来は簡単に曲がっていくのです。
だから、生きている間は、自分ができる最善の努力が絶えず、必要なのです。(酒に頼るのはもうやめます!)

今の心境に感謝の気持ちが持てれば(プロジューサーの佐久間さん、京都の梅木さん、中山君、柚木さん、工藤さん、渡辺さん、ノーラさん他多くの方々に感謝します)、今までの過去は、それで良くなります。
大成功だったといえます。つまり、今の心境が、過去の是非を決め、これからの未来を決めるのです。今の心境が非常に大切です。

今の心境には、「生かしていただいてありがとうございます」の気持ちが最善です。この気持ちを持ちながら、目の前の物事(僕は映画を完成させること)に打ち当たっていきましょう。

パッション(情熱)が大切なのです。

この気持ちが持てないのは、まだ自分が無知だからです。
周りからの恩恵に自分がまだ気づいていないからです。(本当にラッキーな人生だと思います。だって好きなことができるから)
無知は罪を生みます。(最近の僕は感謝が足りなかった。怒っているのではなく、笑ってスルーが良かった)
自分自身が他人を誤解しますし、他人には誤解を与えてしまいます。(まさに今の僕です)

現状に感謝することができれば、すべてがもったいなく思えてきて、もっと頑張ることができます。そしてさらに向上するのです。(伊勢白山道著「生かしていただいてありがとうございます」より)

僕は一ヵ月半、回り道してしまいましたが、今とてもよかったと思っています。今の気持ちはバッハの曲を使わせてもらい、自分の集大成の映画を創ることです。
それではまた~。
2011年11月24日
映画「仮四ノ宮浩が見た震災と原発(光)」監督四ノ宮浩

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