2011年01月23日

ブルーを乗り越えるにはどうすればいいか?の考察(パソコン読者用)

テーマ:メンタル

※2009年・9月24日の記事を再編集


 僕は頻繁に、このブログの読者から悩み相談を受けます。なぜ僕みたいな奴に相談するのかわからないのですが、月に何通かはメールが届くなど、今ではちょっとしたライフワークになっているのです。


 彼ら彼女らの悩みごとは、多岐に渡ります。


 ですが、すべてに共通している原因があり、そのことはほかならぬ、僕自身の悩みごとでもあります。「悩みの元凶ロングセラー」といった感じで、僕もいまだに、それを完全には払拭できていないのです。


 それは、「メンタル面の弱さ」です。


 好きな人に告白する勇気がない、仲間に裏切られて立ち直れない、社会に踏み出す勇気がない、上司に怒られて死にたくなったなど、僕が経験してきたことばかりです。その分だけ感情移入しやすく、人の相談に乗っているうちに、自分で自分の相談に乗っているような錯覚に陥るほどなのです。


 ですが僕は、自分の弱さに打ち勝ってきました。正確には「乗り越えてきた」で、気持ちを切り替えたことで、何とかクリアできたのです。


 僕は人の3倍、弱い人間です。何をするにも弱く、生きるうえで常に足枷となってきたのですが、それでも乗り越えてきました。


 したがって、僕のような奴でも乗り越えてきたので、あなたにも必ずできますよ、というのが悩み相談に対する、僕の答えなのです。毎回そのことを説明し、僭越ながら、読者の方にも納得いただけている、と考えています。


 とはいえ悩みごとは、人に助言されたぐらいでは解決しないでしょう。納得はしたものの、時間がたてば再び、もとの悩みが顔を出すはずです。


 悩みごとというのは、脳内にへばりつきます。そのへばりを取っても取っても、メンタルの弱い人ほど、再びへばりつかれます。これはみなさまもご経験があるはずで、僕もそのくり返しなんですね。


 人間、そんな簡単には変わりません。どんなにすばらしい小説や映画に感化されても、ひと晩寝たら、同じ弱さが顔を出します。気持ちがリセットされてしまい、昨晩の熱さなど、どこ吹く風なのです。


 では、悩まない人間になるにはどうすればいいか?


 これは僕にもわかりませんし、正解などないでしょう。


 ですが、先ほども申し上げたとおり、乗り越えることは可能です。解決しないまでもちょっとした気持ちの切り替え方があり、僕はこれを何度も実践して、次第に強い人間になっていったのです。


 人間には元来、「免疫」という、弱さに対する抗体が存在しています。何度も経験して免疫をつけ、強い抗体を体内に植えつけていきます。その抗体が「ブルー」を乗り越える思考の変化につながり、明日への活力を生むのです。


 そこで今回は、「ブルーを乗り越えるにはどうすればいいか?」の考察です。


 今回は、僕が実践する、「ブルーを乗り越えるための気持ちの切り替え方」をご紹介します。「行動編」と「考え方編」とに分けて、ご説明させていただきます。


 とはいえ、僕は31歳の若造です。まだまだ人生経験も少なく、人に講釈を垂れるほど偉くありません。僕の方法がみなさまに通用するかどうかわかりませんが、僕は本当に、人の3倍は弱いです。そんな僕が強くなってきたのですから、たくさんの方が使用できる、と信じています。


 まずは、「行動編」です。


 以下にご紹介する8個のステップを踏み、ブルーを乗り越えてください。


ステップ①知り合いに話を聞いてもらう
 当たり前のことなのですが、これができない人が、意外と多いのです。「人に相談するのはかっこ悪い」と見栄を張って、ひとりで抱え込んでしまうんですね。


 悩みごとというのは、自分ひとりでは、絶対に解決しません。乗り越えられそうで乗り越えられず、結果として成功することはあるものの、それはたまたまです。結果オーライなだけで、毎回ひとりで抱え込む癖をつけてしまうと、精神がどんどん病んでいくのです。


 僕は先輩後輩に関係なく、誰にでも相談します。親はもちろんのこと、彼女、友達、美容院の美容師さん、行きつけの食堂の店員さん……。たくさんの人に相談して、たくさんの考え方を知るのです。


 弱さを見せることは、恥ずかしいことではありません。変なプライドは捨てて、気軽にどんどん相談しましょう。


 人に相談するときのポイントは、「すべてをさらけだす」ということです。


 恥ずかしい部分を隠し、情報を曲げて伝える人がいますが、ダメです。解決には至らないので必ず、すべてを正直に言うようにしてください。隠していたことをカミングアウトしたという事実ひとつとっても、気持ちがスッキリするのですから。


ステップ②メッセージ性の強い曲を、歌詞を噛みしめながら聴く
 自分をさらけだして人に相談したあとは、音楽を聴きます。


 音楽の歌詞というのは、その多くが人の弱さを表現したものです。メッセージ性の強い歌詞に触れて、自分を奮起させましょう。


 僕は音楽というのは、宗教と同じである、と考えています。


 「あんなスーパースターでも、自分と同じ悩みごとを抱えているんだ」


 こんなふうに共感できるからこそ、その教祖について行きたくなるのです。


 役者やタレントよりも、ミュージシャンに熱狂的なファンが多いのは、このように布教されたからでしょう。メッセージが心にダイレクトに届くので、「この人について行きたい!」となるんですね。


 ちなみに僕の教祖は、ミスチルであり長渕剛であり、中島みゆきです。


 なかでも、中島みゆき。


 これほど人の弱さをうまく表現できる教祖を、僕は知りません。酸いも甘いも知っている人でしょうから、口から出る言葉は迫真を持って迫ってくるのです。


ステップ③ワンランク上のデザートをたくさん食べる
 いわゆる、やけ食い。落ち込んだときにやけ食いする人は多く、それが高価なものであればあるほど、効果は高いでしょう。


 なかでもオススメなのは、コンビニのデザートです。


 手軽に買えますし、いつもより100円多めに出すだけで、露骨なまでに味が変わります。高級感を体に通し、その非日常さが活力を生んでくれるのです。


 「やけ~」というのは、質と量の両方で圧倒しなければなりません。僕はお酒は飲めないので、いつもコンビニデザートをたくさん食べるのですが、かなり癒されます。太らないよう代わりに食事を抜けば、ウエイトオーバーにもなりません。


 僕がよくやるのは、ハーゲンダッツ4つ食いです。


 4つ食べても、たかだか1000円です。セレブ汁が体中にあふれ、「俺は今、生きてるな!」と、妙な感慨に浸ることができるのです。


ステップ④人気の少ない、夜の街にくり出す
 過去記事でもご紹介しましたが、夜の静寂は、気持ちを落ち着かせます。自分を客観的に見るには最適で、疲労にともなってあふれ出すアドレナリンが気持ちをしゃきっとさせ、次第に元気になるのです。


 夜の街には田んぼ、公園、神社など、闇を含有した癒しスポットがたくさんあります。それらを順に回り、マイナスになった気持ちをプラスで支配していってください。


 プラス思考が51%以上になると、自分がより元気になるよう、楽観的な考えが脳内にあふれ出してきます。どんどんプラスで埋めていき、前向きな答えを持って家路に着きましょう。


 メッセージ性の強い音楽を聴きながらであればなお、効果は高いです。


 静寂で落ち着きを取り戻していることから歌詞を噛みしめやすく、心の芯にストレートに届きます。同時にプラスがどんどんあふれて、70%、80%ぐらいなら、すぐに埋まるでしょう。


 時間がたってプラスが減るようなら、100%になるまで歩き続けてください。最低でも51%をキープした状態で家路に着ければ、目覚めたあとの気持ちが違うはずです。


ステップ⑤ひとりで立ち飲み屋に行って、オッサンやオバハンに話を聞いてもらう
 お酒というのは、憂さを晴らしてくれます。ですがそれは一時のものであり、素面に戻るやいなや悲しくなるというのは、よくある話でしょう。


 そして、「いいお酒」というのは、周囲があってこそです。「誰と飲むか」で味が如実に違い、社の同僚と飲んでも、得られるものは少ないでしょう。


 場は楽しいものの、利害関係が含まれているからです。助言がフェイクである可能性もあり、なにより、深みがありません。「しょせんは他人ごと」というのが本音で、ダイレクトには届かないのです。


 そこで、立ち飲み屋にひとりで行ってください。


 立ち飲み屋には、利害関係のない、濃い奴がうじゃうじゃしています。人間味のある人が多く、その濃さは、弱さとは真逆のものです。体中が「俺は細かいことは気にしないよ!」と語っているかのようで、自分の悩みがちっぽけなものに思えてくるのです。


 話しかければ、輪に入れてくれます。一面識もない人にも優しく接してくれますし、アドバイスも豪快なんですよ。「死んだらいいねん、そんな奴!」などと当たり前のように言ってくるので、これが妙に癒されるんですね。


 僕はその昔、上司に理不尽なことで説教されて落ち込み、ふらりと立ち飲み屋に入ったことがあります。オッサンの輪に入れてもらって相談したところ、そのうちのひとりが「兄ちゃん、心配せんでもそんな奴はもうすぐ、がんになるから!もうすぐ死ぬ奴のことで悩んでても意味ないで!ハハハハハ!」と豪快に笑い飛ばしたのです。


 オッサンやオバハンは、伊達に歳食ってませんよ。年輪は理屈を越え、接すると、自分の心に元気玉が集まってくるような気がするのです。


ステップ⑥風俗で濃厚なプレーをする
 これは男性のみですが、オススメです。


 ごちゃごちゃ言わずに、風俗に行ったらいいんですよ。終電に間に合わない、行くと電車賃がなくなる、といった細かいことは気にせず、仕事を終えたその足で向かうのです。


 またそのプレーは、普段より濃いものにしてください。オプションをつけ倒すのはもちろんのこと、すべての憂さを晴らすべく、あらゆるエロスに興じるのです。


 僕の後輩なんて先日、上司にしばかれたあとに、ムチでしばかれに行ってましたからね。「お前、まだしばかれんの?」と僕は訊いたぐらいで、翌日は普通に元気を取り戻していたのです。


 極限のエロスは理屈を越えます。学生時代を思い出してみてください、先生に怒られても、友達に裏ビデオを貸してもらっていたらテンション上がったでしょ?


 「あの感じ」は、大人になった今でも健在です。憂さをエロスに変え、対象にぶつけてなくしましょう。


 行為終わりの虚無感も、すべてを発散できたときには、プラスに変わっています。スッキリ感が虚無感を凌駕し、それが活力に変化するのです。


ステップ⑦寝ちまう
 ①~⑥を終えたら、寝てください。単に寝るのではなく、「寝ちまう」のです。


 寝ると寝ちまうは全然違います。寝ちまうはややこしいことから逃げるためのもので、①~⑥をがんばったご褒美として、最後に逃げるのです。


 がんばる人ほど悩みやすいです。誠実さと悩みは、表裏一体。マジメな人ほど、細かいことを気にして殻に閉じこもってしまうんですね。


 したがって、「がんばった=マジメにやりすぎた」という自分への報酬が、「逃げる=あたたかい布団」なのです。がんばりすぎないようにするために最後に逃げ、悩みの深刻さを緩和させるのです。


 もちろん、悩みが解決するわけではありません。ですが①~⑥を終えて寝ちまったら、目覚めが違います。途中で悩みに支配されることはあるものの、抗体が強くなっていることから、すぐにプラス思考51%以上を保てるのです。


 なにより、夜の街にくり出し、お酒を飲み、風俗に行ったのですから、体は疲れています。ぐっすり眠れるので、その目覚めのよさが、残りのマイナス思考49%を侵食してくれます。その結果、プラス思考がマイナス思考を大幅に上回り、前向きな気分で出社できるでしょう。


ステップ⑧墓参りをする
 先祖というのは、自分と血のつながった存在です。無形とはいえそれは、「完全なる味方」なのです。


 それを有形化したのが現家族であり、血族という存在は利害関係のない、あなたの味方です。そこで、味方を従えるために墓参りに行き、従者として心に持ち帰るのです。


 他人が与えてくれる優しさは、何かしらの偽善や打算が含まれているものです。ですが、家族を中心とする血族が与えてくれる優しさは、無償の愛にほかなりません。本能からくる慈悲なので、これに勝る味方はいないのです。


 僕は何か勝負がかかったとき、おじいちゃんの形見である腕時計を、ポケットにいつもしのばせています。最近では頻繁に墓参りに行くなど、完全なる味方に語りかけ、味方の頭数でマイナス思考をつぶします。味方の背後霊を増やし、プラス思考を60%、70%と増やしていくのです。


 これは、神頼みではありません。至極現実的な行動で、何かにすがるのではなく、協力してもらうのです。血族の力を借りて目の前の課題に取り組み、結果として、ブルーを乗り越えるのです。


 なにより墓場は、慈愛に満ちています。


 僕の先祖が眠る墓場には、腹巻きをしているお地蔵さんがいます。近所のおばあさんが手縫いの腹巻きを巻きつけており、その現場を目撃したとき、僕は涙が止まりませんでした。「お腹を壊したらかわいそうだ」という感じがたまらず、「人って、こんなにも人を思いやれるものなんだな」と考えて、人間という存在が愛おしく思えたのです。


 こんな優しい空間に入ったら、前を向かないと仕方がないですよ。味方も増えるし人間的にも優しくなれるしで、ヘタな道徳の時間よりも、墓場に行くほうがよっぽど勉強になるのです。



 全体をとおして言えるのは、「普段と同じことをしてはいけない」ということです。


 部屋に閉じこもって妄想にふけるのではなく、プラス思考になるための行動をくり返し、習慣にしてください。習慣化して成功体験を増やし、どんどん免疫をつけましょう。


 次にご紹介するのは「考え方編」です。


 ステップ①~⑧を踏み、気持ちの総仕上げとして以下にご紹介する、3つのことを噛みしめてください。


 この3つは、誰もが一度は考えたことがあるものです。


 ですが、その当たり前のことこそが真理なのです。この真理を今一度噛みしめて、ブルーを一気に乗り越えましょう。


①今この瞬間、同じ悩みを抱えている人が何万人もいる
 これは事実です。どんな悩みごとでも、同じことで悩んでいる奴が腐るほどいるのです。


 人は身近に、同じ悩みを抱えている人を見つけると安心します。薄毛で悩んでいても、周囲が全員薄毛なら、その悩みは大きくありません。自分だけだ、と思うから心細いのであり、ほかにもたくさんいるという事実を、心の底から噛みしめるのです。


 あなたがリストラされたとします。ですがリストラされた奴なんて、この国に何人います?


 あなたが今いる場所の半径100メートル以内に、マジで何人かいますよ。そしてそんな奴が、今日も笑いながらシコってるんですよ。


 恋愛の悩みもそうです。曲の多くがラブソングなのも、それだけ多くの人が同じ悩みを抱えている、ということです。だからこそ音楽文化は普遍で、恋愛の悩みは人類にとって、永遠のベストセラーなのです。


 アフリカの民族運動で牢獄に長年収容された、かのネルソン・マンデラ。


 はっきり言いますけどあいつ、牢獄でシコってましたよ。顔より、ペニスのほうが黒いですよ。あんな苦労のなかでも心にゆとりを持ち、釈放後、20代の女と結婚してすぐに、子供ができました。「刑務所を出てすぐに出した」みたく、やることはやってるんですよ、あんなすごい奴でも。パンドラの箱から希望をすくい上げて前を向き、牢獄の外に出てすぐに中に出したんですよ。


 僕はこの考え方を、「同等安心」と呼んでいます。


 身近にいなくても、同じような奴が必ずいます。そいつらが前を向いて生きているのですから、そんなことで悩むのは悩み損です。悩みが顔を出すごとにこのことを思い出し、楽観的に考える癖をつけるのです。


②幸せと不幸せは、半分半分である
 これも真理です。誇張でもなんでもなく、イヤなことがあったら必ず、良いことがあるのです。


 常套句ではなく、事実以外の何物でもありません。信じるとかではないのです、必然なので、現実的にそれを待てばいいのです。


 だって、あなたの人生を振り返ってみてください。ここ何年もイヤなことばっかりなんて、まあないでしょ?時間の経過とともに幸せが訪れ、その都度、その幸せが悩みを帳消しにしてくれたでしょ?


 僕の競馬仲間で、2年半、馬券をはずしている奴がいました。借金だらけで、「金がなくて死にたいわ……」と嘆いていたのですが、今年の初頭に120万円の馬券をゲットして、借金を帳消しにしたのです。


 かく言う、僕もそうです。


 僕は放送作家をしているのですが、必ずしも、恵まれた環境で仕事はしていません。理不尽だな、運がないな、と思うことばかりで、それでもイヤな仕事が続いた先には必ず、いい仕事が待っていました。そのくり返しで、それを知っているからこそ、「今は我慢、今は我慢」と自らに言い聞かすことができたのです。


 イヤなことがあったら、それは次に良いことが起こることへの予兆です。「やったぜ!もうすぐ良いことがあるぜ!」てなもんで、気持ちをすぱっと切り替えて、そのときが来るのを待てばいいのです。


 なにより、どん底を経験したら、その先に起こることはすべて、比較で楽に感じます。


 「この試練に耐えたら、この先は必ず楽になる!つらいのは今だけだ!」


 至極当たり前のことなのですが、これを意識するかどうかで、人生の充実度が変わってきます。如実に違ってくるので、立ち直れないときほど特に、このことを噛みしめましょう。


 明石家さんまさんがその昔、こういう言葉を吐きました。


 「生きてるだけで丸もうけやで!」


 これは、すばらしい言葉ですよ。何ごとも楽観的に考える癖をつけ、幸せの訪れを待つ、黎明期として不幸を享受する癖をつければ、過ごす時間に潤いが出るのです。



 そして、最後。これは考え方の最優先順位であり、僕が生きるうえでの最高法規でもあります。みなさまも、同じ悩みを抱えている人に思いをはせ、幸せの訪れを待ち、以下の言葉を胸にブルーと戦ってください。


③人生は一度しかない
 この言葉は、僕の座右の銘です。当たり前すぎて言うのもはばかれるのですが、今一度この言葉を噛みしめてください、人生は一度きりなのです。


 「一度しかない人生だから、どう行動するべきか?」


 この言葉を指針に、羅針盤の向きを決めるべきなのです。


 僕はこの言葉は、全人類共通の、心の最高法規だと思っています。自分に与えられた唯一の人生を、自分という唯一の存在をもって立ち向かうのです。


 落ち込んでいる人には、この言葉は強すぎるかもしれません。「やれ!」と同義なので、気がめいるでしょう。


 ですが、そこで再び、こう考えてください。


 「人生は一度しかない!」


 人生は一度しかないと考えてめいった気分を、さらに人生は一度しかないと考えて凌駕するのです。


 僕は過去のブルーをこの言葉を指針に、上記の方法を使って乗り越えてきました。人の3倍は弱い僕が、自分に何度も言い聞かせて、乗り越えてきたのです。


 悩みごとが大きければ、逃げるのも手です。僕も事実、何度も逃げてきました。今でも逃げることなどしょっちゅうで、現在でも人の2倍は弱いです。


 ただ、勝負どきに逃げてはいません。正確には、「逃げたら100%後悔する」と判断できたときには、ごちゃごちゃ言わずに前に進みました。出たとこ勝負で、いろいろあったものの、なんだかんだで、なんとかなったのです。


 人生は必ず、どこかに着地点があります。真剣に悩むのはその着地点に立ってからでよく、がんばれば不思議と、その着地点の居心地は悪くありません。「がんばれ!」というチープな言葉は、本当にがんばっていないから安っぽく聞こえるのであり、心底がんばる奴には聞こえ方が違ってくるのです。


 今回の考察のテーマは、実は、このブログの読者の方からリクエストされました。僕よりも年配のその方は、それはもう、大きな悩みを抱えておられます。


 それでも、「がんばります!」と、おっしゃってくれました。それが自分のことのようにうれしく、同時に、「俺って、こんなピュアなところがあったんだ……」と認識できて、僕も成長させられたのです。


 みなさま、社会で成功するスーパースターといえども、もとは誰もが凡人ですよ。特別な能力を持っているのではなく、ごく普通の、あなたの隣にいるような人が努力を重ねて成功したのです。


 「私は、自分に自信がないんです……」


 これも、よく聞く言葉です。


 そこで、こう考えてください。


 「イチローは野球がうまいだけだ!」


 スーパースターのイチローといえども、野球がうまいだけです。大衆の耳目を引く「野球」という分野に秀でていたからこそ偉大に思えるだけで、営業能力に長けた営業マンは、「営業の天才」です。分野が違うだけで、どんな人でも、なんらしかの天才なのです。「どちらが人間として上か」と考えるのはナンセンスで、なのに誰かと比較して、自信をなくしてしまうのです。


 「私は、しがないサラリーマンだから……」


 こう考えて卑屈になるのではなく、イチローに「じゃあ訊くけど、お前は俺みたいに毎日、取引先に一軒一軒頭を下げれんのか?」と訊いたら、絶対に無理ですよ。あんなすごい奴でもできないことがたくさんあり、要するに、「それだけのこと」なのです。見方を変えればどうってことない「それだけのこと」なのに、勝手に自分で大げさな「それほどのこと」にしてしまって、自信をなくしているのです。


 探せば誰にでも、すぐれた部分はあります。


 「一面的な部分を見て卑屈になるのではなく、自分のすぐれた部分に焦点を当てて自信を回復する」


 これを習慣にすれば、「弱音」とも五分に戦えるようになります。


 それでも、成功する人というのは、もともとメンタルの強い人が多いです。


 ですがくり返し申し上げるとおり、メンタルは鍛えれば、必ず強くなります。「立ち直るためのパターン」を身につけ、ブルーというへばりを脳から取り除くのです。解決しないまでも乗り越えることは充分可能で、その都度悩みながら、毎回、乗り越えて行けばいいのです。


 冒頭でもお話ししたとおり、今回のこの記事を読んでも、明日には同じ悩みが顔を出していることでしょう。


 そこで上記のようなことを、何度も何度もくり返してください。


 自分で自分を洗脳するほどくり返し、ある種の「自分教」として、メンタルを強くする方法論を確立します。教祖はあなた自身で、自分で自分を引っ張り上げるのです。


 冷静に考えてもこの世の中、病気以外の悩みごとは大抵、解決しますよ。クスリに頼らなくても、聖書に頼らなくても、現実という枠組みのなかでも充分、克服可能なのです。


 今回の記事は若造の戯言であり、偽善です。ですが、そんな偽善者の僕でも、最後にみなさまに、次の言葉を送ります。


 僕は、がんばっている人を全員、尊敬しています。誠実さに勝る美徳はなく、以下の言葉は僕の本意で、尊敬の念を込めて心から、次のエールを送らせてください。


 「今日も行ってらっしゃい!」




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4 ■Re:無題

>再び助けられましたさん

バスコです。

どうか前向きに。

僕もいまけっこういろいろあって大変なのですが、「時間たったらそのうちいいことあるやろ」と言い聞かせてます。それは綺麗ごとではなく、事実ですからね。断言します、あなたにもそのうちいいことありますよ。

3 ■無題

こんばんは。

5年程前に、相当辛いことがありまして、その時、バスコさんの記事を読み、久しぶりに笑うことが出来て、少しずつ、回復していきました。

そして今、再び、しんどいしんどいことがありまして。
誰にも相談出来ず、悶々としておりましたが、5年前を思い出し、バスコさんの記事を、読みふけりました。

5年前と同じく、助けられました。

バスコさんの存在に、このブログに、感謝しております。
ありがとうございます。

2 ■Re:バスコさんも若いのに苦労されたんですね~

>シンゾウ ケンイチさん
苦労しまくりでしたよ。今でも気苦労が耐えませんけど。。。

1 ■バスコさんも若いのに苦労されたんですね~

自分もすぐにブルー一色になります

人生は一度きりなので 、

バスコさんの言われるように

ちっと前を向きたいと思いました。

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