前回は「地図ロイド」と「山旅ロガー」のインストール&設定をしました

今回はそれらアプリの使い方についてです

(注※ 以下は前回書いた設定を行っている前提でお話ししています)



最初に、アプリの使用の流れをザックリ言いますと、

 ① 登山前日、地図ロイドを使って行き先の地図を眺める
    ↓
 ② 登山当日、登山口にて山旅ロガーを起動し測定開始
    ↓
 ③ 現在地の表示は、山旅ロガーの地図ボタン
    ↓
 ④ 登山後、山旅ロガーの測定を終了


このような感じです それでは順に




① 登山前日、地図ロイドを使って行き先の地図を眺める

「地図ロイド」は地図を見るアプリでして、地図データは入ってません

というわけで最初に、目的地の地図データを入れてやる必要があります。

…と言っても簡単です

P-01D本体のWi-FiをONにしてネットに接続します

地図ロイドを起動して目的地周辺を表示させ、地形図を閲覧します。

作業はこれだけ



地形図を見ると、その見た図は本体に自動保存(キャッシュ)されます

ですから、見た時点で地図データの用意は完了 と言うわけです。

もちろん保存された地形図は、電波のない山中でも見る事ができます

(他のGPSアプリだと、PCを使って地図データを転送する必要があったりしますが、地図ロイドの場合は自分で見る行為で終わるのでお手軽)



一つだけ注意点を挙げますと、

閲覧した地形図は後で見れますが、逆に言うと見てない場所は表示できません

地図を拡大して見たかどうかも反映します。

したがって、重要なルート周辺はある程度拡大・縮小して見回ってください

(いちいち見回るのが面倒な場合は、一括読込機能を使ってみてください)




② 登山当日、登山口にて山旅ロガーを起動し測定開始

さて、これ以降は「山旅ロガー」を使います。

出発地点にて、山旅ロガーを起動して「測定開始」ボタンを押します

なお、P-01D本体は「機内モード」にしてください(電池節約)





③ 現在地の表示は、山旅ロガーの地図ボタン

現在地を表示したい時は、山旅ロガーの画面を出して、「地図を表示します」を押してください。(茶色のフォルダみたいなアイコン)

移動グラフが表示されますが、ここで一番右下の地図ボタンを押してください。(←僕の勘違い)

すると現在地とGPSの軌跡が表示されます。

山中で初めて見た時は、「おぉ~」とすごく感激しました




④ 登山後、山旅ロガーの測定を終了

登山し終えたら、「測定終了」ボタンを押してください。(よく忘れるので注意

記録データが保存されます。

押し忘れた場合など、後でデータ修正する時はこちらを参考に→http://www.chizroid.info/edit_tool

押し忘れた場合など、後でデータ修正するには公式サイトに方法が載っています。

(ちなみに自分の場合はテキストで開いて直接加工してます。方法はいつか書きたいと思います)




以上、一通りの使い方でした

登山後は、「測定結果の一覧を表示」から過去のデータを見る事ができます。

振り返るのもまた一興です



----------------------------------------------------------------
※この記事のシリーズ
 「スマホP-01Dの登山用GPS化計画」の一覧は→こちらです