全36クラブの「呼称」から企業名を外して開幕へ、地域色の打ち出しが狙い=Bリーグ |  PDCA バスケ馬鹿

全36クラブの「呼称」から企業名を外して開幕へ、地域色の打ち出しが狙い=Bリーグ

Yahooニュースより


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160406-00000100-spnavi-spo


 2016年9月に開幕する男子バスケットボールのBリーグは6日、都内で理事会を開催。B1(=1部、18チーム)、B2(=2部、18チーム)各クラブのチーム名・呼称・略称を決定した。

 チーム名は旧トヨタ自動車アルバルク東京が「アルバルク東京」、アイシンシーホース三河が「シーホース三河」、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋が「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」に改められ、チーム名から企業名が消えた。

 一方で日立サンロッカーズ東京は「日立サンロッカーズ東京・渋谷」に、東芝ブレイブサンダース神奈川が「東芝川崎ブレイブサンダース」に、豊田通商ファイティングイーグルス名古屋が「豊通ファイティングイーグルス名古屋」に改められるが、企業名を残した。B1・B2のうちリンク栃木ブレックスも含む計4クラブがチーム名に企業名を残すこととなった。

 また、現・浜松・東三河フェニックスは「三遠ネオフェニックス」に、大分・愛媛ヒートデビルズは「愛媛オレンジバイキングス」に、レノヴァ鹿児島は「鹿児島レブナイズ」へと大きくチーム名を変更することとなった。

「呼称」はBリーグの公式WEBサイト、印刷物で使用されるもので、「地域名+愛称」もしくは「愛称+地域名」の組み合わせとなる。大河正明チェアマンは「(リーグ側が)正式に発表するときは呼称で呼ぶ。企業名が外れるということには若干の抵抗もあり、チーム名という別の概念を作って、自分たちが名乗るときは名乗っていいということを認めている」と述べ、「新しくB1、B2に入るクラブが企業名を入れて新規参入することは認めない」と今後の方向性を示している。

 略称は報道などで用いられるもので「A東京」「三河」「名古屋D」「SR渋谷」「川崎」など原則としてホームタウン、地域名が採用されている。

 大河チェアマンは併せて「Jリーグも1995年には14チーム中、7チーム名に企業名が入っていた(※現在はゼロ)。トヨタ、三菱、アイシンがチーム名からも(企業名を)外すということで、地域に根差すという意味でかなりの前進」と企業スポーツからの脱却に自信を見せている。

≪B1、B2の全チーム名・呼称・略称≫
※左から「チーム名」「呼称」「略称」の順
【B1】
[東地区]
レバンガ北海道、レバンガ北海道、北海道
仙台89ERS、仙台89ERS、仙台
秋田ノーザンハピネッツ、秋田ノーザンハピネッツ、秋田
リンク栃木ブレックス、栃木ブレックス、栃木
千葉ジェッツ、千葉ジェッツ、千葉
アルバルク東京、アルバルク東京、A東京
[中地区]
日立サンロッカーズ東京・渋谷、サンロッカーズ渋谷、SR渋谷
東芝川崎ブレイブサンダース、川崎ブレイブサンダース、川崎
横浜ビー・コルセアーズ、横浜ビーコル、横浜
新潟アルビレックス バスケットボール、新潟アルビレックスBB、新潟
富山グラウジーズ、富山グラウジーズ、富山
三遠ネオフェニックス、三遠ネオフェニックス、三遠
[西地区]
シーホース三河、シーホース三河、三河
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、名古屋D
滋賀レイクスターズ、滋賀レイクスターズ、滋賀
京都ハンナリーズ、京都ハンナリーズ、京都
大阪エヴェッサ、大阪エヴェッサ、大阪
琉球ゴールデンキングス、琉球ゴールデンキングス、琉球

【B2】
[東地区]
青森ワッツ、青森ワッツ、青森
岩手ビッグブルズ、岩手ビッグブルズ、岩手
パスラボ山形ワイヴァンズ、山形ワイヴァンズ、山形
福島ファイヤーボンズ、福島ファイヤーボンズ、福島
サイバーダイン茨城ロボッツ、茨城ロボッツ、茨城
群馬クレインサンダーズ、群馬クレインサンダーズ、群馬
[中地区]
東京エクセレンス、東京エクセレンス、東京EX
アースフレンズ東京Z、アースフレンズ東京Z、東京Z
信州ブレイブウォリアーズ、信州ブレイブウォリアーズ、信州
豊通ファイティングイーグルス名古屋、Fイーグルス名古屋、FE名古屋
西宮ストークス、西宮ストークス、西宮
バンビシャス奈良、バンビシャス奈良、奈良
[西地区]
広島ドラゴンフライズ、広島ドラゴンフライズ、広島
島根スサノオマジック、島根スサノオマジック、島根
香川ファイブアローズ、香川ファイブアローズ、香川
愛媛オレンジバイキングス、愛媛オレンジバイキングス、愛媛
熊本ヴォルターズ、熊本ヴォルターズ、熊本
鹿児島レブナイズ、鹿児島レブナイズ、鹿児島