体力測定で握力計を握ったことがあるだろう。
このように強く握ると、前腕だけでなく顔・首・肩・胸・背中・腹・腰・脚、つまり全身に力が入る。
手首が柔らかく使えるかということ以前に、全身をバランスよく動かすことができない。
バットを振るどころではなくなる。
だからグリップの力を抜くことがバッティングの基本中の基本。
野球界のトッププロたちは、構えている間グリップが硬くならないように以下の3つの方法をとっている。
わかりやすいように、現在プレミア12に出場している侍JAPANの選手を例にあげてみよう。
<タイプA>バットを立てる・・・バットを最小限の握力で持とうと思ったら垂直に立てるのが一番。斜めにすればそれ以上倒れないように余計な握力が必要となる。
侍JAPAN: 中村晃、坂本勇人、中村剛也
<タイプB>バットを担ぐ・・・スイングの直前までバットを肩に乗せておけばグリップが硬くなるのを防げる。
侍JAPAN: 松田宣浩
<タイプC>バットを揺らす・・・上の2タイプより握力は必要だが、グリップが硬直するのは防げる。
侍JAPAN: 中田翔、秋山翔吾
ちなみに山田哲人は一球待つたびに3つ全てやっている面白いタイプ。
このようにみんな必死にグリップを脱力しようとしているが、それは他でもない【グリップを消す】ためなのだ。
バットの重さを感じながらもバットを握っている感覚がない。
握っている感覚がないから手でバットを操作することもない。
「く」の字を作りながら上体を回せば、バットの芯が勝手にボールを捕らえてくれる。
こんな理想的な状態になるには、グリップの脱力が大前提なのだ。
高校生くらいだと自分のグリップが硬くなっていることさえ気づかない選手が多いと思う。
だから、バットを握る前に手をブラブラ振って、その波動を肘から肩へと伝えてやるといい。
そして手や上体の力が抜けたところで、バットを手の中で遊ばせるように優しく握ってみよう。
いつも使っているバットがずっしり重く感じられるだろう。
最初はこんな状態でちゃんと打てるか心配になるかもしれないが、ボールを捕らえる瞬間必要な力は嫌でも入るから心配ない。
なぜなら、長いこと野球をやっているが、ボールがバットに当たった瞬間バットを放したバッターを見たことがないから。
このように強く握ると、前腕だけでなく顔・首・肩・胸・背中・腹・腰・脚、つまり全身に力が入る。
手首が柔らかく使えるかということ以前に、全身をバランスよく動かすことができない。
バットを振るどころではなくなる。
だからグリップの力を抜くことがバッティングの基本中の基本。
野球界のトッププロたちは、構えている間グリップが硬くならないように以下の3つの方法をとっている。
わかりやすいように、現在プレミア12に出場している侍JAPANの選手を例にあげてみよう。
<タイプA>バットを立てる・・・バットを最小限の握力で持とうと思ったら垂直に立てるのが一番。斜めにすればそれ以上倒れないように余計な握力が必要となる。
侍JAPAN: 中村晃、坂本勇人、中村剛也
<タイプB>バットを担ぐ・・・スイングの直前までバットを肩に乗せておけばグリップが硬くなるのを防げる。
侍JAPAN: 松田宣浩
<タイプC>バットを揺らす・・・上の2タイプより握力は必要だが、グリップが硬直するのは防げる。
侍JAPAN: 中田翔、秋山翔吾
ちなみに山田哲人は一球待つたびに3つ全てやっている面白いタイプ。
このようにみんな必死にグリップを脱力しようとしているが、それは他でもない【グリップを消す】ためなのだ。
バットの重さを感じながらもバットを握っている感覚がない。
握っている感覚がないから手でバットを操作することもない。
「く」の字を作りながら上体を回せば、バットの芯が勝手にボールを捕らえてくれる。
こんな理想的な状態になるには、グリップの脱力が大前提なのだ。
高校生くらいだと自分のグリップが硬くなっていることさえ気づかない選手が多いと思う。
だから、バットを握る前に手をブラブラ振って、その波動を肘から肩へと伝えてやるといい。
そして手や上体の力が抜けたところで、バットを手の中で遊ばせるように優しく握ってみよう。
いつも使っているバットがずっしり重く感じられるだろう。
最初はこんな状態でちゃんと打てるか心配になるかもしれないが、ボールを捕らえる瞬間必要な力は嫌でも入るから心配ない。
なぜなら、長いこと野球をやっているが、ボールがバットに当たった瞬間バットを放したバッターを見たことがないから。